クリエイティヴで歴史あるグラスゴーの東エリアを紹介!

スコットランド最大の都市で、歴史と文化の魅力にあふれたグラスゴー。British Culture in Japanでは約半年間にわたって、グラスゴーの文化機関「Glasgow Life」と共にその魅力を伝えていきます。その第6回は、クリエイティヴで歴史あるグラスゴーの東エリアをご紹介!

グラスゴー市内中心部からも徒歩ですぐの東エリア。市内で最も古い建築がありながえら、グラスゴーで最もエキサイティングな発展を遂げている地区でもあります。重みのある歴史と最新のクリエイティヴが融和した東エリアを、まずはグラスゴー大聖堂から巡ってみましょう。

 

グラスゴーを見守り続けてきた歴史ある建築

 

グラスゴー大聖堂

グラスゴー大聖堂

 

ジョージスクエアとクイーンストリート駅から徒歩でわずか15分ほどで、大聖堂のある地区に到着します。グラスゴー大聖堂は12世紀から創建され、幾度となく増築されていき、ようやく15世紀に現在の形となりました。英国を代表するゴシック様式の建築で、その時の移ろいと共に荘厳な佇まいを醸し出しています。スコットランド宗教改革によって多くの教会が打ち壊されましたが、幸いにも破壊を免れて、ほぼ当時のままに残りました。グラスゴーの守護聖人で、大聖堂の創建者でもある聖マンゴーのお墓は地下の礼拝堂にあり、グラスゴーの街を今も見守り続けています。

 

聖マンゴー宗教博物館

 

プロバンド領主館

 

グラスゴー大聖堂の手前には聖マンゴーから名前が取られた宗教博物館や、15世紀に建築されたグラスゴーに現存する最古の館であるプロバンド領主館があります。どちらも中世におけるグラスゴーが、どのような街で、どのような暮らしが営まれていたのかを知る貴重な建築、博物館であり、ぜひ大聖堂と共に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

ネクロポリス

 

グラスゴー大聖堂の真向かいには、グラスゴー市街の絶景を望む美しいビクトリア朝の庭園の共同墓地、ネクロポリスがあります。ここには約5万人が埋葬されており、チャールズ・レイニー・マッキントッシュがデザインしたケルトの十字架も目にすることができます。

 

週末ならばマーケットへ!

 

バラス・マーケット

 

グラスゴー大聖堂から南へ徒歩15分ほどにあるバラス・マーケットは1920年代に営業を開始。当時は手押し車=Wheelbarrowで商品を運んでおり、そのWheelbarrowのbarrowが訛って、Barrasと発音され、Barras Marketとなりました。週末に開かれるこのマーケットでは日用品や雑貨、アンティークなどグラスゴーのローカルが買い出しに来るような地元感あふれる店が並んでいます。

 

Markets at Barras Art and Design Centre (BAaD)

 

またバラス・マーケットのすぐ南側にあるバラス・アート・アンド・デザイン・センターでも毎日曜日にマーケットが開かれています。こちらは屋内で、ハンドメイドの雑貨やアンティークなど、色々と覗いてみたくなる小さなストールがいくつも出店されています。

 

 

ネクロポリスを南側から出ると、クラフトビールの醸造所「ドライゲート」がありますが、そこでも毎日曜日にマーケットが行われています。こちらはインディペンデントな作家による雑貨やアート、ファッションが中心で、美味しいビールやフードも楽しめますのでランチがてらお出かけしてみては?

 

また、東エリアには個性的なショップがたくさん。ぜひこちらのインスタグラムをチェックして、あなたの旅行プランに加えてみてください。

 

 

 

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ユネスコ認定ミュージック・シティの象徴

 

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ユネスコが音楽が盛んな都市を認定し、賞賛する「シティ・オブ・ミュージック」に英国で初めて選出されたグラスゴー。70年代後半よりインディペンデントなアーティストを多く輩出し、独自のシーンを作り上げてきたことで2008年に認定されました。そのグラスゴーで象徴的なヴェニューが「バロウランド」。バラス・マーケットの一画にあり、1934年にボールルーム(ダンスホール)としてオープンしました。1958年に閉店するも、1960年に再開。80年代になると、ライヴ会場が主となり、スコットランドはもちろん、英国や各国のバンドやアーティストにとってもアイコニックなヴェニューとなりました。キャパシティは1900人ほどですが、MUSEやオアシス、U2、フー・ファイターズたちもライヴを行っており、地元のトラヴィスやフランツ・フェルディナンド、ベル・アンド・セバスチャンたちにとってはホームとも言える存在となっています。フランツ・フェルディナンドはライヴでバロウランドのロゴをもじったドロップを使っているほどで、このヴェニューがいかに自分たちにとって特別なのかを表しています。

 

 

 

 

グラスゴーが生んだ、最もビッグなバンドのひとつ、シンプル・マインズの「ウォーターフロント」はバロウランドで撮影が行われました。

 

おすすめのレストラン

 

もちろん東エリアもレストランが充実! まずはローカルに愛される2店をご紹介!!

 

 

 

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続いては隠れた名店をご紹介!

 

 

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スコットランド、グラスゴーと言えばシーフードも忘れてはいけません!

 

 

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■Link

https://peoplemakeglasgow.com/

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