『ディア・イングランド』がナショナル・シアター・ライブで公開！イングランドのサッカー代表の苦悩と栄光を描く話題作

ナショナル・シアターが、上演された話題の舞台を厳選し、世界の映画館で上映する企画ナショナル・シアター・ライブ（NTLive）。2024年の1本目となる『ディア・イングランド』は、英国を代表する劇作家ジェームズ・グレアムの新作で、イングランドのサッカー代表チームについて描く話題作です。3月22日（金）から公開になりますが、3月20日（水・祝）にはTOHOシネマズ日本橋で先行上映とトークイベントも開催されます。

英国のサッカー代表チームの苦悩と栄光を描く話題作

『ディア・イングランド』は、イングランドのサッカー代表チームについてのスポーツ劇です。世界にサッカーを広めたイングランドですが、なかなか勝てない苦境に立たされている代表チームを率いるガレス・サウスゲートとチームメンバーを描きます。彼らは、国民の期待と不満、自分たちのアイデンティティとプライド、そしてサッカーの歴史と未来に向き合っていきます。苦悩に立ち向かう登場人物に喝采を送りたくなる1本です。

本作は、英国を代表する劇作家ジェームズ・グレアムの新作で、映画『ジュディ虹の彼方に』の監督を務めたルパート・グールドが演出。主演は、映画『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞にノミネートされたジョセフ・ファインズです。彼は、サッカーの名将として知られるガレス・サウスゲートを熱演しました。予告編では、本編の興奮・迫力を垣間見ることができます。

先行上映とトークイベントも開催

また、本作の公開を記念して、3月20日（水・祝）にTOHOシネマズ日本橋でトークイベント付きの先行上映を開催。ゲストトーカーとしてサッカー実況も手がけるフリーアナウンサーの倉敷保雄を招き、映像字幕翻訳者の柏木しょうこがMCとして話を聞きます。英国のサッカー文化や本作の見どころについて、興味深いトークが展開されることでしょう。

日程: 3月20日（水）
場所: TOHOシネマズ日本橋
時間: 上映1回目 11時55分～15時30分 / 上映2回目 16時～19時35分 ※時間は若干前後する可能性あり
TOHOシネマズ日本橋の劇場HP: https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/073/TNPI2000J01.do

Story

世界にサッカーを広めたイングランドは、その後、手痛い敗戦パターンを繰り返している。なぜイングランド代表は自分たちの試合で勝てないのか？世界最低のペナルティ記録を持つガレス・サウスゲートは、チームと国を約束の地に戻すためには、心を開き、長年の痛手を直視する必要があることを知っていた──。

作: ジェームズ・グレアム
演出: ルパート・グールド
主演: ジョセフ・ファインズ
作品情報: 2023年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : DEAR ENGLAND
公開日: 3月22日（金）より、TOHOシネマズ日本橋ほか公開
配給: カルチャヴィル

ナショナル・シアター・ライブとは

ナショナル・シアター・ライブ（NTLive）は、英国で上演された話題の舞台を世界の映画館で気軽に鑑賞できる上映イベントです。NTLiveによる最先端でこだわりの撮影技術は、上演時のパフォーマンスを舞台上で巻き起こる役者同士の空気感と鮮度はそのままに、臨場感あふれる映像でスクリーンへ届けます。感情の揺らぎをとらえるクローズアップから、趣向を凝らした美術セットを隈なく楽しめる舞台のワイドショットまで、NTLiveなら映画館の観客の誰もが現地の劇場のベストシートで鑑賞するような観劇体験が可能です。

今後の上映作

『ディア・イングランド』以降も、『ワーニャ』、『The Motive and the Cue』（原題）、『NYE』（原題）の新作が予定されています。舞台の本場・英国の傑作舞台を、日本にいながら舞台上の空気感と鮮度をそのままに体感できるナショナル・シアター・ライブは、演劇ファンにとって大きな楽しみのひとつではないでしょうか。ぜひ、映画館でご覧ください。