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ロンドン発の会員制クラブ「SOHO HOUSE」が2026年東京・南青山に日本初上陸
クリエイティヴ業界で働く人を対象とした、ロンドンのソーホー地区で創設されたグローバルな会員制クラブ「ソーホーハウス(SOHO HOUSE)」が、2026年上旬に日本初となる拠点を東京・南青山にオープンします。表参道からほど近い立地に4フロア構成のクラブスペースが誕生し、現在メンバーシップの募集を開始しています。
ソーホーハウス(SOHO HOUSE)とは – 概要と歴史
ソーホーハウスは、1995年にロンドンのソーホー地区でニック・ジョーンズによって設立されたメンバーズクラブです。創設以来、映画、ファッション、デザイン、アートなどのクリエイティヴ産業に関わるプロフェッショナルが集まる場として発展してきました。
2003年にニューヨークでのオープンを皮切りに世界展開を開始し、ロサンゼルス、マイアミ、トロント、シカゴと続き、近年ではローマ、パリ、バンコク、ムンバイなど、現在では世界各地に40か所以上の拠点と80を超える都市でのメンバーシップコミュニティを構えるグローバルなメンバーシップクラブへと成長しています。
アジア展開の歴史
アジアでは過去6年間に開設されたムンバイ、香港、バンコクのソーホーハウスに続き、東京は4番目のハウスとなります。ファッションやアートギャラリーが密集する青山エリアの中心という立地は、ソーホーハウスのブランドイメージとも合致しています。
ソーホーハウスは東京と強い繋がりを持ち、過去8年間、「シティーズ・ウィズアウト・ハウス」のメンバーシップを通じて、多様な日本のクリエイティヴを結びつけてきました。このメンバーシップは、物理的なソーホーハウスがない都市に住むクリエイティヴな個人を対象としたプログラムで、日本では東京、大阪、京都でCWHメンバーシップが展開されています。
ソーホーハウス東京の概要と特徴
ソーホーハウス東京は、表参道からほど近い南青山に位置し、ラウンジ、レストラン、バーを含む4フロアの会員制クラブスペースで構成されます。施設内には青山を一望できる屋外のインフィニティスタイルのプールやテラス、青山通りを見渡せる床から天井までの窓を備えたウェルネス・スタジオ、コワーキング・エリア、ライヴ・パフォーマンスや上映会のためのイベント・スペースなどが完備されています。
ベッドルームと宿泊施設
ソーホーハウス東京には42室のベッドルームが用意され、居心地の良いアットホームな部屋から、簡易キッチンやリビングルーム、テーブルと椅子を設置した屋外バルコニーを備えた広々としたスイートまで多様な客室が揃います。寄木細工のフローリングのほか、日本ならではのアップサイクルされた着物の生地や裂き織りの家具を取り入れた内装も特徴です。
インテリアデザイン
インテリアデザインは、ソーホーハウスのシグネチャーである洗練された温かみのある快適なヴィンテージ英国家具を取り入れつつ、日本らしいミニマルな特注家具のデザインを融合させた空間となっています。各ハウスはその土地の文化や歴史に合わせたインテリアやデザインが施され、地域ごとの個性を反映していることが特徴です。
メンバーシップの種類と特典
ソーホーハウス東京のオープンに合わせて、日本語の公式ウェブサイト、公式LINEとインスタグラムのアカウントも開設されました。メンバーシップには主に「Every House」と「ローカルハウス」の2種類があります。
Every Houseメンバーシップの特典
Every Houseメンバーシップでは、以下の特典が含まれます:
- 世界各国に展開する40か所以上のハウスに無制限にアクセス可能
- 最大3名まで同伴可能
- 新規開業するハウスへの早期アクセスが可能
- ソーホーハウス内ベッドルーム利用時にベストレートで提供
- 毎月150件以上のイベントへのアクセス
- Soho Home(インテリアブランド)15%オフ
- 世界各国に展開する21か所のジムと11か所のスパへのアクセス
- 世界27か所のプールへのアクセス
メンバーシップ費用
ソーホーハウス東京を含む世界中のソーホーハウスへのアクセスが可能なメンバーシップの会費は、年間62万円です。ソーホーハウス東京のみのローカルメンバーシップ会員費は、年間50万5千円となっています。また、27歳以下の方のお申し込みについては割引価格も用意されています。
東京近郊以外に在住のクリエイティヴプロフェッショナルの方には、最寄りの都市にあるシティーズ・ウィズアウト・ハウス(CWH)メンバーシップへの申し込みも可能です。日本では、現在、大阪と京都にてシティーズ・ウィズアウト・ハウスメンバーシップ(年会費は4,300USドル)を受け付けています。
日本におけるソーホーハウスの展望
ソーホーハウス東京の開設は、日本のクリエイティヴシーンにとって大きな意味を持ちます。国内外のクリエイティヴプロフェッショナルが交流する場として機能し、新たなコラボレーションやプロジェクトが生まれる可能性を秘めています。また、日本のクリエイターが世界のネットワークに直接アクセスできる機会が増えることで、日本のクリエイティヴ産業の国際的な競争力向上にも貢献するでしょう。
シティーズ・ウィズアウト・ハウス(CWH)メンバーシップの拡大
シティーズ・ウィズアウト・ハウス(CWH)メンバーシップは現在、北米、英国、ヨーロッパ、アジア太平洋、アフリカ、ラテンアメリカの85都市で運営されており、東京、ソウル、シンガポール、シドニー、ドバイ、ミラノ、マドリード、サンフランシスコ、アトランタなどの都市で旅行中に楽しめる定期的なイベントを開催しています。
ソーホーハウス東京のオープンにより、日本国内の他都市でのCWHメンバーシップの拡大も期待されています。大阪や京都に加え、福岡や札幌などの主要都市でもクリエイティヴコミュニティの形成が進む可能性があります。
2026年上旬に東京・南青山にオープン予定のソーホーハウス東京は、世界40か所以上に展開する人気会員制クラブの日本初上陸となります。1995年にロンドンで誕生したこのクラブは、クリエイティヴ業界で働く人々を対象とし、ラウンジ、レストラン、バー、プール、ウェルネス施設、42室のベッドルームなどを備え、グローバルなクリエイティヴコミュニティの一部として機能します。
メンバーシップの募集はすでに開始されており、世界中のハウスにアクセスできるEvery Houseメンバーシップ(年間62万円)と、ソーホーハウス東京のみにアクセスできるローカルメンバーシップ(年間50万5千円)が用意されています。また、東京近郊以外の方向けにはシティーズ・ウィズアウト・ハウスメンバーシップも提供されています。
ソーホーハウス東京の開設は、日本のクリエイティヴシーンに新たな刺激をもたらし、国内外のクリエイターの交流を促進する重要な拠点となることが期待されます。
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