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A24が北米配給権を獲得した英国発ワンショット・ミステリー『メドゥーサ デラックス』が日本公開!
年に一度のヘアコンテスト当日、発見されたカリスマ美容師の変死体! 色彩美と驚異のワンショットで事件の真相を追う、英国発ゴシップ・ミステリー『メドゥーサ デラックス』が、10月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開されます。
30秒特報映像&ポスタービジュアル&場面写真が公開
30秒特報映像では、美容師コンテスト開催直前にカリスマ美容師の変死体が発見され、11人の容疑者の間に、衝撃と共に、疑惑と噂が渦巻く様子が描かれます。
「あなたが殺したの?」と相手を疑う美容師や「このショーで不正してる人がいる」と不安げに訴えかけるモデル。そして事件現場を彷徨うモデルや美容師ら、関係者の背中が矢継ぎ早に映し出され「この中に犯人が…?」というナレーションが、ミステリアスな雰囲気をさらに盛り上げていきます。
まるで観客も事件現場にいるかのようなスリルと臨場感、そして圧倒的にスタイリッシュな映像で、A24が認めた新たな才能の指揮のもと、ワンショットで撮影された迫力ある映画体験を期待させる特報映像に仕上がっています。
『君の名前で僕を呼んで』『燃ゆる女の肖像』『わたしは最悪。』などを手がけてきたことでも知られるアートディレクター、石井勇一によるポスタービジュアルには、関係者のひとりである、美しい色彩のヘアスタイルをしたモデルの写真が大きく切り取られました。
そのヘアスタイルは、ユージン・スレイマンの手による、17世紀後半にフランス上流階級で流行したヘアスタイル「コワフュール・ア・ラ・フォンタンジュ」。“メドゥーサ″の蛇を彷彿とさせる、妖艶なタイトルのロゴに「悪意は広がる」というコピーと、「A24北米配給権獲得」の文字が乗り、これから展開するドラマを予期させる、スタイリッシュで美しいビジュアルとなっています。
物語の舞台は年に一度のヘアコンテスト
物語の舞台は年に一度のヘアコンテスト。開催直前、優勝候補と目されていたスター美容師・モスカが変死を遂げます。担当のモデルが席を外したわずか数分のうちに、奇妙にも頭皮を切り取られた姿で発見されたのでした。会場に集まっていたのは、今年こそ優勝すると誓ってコンテストの準備を進めていたライバルの美容師3人と、それぞれが担当するモデルたち4人。さらにコンテストの主催者やモスカの恋人、警備員を巻き込みながら、事件や人間関係に関する噂をひそひそと囁きはじめ……。
「私たちの中に殺人鬼が潜んでいるのかも」「モスカは報いを受けるべきだった」「彼女はコンテストに勝つため不正を働いている」「あなたが殺したの?」その日、コンテストの裏側で何が起きたのか。なぜカリスマ美容師は死ななければならなかったのか。観客は事件を捜査する探偵さながら、一同の噂話に耳を傾けることになります。
世界で絶賛されたワンショット撮影
世界で絶賛されたワンショット撮影を務めたのは、ヨルゴス・ランティモス監督『女王陛下のお気に入り』(2018年)でアカデミー賞候補となった撮影監督ロビー・ライアン。錚々たる名監督の信頼を受け、ケン・ローチ監督『わたしはダニエル・ブレイク』(2016年)『家族を想うとき』(2019年)を手がけ、近年はノア・バームバック監督『マリッジ・ストーリー』(2019年)やマイク・ミルズ監督『カモン カモン』(2021年)も記憶に新しく、ヨルゴス・ランティモス監督最新作『哀れなるものたち』(2023年)の公開も待機する名手が、キャリア史上最高といわれる仕事で、瞬きさえ許さない美しさと緊張感を生み出しました。
劇中のヘアスタイルを手掛けたのは、レディ・ガガのヘアメイクなどをはじめ、“最も独創的なヘアスタイリスト”と称されるユージン・スレイマン。シャネル、ルイ・ヴィトン、イッセイ ミヤケ、KENZOなどのランウェイヘアや、エルメス、カルバン・クライン、バレンシアガ、山本耀司、ジル・サンダー、メゾン・マルジェラ、ステラ・マッカートニー、トム・ブラウン、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどとのコラボレーションを務めた重鎮です。
新鋭トーマス・ハーディマン監督が描く英国発ゴシップ・ミステリー
監督・脚本は、新鋭トーマス・ハーディマン。美容師の親を持ち、美容院で育った異色の経歴の持ち主。手がけた2本の短編映画が、BFI(英国映画協会)に高く評価され、長編の制作を促されました。そうしてBFIと、新たな才能の発掘に積極的なBBC Filmによる支援のもと、本作の製作が実現。BBC Filmは、これまでスティーブン・ダルドリー監督『リトル・ダンサー』(2000年)、スティーブン・フリアーズ監督『あなたを抱きしめる日まで』(2013年)、マシュー・ウォーチャス監督『パレードへようこそ』(2014年)ジェーン・カンピオン監督『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年 / Netflix)といった数々の名作を世に送り出してきました。
監督が初の長編製作にあたり、あたためていたアイディアから選んだのは、自身のルーツとしても特別な“髪”をテーマにしたマーダーミステリー。そうして本作は「観客を翻弄する、本格的な殺人ミステリー!ユージン・スレイマンのクリエーションはまばゆく、映像美を誇る撮影と脚本を、完璧に引き立てている。」(Indie Wire)、「天才撮影監督ロビー・ライアンによる最高傑作!緊張感を高めているワンショット撮影が効果的で、素晴らしい」(Variety)と絶賛され、シッチェス・カタロニア国際映画祭やサンパウロ国際映画祭では最優秀作品賞に、またロンドン映画祭や英国インディペンデント映画賞、ファンタスティック・フェストでは新人監督賞にノミネートされるなど、世界の映画祭で話題をさらってきました。
名探偵や名刑事はいない。カメラはメドゥーサの蛇のごとく
ここに名探偵や名刑事はいません。カメラはギリシャ神話に登場するメドゥーサの蛇のごとく、コンテスト会場の廊下をうねりながら進み、部屋から部屋を渡り歩き、関係者たちの間に広がる混乱と真相を映し出していきます。その映像を若きエレクトロニックス音楽界の天才、Korelessによる実験的でミニマルな音楽が、効果的に盛り立てます。新感覚、英国発のワンショット・ミステリーがいよいよ日本に上陸!
『メドゥーサ デラックス』は、10月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開です。ぜひ劇場で、この驚異的な映画体験をお楽しみください。
『メドゥーサ デラックス』
- 監督
- トーマス・ハーディマン
- 撮影
- ロビー・ライアン
- ヘアスタイリング
- ユージン・スレイマン
- 音楽
- コアレス
- 出演
- アニタ・ジョイ・ウワジェ、クレア・パーキンス、ダレル・ドゥシルバ、デブリス・スティーブンソン、ハリエット・ウェッブ、カエ・アレキサンダー、ルーク・パスカリーノほか
- 作品情報
- 2022年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : MEDUSA DELUXE
- 公開日
- 10月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
- 配給
- セテラ・インターナショナル
©UME15 Limited, The British Film Institute and British Broadcasting Corporation 2021
Link
http://www.cetera.co.jp/medusadeluxe/
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