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英国随一の音楽都市グラスゴーで訪れるべきスポット
スコットランド最大の都市で、歴史と文化の魅力にあふれたグラスゴー。British Culture in Japanでは約半年間にわたって、グラスゴーの文化機関「Glasgow Life」と共にその魅力を伝えていきます。その第11回は、グラスゴーの音楽シーンをご紹介!
ユネスコが毎年選定している「City of Music」で英国で初めて選出され、2019年には欧州委員会によって「英国で最も文化的で創造的な都市」にも選ばれたグラスゴー。60年代よりロンドンの音楽シーンとは一線を画し、独自の音楽文化を育んできたグラスゴーで訪れるべき音楽スポットをご紹介!
Venue
Barrowland Ballroom
Photo : Ryan Johnston
ネオンサインがアイコニックなBarrowland Ballroomは、その名称が表すように元々はダンスホールでした。80年代になるとライヴスペースとなり、これまで地元のシンプル・マインズを筆頭にザ・クラッシュ、ザ・スミス、U2、オアシス、MUSE、フー・ファイターズらがステージに立ち、グラスゴーのバンドにとっては憧れのヴェニューであり、そしてグラスゴーを訪れる著名なアーティストは必ずここで公演を行なうなど、まさにグラスゴーの音楽シーンの中心にあり続けています。
Photo : Gaelle Beri
King Tut’s Wah Wah Hut
Photo : Ryan Johnston
King Tut’s Wah Wah Hutはキャパが300人と小さいながらも世界中の音楽ファンにその名が知られています。一番有名な逸話が、このヴェニューでライヴを行なっていたデビュー前のオアシスをクリエイション・レコードのアラン・マッギーが目にして契約することになったという出来事。グラスゴーの新人バンドたちはまずKing Tut’s Wah Wah Hutを目指し、英国内外の新人バンドたちもグラスゴーをツアーで訪れた際に必ずと言っていいほどここで演奏します。これまでオアシス、レディオヘッド、ザ・ヴァーヴ、コールドプレイ、ブラー、ベック、ザ・ストロークス、フランツ・フェルディナンド、トラヴィス、パラモアたちが新人の時にKing Tut’s Wah Wah Hutのステージに立ちました。
Photo : Ryan Johnston
SWG3
Photo : Ryan Johnston
SWG3はクライド川沿いの倉庫を改装した多目的文化スペースでライヴはもちろん、アートの展覧会も行なわれています。スペース内に併設されているACID BARでは美味しいマレーシア料理のランチが食べられることでも人気。クライドサイド蒸溜所のすぐ近くですので、ランチの前後に立ち寄ってみてはいかが?
The SSE Hydro
The SSE Hydroは2014年に開催されたコモンウェルスゲームズのために建設されたアリーナで、約13000人のキャパシティを誇ります。大物アーティストが公演を行なう際によく使われ、2020年にはThe 1975、ルイス・キャパルディ、ステレオフォニックス、ザ・フー、シンプル・マインズ、ハリー・スタイルズ、ペット・ショップ・ボーイズ、デュア・リパ、オジー・オズボーン、エルトン・ジョン、ディーコン・ブルーらの公演が決定しています。
Record Shop
Monorail Music
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グラスゴーの音楽ファンならば、Monorail Musicは聖地と言っていいのでは? 2002年にザ・パステルズのスティーブン・パステルがオープンさせてから、ティーンエイジ・ファンクラブやベル・アンド・セバスチャン、モグワイのほか、地元のレーベルとも密接な関係にあります。レコードショップに隣接した系列のカフェではライヴも行なわれることもありますので、お店を訪れる際はスケジュールをチェックしてから出かけてみるのがいいでしょう。
Missing Records
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Missing Recordsは1984年にオープンした老舗レコードショップですが、2019年に改装されてリニューアル・オープン。以前は所狭しとレコードやCDが置かれていましたが、すっきりと明るくなって見やすくなりました。グラスゴー中央駅の高架下にあり、中心部からのアクセスも抜群です。
Oxfam Music
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音楽専門のOxfam(チャリティーショップ)があるのもグラスゴーならでは。お買い得のレコードやCDの中には掘り出しものもあるかも。レコードを買うことが誰かの役に立つというのがいいですね。
Glasgow Music City Tours
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グラスゴーの音楽スポットを巡るウォーキング・ツアー「Glasgow Music City Tours」も毎週土曜日に行なわれています(来年は4月から)。ガイドの案内による2時間ほどのツアーで、いろんなエピソードが聞けるはず。テネンツビールの醸造所を巡るツアーもセットになったプランもありますので、音楽と美味しいビールを楽しんでみては?
TRNSMT
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グラスゴーを代表するフェスと言えば、TRNSMT! 2016年に終了したT・イン・ザ・パークの後継フェスで、2017年からスタートしました。2020年はルイス・キャパルディ、リアム・ギャラガー、コーティナーズ、イアン・ブラウン、フォールズ、キーン、スノウ・パトロールらの出演が決定しています。
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