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円安&物価高の英国ワーホリってどうなの?最高月収50万円を稼いだZ世代が語る“現地生活のリアル”
夢カナ留学が2025年7月に実施したイギリス物価高に関する意識調査により、約96%の若者が「イギリスは物価が高い」と認識していることが判明しました。しかし、実際にイギリスのロンドンでYMSビザを利用してワーホリを経験したMizushimaさん(21歳)は、月収30万円から最高50万円を稼ぎ、貯金も十分にできたと報告しています。
イギリス物価高の実態:96%が「高い」と回答も実は稼げる現実

夢カナ留学が2025年7月4日(金)から7月5日(土)にかけて18歳から30歳の160名を対象に実施した調査では、回答者の約96%が「イギリスの物価は高そう」と回答しました。この結果は、海外の物価高への不安が若者の留学意欲に影響を与えている可能性を示しています。
実際のイギリス経済も、ロシアによるウクライナ侵攻などを背景に、エネルギー価格の上昇や供給制約が続き、2022年のインフレ率は9.1%となりました。特に光熱費の値上がりが顕著で、多くの家計が逼迫している状況です。
為替面でも、ポンド円(GBP/JPY)のレートは過去10年の中でも高水準で、2024年の平均レートが1ポンド=193円前後となっています。
YMSビザの人気が高まる背景
イギリスのワーホリ制度であるユース・モビリティ・スキーム(YMS)は、2024年1月31日より日本人に対するビザの上限枠が1,500件から6,000件へと大幅に拡充されました[^8]。これにより、より多くの若者がイギリスワーホリに挑戦しやすくなっています。
YMSビザの特徴として、他国のワーキングホリデービザと異なり2年間の滞在が可能で、就労に制限がないことが挙げられます。この長期滞在と就労の自由度が、多くの若者にとって魅力的な要因となっています。
成功事例:21歳学生が到着2週間でスターバックス内定獲得

今回の調査と合わせて紹介されたMizushimaさん(21歳)の体験談は、イギリスワーホリの可能性を示す好例となっています。大学2年次にイギリス・ロンドンに渡航したMizushimaさんは、現地到着からわずか2週間でスターバックスからの内定を獲得しました。
面接から採用までの具体的プロセス
Mizushimaさんは、イギリス到着後スターバックスの求人にオンラインで応募し、書類選考を通過した後3社の面接に臨みました。結果的に、すべての店舗から内定を獲得しています。
面接では「自分の意見によって、チーム全体に影響を与えたことはありますか?」といった難易度の高い質問もありましたが、学生時代のバスケ部での経験や塾講師のアルバイトでの実績を具体的に説明し、採用担当者に好印象を与えることができました。
イギリスの働き方とワークライフバランス
実際に働き始めると、日本との働き方の違いを強く実感したといいます。特に、ワークライフバランスが重視されており、有給休暇を取りやすい文化があることに驚いたとのことです[^8]。
リアルな収入と生活費:月収30万円〜50万円の内訳
Mizushimaさんの具体的な収入と支出の内訳は、イギリスワーホリを検討している方にとって非常に参考になる情報です。
収入の詳細
- 時給:約3,000円
- 月収:30万円〜50万円(季節により変動)
- 12月や8月の観光ハイシーズン:月収50万円程度
- 閑散期:月収30万円程度
観光ハイシーズンには多くのシフトに入ることができるため、月収50万円を達成することも可能です。逆に閑散期は客足が減るため、月収30万円程度になることもあります。
生活費の内訳
- 家賃(光熱費含む):600ポンド(約12万円)
- 食費:100ポンド未満(約2万円)
1ポンド=約200円で計算すると、月々の固定費は約14万円程度となります。この収支から、十分に貯金ができる状況であることがわかります。
イギリス生活を成功させる実践的アドバイス

