アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン出演の映画『ファーザー』が5月に公開決定

Film 2021.01.19 Text by 編集部

本年度アカデミー賞最有力と称され、83歳の名優アンソニー・ホプキンスの役者人生における集大成と言われる映画『ファーザー』が5月に日本で公開されることが決定しました。

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本作は、世界30カ国以上で上演された傑作舞台の映画化で、これまでになく画期的な視点で老いによる喪失と親子の愛を見つめた心揺さぶる作品です。

 

昨年の大晦日に83歳を迎えた名優サー・アンソニー・ホプキンスが自身と同名、同年齢、同誕生日の認知症の父親を演じて、本年度アカデミー賞主演男優賞が有力視されています。

 

監督が当て書きしたというこの役で、アンソニー本人は演技について「自分の父をそのまま演じた」とも語っています。

 

2020年のサンダンス映画祭で初お披露目されるや、

 

「圧倒的実力で早くも2021年の賞レースに躍り出た。彼を凌駕する俳優はいないだろう」(THE GUARDIAN)

「彼の代表作の1つとして歴史に残るだろう。」(THE HOLLYWOOD REPORTER)

 

と喝采を浴び、有名批評サイト「ロッテントマト」では100%の満足度を記録しました。

 

早くも多数のメディアがホプキンスをオスカー大本命として太鼓判を推し、これが実現すれば、過去5回のノミネートを誇るアカデミー賞で、『羊たちの沈黙』でのレクター博士役以来30年ぶりの受賞となります。

 

また、父を介護する娘を繊細に演じたアカデミー賞主演女優賞受賞『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンの演技も高く評価され、アカデミー賞助演女優賞が有力視されています。

 

年齢と共に誰もが経験する喪失と親子の愛を、記憶や時間が混迷していく父の視点で描くという、これまでにない画期的な映画体験は、迷宮に足を踏み入れていくような戸惑いと、愛する家族が自身を忘れてしまう切なさ、人間味から滲み出るユーモアなど、様々な感情を重層的に呼び起こします。

 

同時に、最後には観客を思わぬ感動の境地へと連れていきます。誰にとっても他人事ではない、老いることへの不安や、関係性が変わっても逃れることのできない親子の愛情を描いた極上の感動作です。

 

 

この物語を手がけたのは、ロンドンのタイムズ紙が「現代において最も心躍る劇作家」であると謳う、フランス人のフロリアン・ゼレール。

 

原作である舞台は、フランス演劇界最高位のモリエール賞で脚本賞を受賞し、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界30カ国以上で上演。

 

日本では2019年に「Le Père 父」のタイトルで、橋爪功、若村麻由美出演で東京芸術劇場ほかにて上演され大きな話題となりました。

 

今回の映画化にあたっては、ゼレール自身が長編初監督作としてメガホンをとり、アカデミー賞受賞歴を持つ脚本家クリストファー・ハンプトン(アカデミー賞脚色賞受賞『危険な関係』)が共同脚本を務めています。

 

■Film info
『ファーザー』

 

監督 : フロリアン・ゼレール
出演 : アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツ、ルーファス・シーウェル、オリヴィア・ウィリアムズほか
2020年 / イギリス・フランス映画 / 英語 / 原題 : THE FATHER
公開日 : 5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給 : ショウゲート
©NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020

 

■Link
https://thefather.jp/

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