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80年代ロンドンの働く女性を描く映画2作品『ザ・ゴールドディガーズ』と『ナイトシフト』が渋谷で8月22日より公開

1980年代初頭のロンドンを舞台に、働く女性の姿を実験的かつ芸術的なアプローチで描いたふたつの映画『ザ・ゴールドディガーズ』と『ナイトシフト』が、8月22日(土)より渋谷ユーロスペースにて日本劇場初公開されます。公開に先駆け、各作品のポスタービジュアルと場面写真が解禁されました。
新自由主義の台頭するロンドンを生きる女性たちの物語
1980年代初頭のロンドンを舞台に、働く女性たちの姿を実験的かつ芸術的な視点から切り取ったイギリス映画2作品が、8月22日(土)より渋谷ユーロスペースにて同日公開されます。日本劇場初公開となるのは、サリー・ポッター監督の『ザ・ゴールドディガーズ』と、ロビーナ・ローズ監督の『ナイトシフト』です。
どちらの作品も、マーガレット・サッチャー政権下における新自由主義が台頭し始めた激動の時代背景のもと、女性監督が手がけた最初の長編映画という共通点を持っています。当時の独自のカルチャーを反映する映画音楽も極めて重要な役割を果たしており、これまでの商業映画とは一線を画すカウンター・シネマとして映画ファンの注目を集めています。
各作品の独創的なアプローチとポスタービジュアルの解禁

『ザ・ゴールドディガーズ』
『ザ・ゴールドディガーズ』は、スター女優と銀行員の女性を軸に、映画の仕組みや経済の構造、そして富のあり方を批評的に描き出した全編モノクロームの先鋭的な作品です。一方で『ナイトシフト』は、ロンドンの高級住宅街ノッティングヒルにある実在の「ポートベロー・ホテル」を舞台に、夜勤の受付係の目線を通して、夜通しポーカーに興じる男たちや落ちぶれた伯爵夫人といった風変わりな宿泊客たちを見つめる静謐なドラマとなっています。

『ナイトシフト』
このたび、両作品の上映を記念してポスタービジュアルと場面写真が同時に公開されました。当時のロンドンの空気感や労働というテーマが、洗練されたビジュアルを通してダイレクトに伝わるデザインとなっており、劇場での鑑賞への期待をいっそう高めてくれます。
80年代英国インディペンデント映画が持つ現代的な価値

『ザ・ゴールドディガーズ』
1980年代初頭のイギリスでは、社会的混乱や政治的転換期の中で、伝統的な商業映画に抵抗する実験的なインディペンデント映画が多く誕生しました。今回の2作品は、まさにその時代精神を体現しており、当時のロンドンの不穏かつ創造的なエネルギーを現代のスクリーンへと蘇らせてくれます。また、女性の労働や社会的地位というテーマは、現代を生きる私たちにとっても深く共感できる普遍的な問いを投げかけています。

『ナイトシフト』
音楽や映像表現の領域を横断する彼女たちの瑞々しい表現力は、単なる過去の記録映画としてではなく、現代アートやインディペンデントシネマの源流としても極めて価値の高いものです。この夏は、渋谷の劇場に足を運び、40年以上の時を経てなお色褪せない英国カウンター・シネマの熱量に触れてみてはいかがでしょうか。
公開情報
2作品の公開情報は下記のとおりとなります。
ザ・ゴールドディガーズ

- 監督
- サリー・ポッター
- 脚本
- リンジー・クーパー、ローズ・イングリッシュ
- 出演
- ジュリー・クリスティ、コレット・ラフォン、ヒラリー・ウェストレイク、デヴィッド・ゲイル、ジャッキー・ランズリー、ロル・コックスヒルほか
- 作品情報
- 1983年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : The Gold Diggers
- 公開日
- 8月22日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開
- 配給
- プンクテ
© 1983 Sally Potter, Rose English, Lindsay Cooper
ナイトシフト

- 監督
- ロビーナ・ローズ
- 脚本
- ロビーナ・ローズ、ニコラ・レーン
- 出演
- ジョーダン、ジム・アダムス、アン・リース=モグ、マイク・レッサー、バーブ・ジュンガー、マックス・ハンドリー、ヒースコート・ウィリアムズなど
- 作品情報
- 1981年 / イギリス映画 / 英語 / 原題 : Nightshift
- 公開日
- 8月22日(土)より、ほか公開
- 配給
- プンクテ
© Cinenova
Text by British Culture in Japan編集部
Link
https://www.punkte00.com/goldnight-london/
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