英国政府観光庁、日本からの訪問者数と消費額の回復予測を明らかに

Destination Britain China & North East Asia

英国政府観光庁が中国で開催した「Destination Britain China & North East Asia」商談会の概要と、日本からの訪問者数と消費額の回復予測について解説します。

商談会の開催

英国政府観光庁(VisitBritain)は、2019年以来初となる商談会「Destination Britain China & North East Asia」を上海で開催。11月23日から2日間に渡り、英国全土から54名のサプライヤーと中国、香港、日本、韓国から69名のトップバイヤーが集まり、約1800件以上の商談を交わしました。

英国サプライヤーとバイヤーの交流

Destination Britain China & North East Asia

多くの英国サプライヤーが中国でのイベントに初参加し、ホテルや観光施設、デスティネーション・マネジメント会社、ツアー・オペレーターなどが含まれました。バイヤーは、最新の旅行商品や革新的な旅行サービスについて情報を得る機会を持ちました。

ニック・ドゥ・ボワ会長のコメント

Destination Britain China & North East Asia

のニック・ドゥ・ボワ会長(Nick de Bois CBE)は、この商談会が英国政府観光庁の中国での商談会を率いる素晴らしい機会であり、非常に重要なビジター市場からの回復を後押しするタイムリーで貴重な機会であると述べました。また、旅行に対する需要が高まりつつある中、このイベントが英国の歓迎をアピールし、中国・北東アジアからのアウトバウンド旅行を促進する動機やトレンドについてバイヤーから直接話を聞く貴重な機会であるとも述べました。

セミナーとキャンペーン

サプライヤーやメディアは、スコットランド政府観光庁や英国ビザ・入国管理局他によるセミナーで国際旅行市場の動向や、訪問先としての英国に関する知識を高めました。英国政府観光庁は「See Things Differently」キャンペーンを紹介し、新鮮でエキサイティングな体験を提供することで、新しい英国を発見してもらい、季節を問わない通年型の訪問を促しました。

日本からの訪問者数と消費額の回復予測

英国政府観光庁の調査によると、日本発の航空路線と座席数は回復を続けており、フライトの予約は回復基調にあります。日本から英国へのフライト予約は現在、2019年のレベルの約60%、航空座席数は約78%で推移しています。予測によると、日本人観光客による英国での消費額は2023年末までに2019年の水準に戻るとされています。また、英国政府観光庁は、英国の優れた観光資源や英国でしか体験できないことをアピールするため、旅行業界や市場パートナーとの緊密な連携を続けています。

Link

https://www.visitbritain.org/

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