ハリー・スタイルズ、ロンドンの伝説的音楽フェス「メルトダウン」を6月にキュレート

Harry Styles, curator of Harry Styles' Meltdown in the Southbank Centre's 75th anniversary year © Laura Coulson

ロンドンのサウスバンク・センターは2月16日(月)、ハリー・スタイルズが2026年メルトダウン・フェスティバルのキュレーターに就任すると発表しました。6月11日(木)から21日(日)まで11日間にわたり開催される同フェスは、世界最長の歴史を持つアーティスト・キュレーテッド音楽フェスティバルで、今年はサウスバンク・センターの75周年記念として実施されます。




31代目キュレーターとして伝統を継承

ハリー・スタイルズは、メルトダウン・フェスティバルの31代目キュレーターとして、サウスバンク・センターの11エーカー(約4.5ヘクタール)の敷地全体を11日間にわたってプロデュースします。メルトダウンは1993年に始まり、毎年異なるアーティストがキュレーターとなって自由にプログラムを構成する形式で知られています。過去にはリトル・シムズ(2025年)、チャカ・カーン(2024年)、グレイス・ジョーンズ、デヴィッド・バーン、ヨーコ・オノ、ナイル・ロジャース、M.I.A.、デヴィッド・ボウイ、パティ・スミスなど、音楽界を代表するアーティストがキュレーターを務めてきました。

ハリー・スタイルズは声明の中で、「サウスバンク・センターの75周年記念という特別な年にメルトダウンをキュレートできることを心から光栄に思います。キュレーターとしての私の目標は、自分が愛する音楽とアートを共有し、この会場の豊かな歴史を祝うことです。音楽は人生に欠かせないものだという信念を私たちは共有しており、サウスバンク・センターは過去75年間、素晴らしい音楽への容易なアクセスを提供することで、その中心的役割を果たしてきました」とコメントしています。



ポップからアンダーグラウンドまで幅広いプログラム構成

ハリー・スタイルズのメルトダウンは、ポップ、ソウル、エレクトロニック、ロックからアンダーグラウンド・シーンや新進気鋭の英国の若手アーティストまで、彼の幅広い音楽的影響を反映したプログラムになる予定です。ハリー・スタイルズ本人によるヘッドライン・コンサートに加え、フェスティバルでは若者向けのインタラクティブで参加型の無料イベントも提供され、若い世代が文化を体験する現代的な方法を反映した内容となります。

サウスバンク・センターのアーティスティック・ディレクター、マーク・ボールは「ハリー・スタイルズは世界的な影響力を持つ象徴的な英国アーティストであり、その影響は芸術分野、世代、国境を超えています。75周年という記念すべき年の中心に、若者たちとその好奇心、創造的自由を讃えるハリー・スタイルズのメルトダウンが位置することを、私たちは喜ばしく思っています」と述べています。



ウェンブリー公演とは異なる体験を提供

ハリー・スタイルズは今夏、Together, Togetherツアーの一環として、ウェンブリー・スタジアムで記録的な12公演(6月12日から29日、および7月1日から4日)を行う予定です。メルトダウンは、スタジアム規模のコンサートとは異なる、サウスバンク・センターという多目的会場を舞台にした、より親密でキュレーション性の高い体験を提供します。

サウスバンク・センターは、英国最大のマルチアート・センターとして、ロイヤル・フェスティバル・ホール、クイーン・エリザベス・ホール、パーセル・ルーム、ヘイワード・ギャラリーなど複数の会場を擁しています。1951年のフェスティバル・オブ・ブリテンの遺産であるロイヤル・フェスティバル・ホール(2,700席)を中心に、芸術、アイデア、革新、文化はコミュニティを癒すことができるという理念のもと、75年間にわたり幅広い観客に開かれた文化拠点としての役割を果たしてきました。



フルラインナップは2026年春に発表

ハリー・スタイルズのメルトダウンは6月11日(木)から21日(日)まで開催されます。フルラインナップとチケット発売日の詳細は、2026年春に発表される予定です。ハリー・スタイルズは3月6日(金)にニュー・アルバム『Kiss All the Time. Disco, Occasionally』をリリース予定で、前作『Harry’s House』がグラミー賞の2023年最優秀アルバム賞を受賞してから約4年ぶりの作品となります。

過去のメルトダウンでは、パティ・スミスがアルバム『ホーセズ』を完全再現したパフォーマンスや、ジェフ・バックリーがエルヴィス・コステロのメルトダウンで英国最後のショーを行ったこと、モリッシーのメルトダウンでニューヨーク・ドールズが再結成したことなど、伝説的な一度限りのパフォーマンスやコラボレーションを数多く生み出してきました。ロバート・スミスの2018年メルトダウンとグレイス・ジョーンズの2022年メルトダウンは、いずれもミュージック・ウィーク・アワードのフェスティバル・オブ・ザ・イヤーにノミネートされています。

Cover Photo: Laura Coulson

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://www.southbankcentre.co.uk/

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