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ケネス・ブラナー監督の自伝的映画『ベルファスト』が3月に日本公開決定!
第46回トロント国際映画祭で最高賞(観客賞)を受賞し、本年度アカデミー賞最有力作品として世界の批評家を魅了するケネス・ブラナー監督の映画『ベルファスト』が3月に日本公開されることが決定しました。
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本作は、俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続け、世界中から絶大な評価を得るケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品。
北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め、9歳の少年バディ(ジュード・ヒル)の目線を通して、愛と笑顔と興奮に満ちた日常と、激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを克明に映し出します。
困難な状況におかれながらも、未熟だった殻を破って大人へと転換していくひとりの少年の成長と、その家族の強く気高い魂をモノクロ映像でパワフルに魅せます。
劇中でバディの目に映るのは、69年のベルファスト暴動。このカトリックとプロテスタントによる衝突によって、互いの居住区を分ける平和の壁が築かれるきっかけとなりました。
そんな暴動の中で翻弄されるバディとその一家はベルファストに残るか、それともイングランドに移住するかの選択を迫られるのでした。
ブラナーは本作に対し、「『ベルファスト』はとてもパーソナルな作品だ。私が愛した場所、愛した人たちの物語だ」とコメント。
圧巻のモノクロ映像でルーツ(故郷)への郷愁とリスペクトを描きながら、変わりゆく故郷、移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さと生命力にあふれる人生賛歌を誕生させました。
Story
ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は、家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。
笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。
プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるでひとつの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。
暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる──。
ベルファスト
- 製作・監督・脚本
- ケネス・ブラナー
- 音楽
- ヴァン・モリソン
- 出演
- カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、ジュード・ヒルほか
- 作品情報
- 2021年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : Belfast
- 公開日
- 3月より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開
- 配給
- パルコ ユニバーサル映画
©2021 Focus Features, LLC.
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