英国の人気ピザ・ギリシャ料理ブランドをトリドールHDが買収

Franco Manca

トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)は英国のFulham社を子会社化。Fulham社はピザ業態「Franco Manca」とギリシャ料理業態「The Real Greek」を展開しています。トリドールHDはこれらのブランドを欧州での事業の足がかりとし、グローバルな成長を加速させるとしています。

トリドールHDがFulham社全株式取得

Fulham Franco Manca The Real Greek ロゴ

トリドールHDは2023年7月11日(火)、英国Fulham社の全株式を取得し、子会社化する手続きを完了したと発表しました。

Fulham社はピザ業態「Franco Manca(フランコ マンカ)」とギリシャ料理業態「The Real Greek(ザ リアル グリーク)」のふたつの事業を展開しており、英国で高い人気と評価を得ています。

今回の買収により、「Franco Manca」72店舗(23年6月末時点)、と「The Real Greek」27店舗(23年6月末時点)がトリドールHDグループに加わります。

トリドールHDはFulham社の事業を欧州のローカルパートナーであるCapdesia社(ロンドンおよびブリュッセルを拠点に英国および欧州の外食産業に特化した成長投資を行うプライベート・エクイティ・ファンド)と共に進めていくとのことです。

トリドールHD代表取締役社長兼CEOの粟田貴也は、「Fulham社のピザ業態である『Franco Manca』を初めて見た時に、店内で粉から生地をつくり、ピザ窯で焼き上げ、その熱々の焼きたてのピザが目の前で提供されていました。当社の主力業態である丸亀製麺のコンセプトとの親和性があり、体験価値を売るという点で、我々の大切にする業態と同じ強みを感じました。また、ピザ市場のもつ世界的な広さから、“食の感動で、この星を満たせ。”というスローガンの実現に大きく寄与してくれるものと期待しています」とコメントしました。

「Franco Manca」と「The Real Greek」の魅力

「Franco Manca」と「The Real Greek」はどちらも傑出したレストランブランドであり、優れた品質の料理をリーズナブルな価格で提供することで知られています。以下にそれぞれの特徴を紹介します。

「Franco Manca」

Franco Manca

「Franco Manca」は2008年にロンドンのブリクストン・マーケットで1軒のピザ屋からスタートしました。現在は英国に70店舗、英国外に2店舗を展開しています。「Franco Manca」は英国におけるサワードウ(熟成生地)ピザのパイオニアです。

「Franco Manca」では地元産の季節の食材と、18世紀から引き継がれる酵母で24時間以上熟成させた手作りの生地を使ってピザを作ります。窯のあるオープンキッチンがお店の中央にあり、注文をうけてからピザを作る光景や、炎がおどる窯内の光景がワクワク感・本場感を演出。親しみやすいスタイルの店舗は、どのようなシーンでも誰もがゆったり感じられる空間になっています。

「The Real Greek」

The Real Greek

「The Real Greek」は1999年に創業。現在は英国国内で27店舗を展開しています。「The Real Greek」はギリシャの伝統的な美食の粋を集め、また、都市部における最新のトレンドも取り入れて地中海の食を体現しています。

「The Real Greek」では「メゼ」と呼ばれる小皿料理から好きなものを選び、組み合わせることができます。メゼには冷製・温製・グリルの3種類があり、どのような方も楽しめるメニューとなっています。また、「スブラキ(肉や魚の串焼きをギリシャの平たいパンで包んだもの)」というギリシャの伝統的な屋台料理も提供。一歩足を踏み入れるとギリシャに来たような店内空間、バラエティ豊かなメニューとサービスの品質に定評があります。

Link

https://www.francomanca.co.uk/

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