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映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』から衝撃的なふたつの本編映像が公開に
アカデミー賞︎脚本賞受賞、主要5部門のノミネートを果たした、7月16日(金)公開の映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』の日本版予告編が公開に。
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そのオスカーで話題をさらった監督は、ロマンティック・コメディと復讐劇を融合させた独創的な自身の脚本で、長編デビューを飾ったエメラルド・フェネル。
BBCで絶大な人気を誇る『コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語』で助産婦として働くナース、パッツィ・マウントを演じ、『ザ・クラウン』ではカミラ・シャンド役で注目を集めたエメラルド。
俳優だけでなく、親友のフィービー・ウォーラー=ブリッジの導きによって、BBCアメリカのシリーズ『キリング・イヴ / Killing Eve』の第2シーズンのヘッドライターにも起用。脚本家としての才能も開花させました。
Day 1 of “Promising Young Woman”!!! pic.twitter.com/qS6sgoJIMu
— Emerald Fennell (@emeraldfennell) March 26, 2019
そして、本作でアカデミー賞の監督&脚本賞のダブルノミネートを果たし、脚本賞をみごとに受賞。
主人公を演じたキャリー・マリガンは、批評家たちから「キャリア最高の演技」と絶賛を浴び、多くの賞を獲得しました。
ジャンルレスな本作は、多くの観客の共感を獲得しつつ、激しい論争を巻き起こしています。
その理由は、女VS男という対立構造の中でどちらかを断罪して終わるのではなく、社会に蔓延るジェンダーバイアスを浮き彫りにしているから。
彼女の落とし前の矛先は“ナイスガイ”だけに留まらず、“同調圧力オンナ&女だからとわきまえる女”へも向けられ、痛烈に批判します。
このたび公開された本編映像は、キャシー(キャリー・マリガン)と大学時代の同級生・ライアン(ボー・バーナム)の再会にまつわるふたつのシーン。
ひとつ目の映像は、偶然、数年ぶりの再会を果たす場面。和やかな雰囲気……と思いきや、キャシーがコーヒーに唾を吐き入れライアンに差し出すという衝撃映像が。
それでもなお、にっこり笑顔を見せるキャシーをライアンは、デートに誘います。本気なのか? 冗談なのか? キャシーの意味深な雰囲気が今後の展開を期待させます。
ふたつ目の映像は、ライアンがキャシーに会いにカフェを再訪するシーン。ライアンが訪れた理由を悟ったキャシーはどこか笑みがこぼれています。
ライアンとキャシーはウィットに富んだやり取りを繰り広げ、気を利かした同僚のゲイルも鳴っていない電話を取りにその場を去ります。
友達としてデートに誘うライアンとキャシーの様子からは、ラブコメ感が漂いますが、しかし、この再会こそが、キャシーの復讐のトリガーになるのでした……。
この甘い砂糖に包まれたような違和感がまさにエメラルド・フェネル監督・脚本の真骨頂! ぜひスクリーンで確かめてみて!!
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
- 監督・脚本
- エメラルド・フェネル
- 出演
- キャリー・マリガン、ボー・バーナム、アリソン・ブリーほか
- 2020年 / アメリカ / 英語 / 原題 : PROMISING YOUNG WOMAN
- 公開日
- 7月16日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷&シネクイントほか全国公開
- 配給
- パルコ
©2019 PROMISING WOMAN, LLC / FOCUS FEATURES, LLC ©Universal Pictures ©2020 Focus Features
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