『1917 命をかけた伝令』英国アカデミー賞で最多7部門受賞!

日本時間2月3日(月)に発表された「第73回英国アカデミー賞」にて、『1917 命をかけた伝令』が作品賞、英国作品賞、監督賞、撮影賞、美術賞、音響賞、視覚効果賞の7部門の最多受賞に輝きました。

『1917 命をかけた伝令』は、サム・メンデス監督が若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために”ワンカット映像”という画期的な撮影方法を全編に採用。全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる“ワンシーン ワンカット”は、登場人物の感情や臨場感を表現する「長回し」として多くの監督がその手法を取り入れてきました。

 

 

監督は「完璧に途切れなく物語を描くために、すべてにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした。特にリハーサルについては、今までの過去のどの作品よりも時間を費やした。自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった。本作は、映画の歴史を語るわけでも、何かメッセージを伝えたいというわけでもない。使える映画の技術はすべてつぎ込んだよ。映画は体験だ。観客には頭を空っぽにして観て、感じて欲しい」とコメント。

 

 

撮影監督のロジャー・ディーキンスもその画期的な演出方法について、「(長回しで撮影するために)照明器具を置くことができなかったり、天候に左右されたりして撮影は大変だった。だが、そこを注目して欲しいのではなく、それを忘れて作品の物語へ没頭してもらうことが目的だ」と語っています。

 

 

ウィリアム王子殿下とキャサリン妃も臨席された授賞式の盛り上がりをそのままに、アメリカでは『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』を破り、初登場1位を獲得。「第92回アカデミー賞」でも10部門(作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートするなど、今年を代表する映画となる『1917 命をかけた伝令』は2月14日(金)より全国ロードショーとなります。

 

■Film info
『1917 命をかけた伝令』

 

監督 : サム・メンデス
脚本 : サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
製作 : サム・メンデス、ピッパ・ハリス
出演 : ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングほか

 

2019年 / イギリス=アメリカ映画 / 英語 / 原題 : 1917
配給 : 東宝東和
2020年2月14日(金)より全国ロードショー
©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

 

■Link

https://1917-movie.jp/

 

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