ガリアーノ、28年ぶりのニュー・アルバム『Halfway Somewhere』を8月30日に発表

Galliano_Lead Press Shot_ PhotoCredit_Dobie

アシッド・ジャズの先駆者であるガリアーノが、28年ぶりとなるニュー・アルバム『Halfway Somewhere』を、ジャイルス・ピーターソンのブラウンズウッド・レコーディングスより8月30日(金)にリリースすることが発表されました。

ガリアーノ(Galliano)は、アシッド・ジャズの創始者として知られ、1988年にアシッド・ジャズ・レーベルからデビュー・シングル「Frederic Lies Still」をリリースしました。彼らは80年代中期から後期のロンドンのアンダーグラウンド・クラブやウェアハウス・パーティーから誕生し、音楽、ダンス、ファッション、アート、デザイン、そして文学にまたがるカルチャーから産まれました。

Halfway Somewhere

27年ぶりとなるニュー・アルバム『Halfway Somewhere』は、1996年の『:4』以来のオリジナル・アルバムとなります。ロブ・ギャラガーと彼のパートナーであるヴォーカリストのヴァレリー・エティエンヌは、ベースのアーニー・マッコーン、ドラムのクリスピン・テイラー、キーボードのスキ・オークンフルというガリアーノの古参メンバーに加え、サックス奏者のジェイソン・ヤードやパーカッショニストのクリスピン・“スプライ”・ロビンソンといったゲストと共演しています。

ニュー・アルバムからの先行シングル「Circles Going Round The Sun」では、ロブ・ギャラガーはクラブで集まることの意味について思い巡らせています。

「初めて踊るとき、人は物質と精神、自分と他者、個と集団の境界を越える」と彼は語り、レコードにはダンス・カルチャーの賢者であるアンディ・ウェザオールやデイヴィッド・マンキューソ、作家のジョージ・マッカイ・ブラウン、そしてアーティストのマーク・レッキーが引用されています。

ガリアーノは、かつてはクラブで聴いたレコードをサンプリングしていましたが、現在はロンドンのトータル・リフレッシュメント・センターやシカゴのインターナショナル・アンセムなど、多様でグローバルなジャズシーンに呼応しています。彼らが結成されてから40以上が経ちましたが、ガリアーノはまだ“Halfway Somewhere(途中のどこか)”に過ぎず、アルバムを聴いていると、彼らがその過程を楽しんでいることが明らかになっていきます。

「何かをやり直すときは、星が揃っている必要があると思うんだ」とギャラガーは語っています。

「今のアプローチは当時のアプローチとはまったく異なる。でも、一度カタチにすれば、それは何かになる。ただ、その何かが何なのかはまだわからないけどね」

Cover Photo : Dobie

Link

https://galliano.lnk.to/halfwaysomewhere

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