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英国王室御用達2ブランドのコラボ、ジョン スメドレー×HAND & LOCKがGoldworkブローチ発売
英国老舗ニットウェアブランドのジョン スメドレー(JOHN SMEDLEY)と、英国最古の刺繍アトリエHAND & LOCKがコラボレーションし、Goldwork刺繍ブローチを中心としたホリデーセレクションを2025年12月5日(金)に発売しました。英国王室御用達の両ブランドによる限定アイテムは、日本のジョン スメドレー直営店舗で展開され、店頭ではGoldwork刺繍の実演イベントも行われます。
ジョン スメドレー×HAND & LOCKホリデーセレクションの概要
今回のホリデーセレクションは、1784年創業のニットウェアブランドのジョン スメドレーと、1767年創業の刺繍工房HAND & LOCKがタッグを組み、Goldwork刺繍を用いたアクセサリーと雑貨を日本の直営店舗限定で展開する企画です。両ブランドはいずれも英国王室御用達の証であるRoyal Warrantを授与されており、長年培われた技術と品質への信頼感がコラボレーションの背景にあります。
発売日は2025年12月5日(金)で、価格帯は5,500円から19,800円までと幅広く設定されており、ホリデーギフトから自分へのご褒美までさまざまな用途に対応しやすいラインナップとなっています。
Goldwork刺繍ブローチの特徴とJAY BIRDモチーフ
ホリデーセレクションの中心となるのは、金属製の細いワイヤーや金属糸を布の上にコットン糸で固定していくGoldwork刺繍技法を用いたブローチです。軽やかな着け心地でありながら立体感のある輝きがあり、ジョン スメドレーのファインゲージニットと組み合わせることで、日常の装いにもフォーマルなシーンにも取り入れやすいアクセントになります。

ブローチには、ジョン スメドレー英国本社のアーカイヴルームに保管されているアイコニックなオブジェ「JAY BIRD(カケス)」を着想源としたコラボレーションデザインも登場し、全国店舗で数量限定19,800円にて販売されます。鳥のモチーフは英国の自然や物語性を感じさせるアイコンとしてファッションでも人気が高く、ニットの胸元やコートのラペルに添えることで、さりげなく英国らしさを表現できる点も魅力です。
古代から続くGoldwork刺繍の歴史と現在の広がり
Goldwork刺繍は、古代エジプトやメソポタミアの時代から富や権威、格式を象徴する装飾として衣装に用いられてきたとされる技法です。中世イギリスではインドから伝わった技法をもとに独自の発展を遂げ、王室や教会の荘厳な祭服に採用されることで、儀礼や宗教儀式の場に欠かせない存在となりました。
現代では、Goldwork刺繍は軍服や王室衣装のみならず、ファッションやインテリアの分野でも活用されており、HAND & LOCKは伝統的な金銀糸に加え多様な金属糸を取り入れることで、現代のファッションシーンに合わせた表情を生み出しています。英国ブランドのニットと組み合わせて楽しめる今回のブローチは、歴史ある技術に触れながらも日常のスタイリングに取り入れやすいと言えます。
店頭で体感できるGoldwork刺繍ライヴイベント

ホリデーシーズンには、Goldwork刺繍を間近で体感できるライヴイベントも開催されます。HAND & LOCK初の日本人デザイナーで刺繍アーティストのPom Zyquita(ポム・ジキータ)さんを迎え、2025年12月13日(土)のJOHN SMEDLEY 大阪、14日(日)のJOHN SMEDLEY 京都、20日(土)のJOHN SMEDLEY 高輪、21日(日)のJOHN SMEDLEY 銀座で、それぞれ13時から18時までの店頭実演が予定されています。
4店舗を巡りながらひとつの作品を完成させる構成となっており、来店者は職人による手仕事の細やかなプロセスを至近距離で見学できます。入場は無料のため、英国ニットや刺繍に関心がある人はもちろん、テキスタイルアートに興味を持つ人にとっても、英国のクラフトマンシップに触れられる貴重な機会となりそうです。
英国王室御用達ブランドが示すニットと刺繍の楽しみ方
ジョン スメドレーはシーアイランドコットンやメリノウール、カシミヤ、シルクといった高品質な天然素材を用い、240年以上にわたって評価されてきたファインゲージニットを生産してきたブランドです。創業当時から続く工場は世界遺産にも登録されており、長い歴史の中で築かれたクラフトマンシップによって英国王室御用達の称号を得ています。
一方のHAND & LOCKは、2001年にM. Hand&Co.とS. Lock Ltd.が統合して誕生した刺繍工房で、ファッションハウスや王室、舞台や映画業界に高品質な刺繍を提供しつつ、ワークショップや教育活動にも力を入れています。両ブランドの強みが交差する今回のコラボレーションは、ニットと刺繍を組み合わせたスタイリングアイデアを広げる機会となり、英国ファッションの奥深さを再発見するきっかけとなるでしょう。
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