本年度アカデミー賞最有力映画『ベルファスト』の特報映像が公開に

『ベルファスト』ティザービジュアル

第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞、第79回ゴールデングローブ賞では主要6部門最多7ノミネートされ、本年度アカデミー賞最有力候補と評価が高い映画『ベルファスト』が、2022年3月にTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開となります。

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本作は、俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続け、世界中から絶大な評価を得るケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品。

北アイルランド・ベルファスト出身のブラナー自身が監督・製作・脚本を努め、9歳の少年バディ(ジュード・ヒル)の目線を通して、愛と笑顔と興奮に満ちた日常と、激動の時代に翻弄され様変わりしていく故郷ベルファストを克明に映し出します。

困難な状況におかれながらも、未熟だった殻を破って大人へと転換していくひとりの少年の成長と、その家族の強く気高い魂をモノクロ映像でパワフルに魅せます。

『ベルファスト』仮メイン 

アメリカのLA現地時間の12月13日(月)6時より発表された第79回ゴールデングローブ賞のノミネーションでは、映画作品賞<ドラマ部門>、監督賞(ケネス・ブラナー)、脚本賞(ケネス・ブラナー)、助演男優賞(ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ)、助演女優賞(カトリーナ・バルフ)、主題歌賞(ヴァン・モリソン「Down to Joy」)の合計6部門にて、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と並んで、本年度の最多の7ノミネートを果たしました。

ケネス・ブラナー監督は、これまでに『から騒ぎ』で作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、『謀議』と『Warm Spring(原題)』とTVシリーズ『刑事ヴァランダー』で主演男優賞(ミニシリーズ / テレビ映画部門)、「マリリン 7日間の恋」で助演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされていますが、今回、初のゴールデングローブ賞を手にすることができるかに、注目が集まっています。
 

このたび公開された特報映像では、69年に発表されたラヴ・アフェアーの「エヴァーラスティング・ラヴ」のソウルフルでドラマティックな曲調にのせて、バディやその家族が、「海の向こうへ行ったら言葉は通じない?」「この街を出て新しい生活を始めないか?」「この街以外知らないわ」と外の世界へと向けられた言葉を口々に発しています。

「行きなさい、振り返らないで」と語りかける祖母グラニー役ジュディ・デンチの姿も印象的で、彼らが生まれ育った故郷ベルファストでの平穏だった日々がカトリックとプロテスタントの対立によって、ただならない空気に包まれつつあることを意識させます。

監督のブラナーは、困難な状況におかれながらも、少しずつ成長していくひとりの少年とその家族の愛と絆を、モノクロ映像でパワフルに魅せ世界中の批評家を魅了。ルーツ(故郷)への郷愁とリスペクト、そして移り行く時代を前に、決して変わることのない人間の気高さを、笑いあり涙ありの人生讃歌へと昇華させました。

Story

ベルファストで生まれ育ったバディ(ジュード・ヒル)は家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。

笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。

プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるでひとつの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。

暴力と隣り合わせの日々のなか、バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られる──。

ベルファスト

製作・監督・脚本
ケネス・ブラナー
音楽
ヴァン・モリソン
出演
カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、ジュード・ヒルほか
作品情報
2021年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : Belfast
公開日
3月より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開
配給
パルコ ユニバーサル映画

©2021 Focus Features, LLC.

Link

https://belfast-movie.com/

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