ロイル・カーナー、5年ぶりの来日公演を開催!

ロイル・カーナー

ロンドンのジャズとヒップホップの融合を聴かせるMCロイル・カーナー(Loyle Carner)は、サウス・ロンドン出身のラッパー。2017年にリリースしたデビュー・アルバム『Yesterday’s Gone』は、マーキュリー・プライズやBrit Awardで2部門にノミネートされ、NMEアワードでは最優秀ブリティッシュ・ソロ・アーティスト賞を受賞しました。彼の音楽は、ジャジーなビートと詩的なリリックが特徴で、現行のジャズとヒップホップの融合を聴かせます。

ロイル・カーナーの音楽性と人間性

ロイル・カーナーの音楽は、90年代の東海岸ヒップホップを想起させるファットで煙った質感のビートとジャジーなテイストが基調ですが、それだけではありません。彼は自己を強くアピールするボースティングやスリリングなサグ・ライフの描写ではなく、自身の抱えるパーソナルな問題や家族の話、日常生活における金の悩みや夢見る妹などを率直に綴ります。彼はADHDとディスレクシア(難読症)をカミング・アウトしており、ADHDを持つティーンエイジャーのサポートを目的とした料理教室を開催するなど、社会への働きかけも行っています。

彼の音楽は聴く者の気持ちをなだめ落ち着かせてくれるようなフィーリングであり、明日も分からぬ混沌とした時代において有効なラップ表現と言えるでしょう。また、内省的ながらも時に控えめなユーモアが混じる、親しみやすくも詩的なリリックは、ラップが現代のフォーク・ミュージックとなっていることの表れかもしれません。ロイル・カーナーは、ロンドンのジャズ・バンド、エズラ・コレクティヴやプロデューサーのアルファ・ミストなど、彼らと交流の深いロンドンのミュージシャンたちとのコラボレーションも積極的に行っています。彼の音楽は、イギリスのラップ・シーンの多様性と豊かさを示す一例と言えるでしょう。

3rdアルバム『HUGO』を携えて一夜限りのスペシャル・ライヴ

昨年にリリースした3rdアルバム『HUGO』は、マッドリブやプーマ・ブルーらが参加した作品です。このアルバムを携えて、5年ぶりとなる来日公演を開催することが決定しました。一夜限りのスペシャル・ライヴで、ロイル・カーナーの魅力を体感してください。お見逃しなく!

LOYLE CARNER JAPAN 2023

ロイル・カーナー

 

場所
ザ・ガーデンホール
公演日
2023年8月1日(火)
公演時間
開場18時 / 開演19時
チケット料金
8,500円 ※要別途1ドリンク代

Link

https://www.livenation.co.jp/artist-loyle-carner-586499

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