大ヒットドラマ『アストリッドとラファエル』の英国リメイク版『ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録』がついに日本初放送

ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録(全6話)

日本でも人気の『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』の英国リメイク版『ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録』が、5月25日(日)16時よりミステリーチャンネルで日本初放送されます。2025年1月に英国Channel4で放送され大ヒットを記録した本作は、自閉症の文書係と女性刑事が複雑な殺人事件に挑む英国ミステリーの新たな傑作です。



『ペイシェンスとビー』とは? 英国ミステリーの新たな傑作

ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録

© Robert Viglasky

『ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録』は、日本でも大ヒット中のフランス発ミステリードラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』の英国リメイク版です。2025年1月に英国Channel4で放送開始され、同チャンネルにおいて配信と放送の両方で2025年のトップパフォーマンス番組となる大ヒットを記録しました。

歴史ある街ヨークを舞台にした物語

 

ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録

© Robert Viglasky

ドラマの舞台は、歴史ある街ヨーク。自閉症のペイシェンス・エヴァンスは、ヨーク警察の地下で捜査記録の整理をする仕事に就いています。独学で犯罪学を学んだ彼女は、他の人には見えない手がかりを見つけることができますが、その才能はまだ誰にも気づかれていませんでした。

そんな時、刑事ビー・メトカーフとの偶然の出会いが、ペイシェンスにとってまったく新しい世界への扉を開きます。ビーはペイシェンスの生来の推理力に可能性を見いだし、彼女自身の息子との共通点も見いだします。ふたりは複雑極まりない殺人事件を解決するため、見事なコンビを結成していきます。

本家『アストリッドとラファエル』との違い

ドラマの大筋は本家『アストリッドとラファエル』を踏襲していますが、いくつかの設定が異なります。シングルマザーのビーの息子が自閉症傾向にあるという設定や、英国ドラマならではの重厚なテイストで味わい深いミステリーに仕上がっている点が特徴です。

また、『アストリッドとラファエル』を象徴する名シーンも登場し、英国版ではどのように描かれているのか、フランス版と見比べるのも一興です。


注目の出演者と制作陣

自閉症当事者が演じるペイシェンス役

 

ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録

© Robert Viglasky

ペイシェンスを演じるのは、現在ベネディクト・カンバーバッチが代表を務める英国の名門演劇学校LAMDA出身の21歳のライジングスター、エラ・メイジー・パーヴィスです。彼女自身も自閉症を持ち、そのリアリティに加え、自閉症に対する理解を求める工夫がされている点も注目です。

英国ドラマを彩る実力派キャスト

ふたりの脇を固めるのは、マーク・ベントン(『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』)、トム・ルイス(『ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディ』)、ジェイミー・マクラクラン(『窓際のスパイ』)、ライザ・サドヴィ(『リアル・ペイン~心の旅~』)、エイドリアン・ローリンズ(『メアリー&ジョージ 王の暗殺者』)などの実力派俳優陣です。

全6話の監督を担当したのはマールテン・ムールケルケ(『テンペスト教授の犯罪分析ノート』)。脚本はマット・ベイカー(『テンペスト教授の犯罪分析ノート』)やスティーヴン・ブレイディ(『スタン・リーのラッキーマン』)が執筆しています。


英国ミステリーの系譜に連なる新たな傑作

ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録

© Robert Viglasky

英国ミステリーの伝統を受け継ぐ作品

英国はコナン・ドイルやアガサ・クリスティといった推理作家を輩出し、『シャーロック・ホームズ』や『名探偵ポワロ』など数々の名作ミステリーを生み出してきました。「ペイシェンスとビー」は、そうした英国ミステリーの伝統を受け継ぎながら、現代的な視点を取り入れた作品です。

歴史ある街ヨークを舞台に、複雑な人間関係や社会問題を織り交ぜながら展開する本作は、『バーナビー警部』『ヴェラ~信念の女警部~』などの人気シリーズと同様、英国ミステリーの新たな傑作として注目を集めています。

自閉症を持つ主人公の描写

本作の特徴のひとつは、自閉症を持つ主人公ペイシェンスの描写です。自閉症当事者である俳優が演じることで、リアリティのある表現が実現しています。また、ビーの息子も自閉症傾向があるという設定により、異なる立場から自閉症と向き合う姿が描かれています。

このように多様性や社会的課題を取り入れながらも、本格的なミステリーとしての面白さを両立させている点が、本作の魅力と言えるでしょう。


視聴方法と放送情報

『ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録』(全6話)は、5月25日(日)16時よりミステリーチャンネルにて一挙放送されます。ミステリーチャンネル独占の日本初放送となります。

また、本家フランス版『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン1・全9話も、『ペイシェンスとビー』全6話一挙放送後の同日21時より放送されます。両作品を続けて視聴することで、それぞれの特徴や違いを楽しむことができます。

ミステリーチャンネルは、スカパー!、J:COM、ひかりTV、auひかり、全国のケーブルテレビで視聴できます。詳しい視聴方法は、ミステリーチャンネル公式サイト(https://www.mystery.co.jp/howtowatch/)を確認してください。


英国ミステリーファン必見の新シリーズ

『ペイシェンスとビー ヨーク警察文書係の事件録』は、日本でも人気の『アストリッドとラファエル』の英国リメイク版として、英国ドラマならではの重厚な雰囲気と味わい深いミステリーを楽しめる作品です。

自閉症当事者が演じる主人公ペイシェンスと、息子の自閉症傾向に心を悩ませるシングルマザーのビーが織りなす化学反応は、単なる事件解決だけでなく、人間ドラマとしても見応えがあります。

英国ミステリーの伝統を受け継ぎながらも現代的な視点を取り入れた本作は、英国ミステリーファンはもちろん、『アストリッドとラファエル』のファンにもおすすめの新シリーズです。5月25日(日)のミステリーチャンネル一挙放送をお見逃しなく。

© EAGLE EYE DRAMA LTD 2024

 

Link

https://www.mystery.co.jp/programs/patience/

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