Mizushimaさんの体験談から、イギリスでの生活を成功させるための具体的なアドバイスが多数得られています。
渡航前の準備について
渡航前の貯金については、「200万円くらい貯金したが、実際は200万円もいらなかった。2週間で仕事が決まったので、100万円あれば安心」と述べています。早期に仕事が見つかれば、それほど多額の資金は必要ないことがわかります。
また、シェアハウスや仕事については「渡航後に決める」ことを推奨しています。実際に現地の雰囲気を見てからの方が、ミスマッチが少ないためです。
節約術と生活の工夫
- バイト先の食事を活用する
- スーパーの「ミールディール」を利用(サンドイッチ、お菓子、飲み物のセットが約500円)
- NHS病院のGP登録を早めに行う
- ジャパンセンターで日本食材を購入
特に食費の節約では、バイト先での食事やスーパーの割引制度を上手く活用することで、大幅に支出を抑えることができます。
おすすめの居住エリア
ロンドンでは北部エリアが治安が良くおすすめとのことです。また、ソーホーエリアでは様々な国の料理が楽しめるため、食事の選択肢も豊富です。
仕事探しの具体的方法と成功のコツ
イギリスでの仕事探しには、いくつかの効果的な方法があります。
主要な求人サイトの活用
- MixB:日本語で検索可能、日本食レストランや日系企業の情報が豊富
- Gumtree:現地の人にも人気、ボランティアや不用品売買も掲載
- Jobsite.co.uk:専用アプリで操作しやすく、現在地から近い仕事を検索可能
英語に自信がない方は日本語対応のMixBから始めることをおすすめします。一方、現地企業での就労を希望する場合は、GumtreeやJobsite.co.ukを活用すると良いでしょう。
人材エージェントの活用
現地の日本人向け人材エージェントに登録することで、より効率的に仕事を探すことも可能です[^4]。渡英前からでも登録できるエージェントもあるため、事前準備として活用することをおすすめします。
円安時代でもイギリスワーホリが選ばれ続ける理由
物価高や円安という厳しい経済状況にも関わらず、イギリスワーホリが人気を維持している理由があります。
YMSビザの独自のメリット
- 2年間の長期滞在が可能
- 就労制限がない
- 2024年から申請枠が6,000人に拡大
- 通年申請が可能になった
他国のワーキングホリデーと比較して、イギリスのYMSビザは滞在期間が長く、就労の自由度が高いことが大きな魅力となっています[^6]。
現地での人手不足という追い風
Mizushimaさんによると、「イギリスでは人手不足なところが多い。けっこう求人募集していて『良い友達いない?』って聞かれることもある」とのことです。この人手不足の状況は、日本人にとっても就職のチャンスが豊富であることを示しています。
英語圏での長期就労経験の価値
2年間という長期間、英語環境で働くことができる経験は、帰国後のキャリアにも大きなプラスとなります。特に国際的な企業や外資系企業への転職において、この経験は高く評価される傾向があります。
2025年イギリスワーホリを成功させるための総合戦略
調査結果と体験談を踏まえて、2025年にイギリスワーホリを成功させるための総合的な戦略をまとめます。
まず、物価高や円安の影響を過度に恐れる必要はありません。実際の体験者が月収30万円から50万円を稼ぎ、十分な貯金もできていることが証明されています。
準備段階では、100万円程度の資金があれば十分で、シェアハウスや仕事は現地到着後に決める方が効率的です。YMSビザの申請枠が6,000人に拡大されたことで、チャンスも大幅に増えています。
現地での成功のカギは、到着後すぐに積極的な就職活動を行うことです。Mizushimaさんのように2週間で内定を獲得した例もあるため、スピード感を持って行動することが重要です。
イギリスワーホリは、円安や物価高という課題があるものの、適切な準備と戦略があれば十分に成功可能な選択肢です。2年間という長期滞在と就労の自由度を活かし、貴重な国際経験を積むことができるでしょう。
Link
https://ryugaku.yume-kana.com/search-for-destination/england/
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