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ロンドンタクシーで紅茶を運ぶ「ブラックキャブカフェ」が英国アンティーク博物館BAM鎌倉に登場
英国アンティーク博物館BAM鎌倉は、ロンドンタクシーのケータリングカー「ブラックキャブカフェBLACK CAB CAFE」を3月18日(土)に公開します。
「英国アンティーク博物館BAM鎌倉」について
BAM鎌倉は、次世代にアンティークの世界を伝え、モノや人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを多くの方に感じ取ってもらいたいというメッセージが込められたミュージアムです。

館内では館長の土橋正臣が30年の歳月をかけて集めた100年以上の歴史を持つ本物の英国アンティークの展示があり、ヴィクトリアなど時代ごとのアンティークを設えたフロアには、シャーロック・ホームズの部屋の再現があります。
BAMは、鎌倉の鶴岡八幡宮から徒歩1分の参道沿いにあり、世界的建築家、隈研吾が手がけた鎌倉彫モチーフのファサード(外装デザイン)が鎌倉の伝統と英国を結びます。
ロンドンタクシーとは?
ロンドンタクシーは現地では通称“ブラックキャブ”と言われ、ロンドン市公認のタクシー専用車です。
黒塗りで天井の高いその姿はロンドンのアイコンであり、トップハットが良く似合います。ロンドンタクシーの歴史は古く、前身は辻馬車でした。それゆえ、馬車の名残りが随所に見られます。
当時の辻馬車のドライバーは御者と呼ばれ、鞭をいれて馬を動かしますので運転席と客室はセパレートされていました。このコンパートメントの分断は現在のロンドンタクシーにも引き継がれ、ガラスやプラスチックの分厚い板で仕切られています。
1940年代に登場したオースチンのロンドンタクシー「FX3」は、助手席にはドアがなく、トランクなどの荷物置き場となっていました。その壁にはポールが渡されていて、そこにトランクを積んでしっかりと括り付けることができるのです。現在、ロンドンで助手席にお客さんを乗せないのはその名残でもあります。
また、運転席はかなり狭く、シートのリクライニングは一切できません。一方、客席はかなり広く、対面式でハットを被ったまま、5人は乗り込むことができ、扉の開閉は観音開きとなっています。
1950年代後半に入ると、モデルチェンジが行われ「FX4」となり、助手席にも扉が付くようになりロンドンタクシーの理想形に近づいてきました。このデザインは、マイナーチェンジはあったものの30年近くの長きにわたりロンドン市民に愛され続け、顔付きからボディラインに至るまで完成されました。今回、ブラックキャブカフェで使用されるロンドンタクシーは1980年製のLONDON TAXI「FX4」となります。
人を運ぶ代わりにお茶を運ぶブラックキャブ
英国で人気のヴィンテージのロンドンタクシーを用いたケータリングカーを「ブラックッキャブカフェBLACK CAB CAFE」として日本で再現。
英国アンティーク博物館BAM鎌倉のエントランスに登場するロンドンタクシーを使ったブラックキャブカフェで、乗客を乗せて運ぶ代わりに“紅茶”を運び、街角でお茶をするというユニークなコンセプトです。
古都鎌倉でロンドンの街角を感じる
英国では10年以上前から、ロンドンタクシーを使ったケータリングカーが街を走っており、多くの観光客を愉しませています。
BAM鎌倉では、次世代にもっとアンティークを愉しんでもらうため、館長のコレクションであるロンドンタクシーをケータリングカーとして改造。
ロンドンの街角を日本で愉しめるように「ブラックキャブカフェ」を完成させました。試用期間を経て、3月18日より、BAMのグランドフロアで本格始動します。
「ブラックキャブカフェ」販売メニュー
英国の歴史を感じさせるフレイヴァーティーであるBAMオリジナル紅茶「ミュージアム・アールグレイ」やロンドンタクシーのイメージの苦みと香りでブレンドされた{ブラックキャブコーヒー」を提供。
英国文化を感じさせるBAMオリジナル紅茶「ミュージアム・アールグレイ」
BAMオリジナルティーとして、「ミュージアム・アールグレイ」を英国紅茶に精通したティースペシャリスト、スチュワード麻子のセレクト監修のもと提供。
英国で最も人気のあるフレイヴァーティーといえば「アールグレイ」です。「ミュージアム・アールグレイ」は贅沢にも世界三大銘茶のひとつダージリンの茶葉をベースとし、天然由来のベルガモットの香りを絶妙なバランスでつけました。
紅茶の品質、香料ともにこだわった香り高いアールグレイで、本格的で英国を感じさせる香り立つ紅茶を楽しめます。
ロンドンタクシーのイメージの香りと苦みを愉しむ「ブラックキャブコーヒー」
BAMオリジナルのブラックキャブコーヒーは、ロンドンタクシーのイメージの香りと苦みを再現。ヴィンテージ感あふれる味わい。
ブラックキャブ関連商品
BAMオリジナルコーヒー ドリップパック5Pセット
(写真左)シャーロックホームズコーヒー(5パック入り) / (写真右)ブラックキャブコーヒー(5パック入り) ともに750円
ブラックキャブクッキー缶
ショートブレッドクッキー(9個入り) 2,592円
英国から輸入された本格的なショートブレッドクッキーを紅茶と一緒に楽しんでみては? 食べ終えた後はロンドンタクシー缶として小物入れに利用できます。
ブラックキャブカフェ
- 営業期間
- 3月18日(土)~5月7日(日)の土曜、日曜、祝日10時~16時 ※雨天中止
- メニュー
- BAMオリジナル紅茶「ミュージアム・アールグレイ」500円、BAMオリジナルコーヒー「ブラックキャブコーヒー」500円
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