女王陛下即位70周年を記念した、帝国ホテルで大切に紡がれていく特別なケーキ「45°」が誕生

帝国ホテル「45°」

英国王室で代々受け継がれる“ティアラ”をモチーフにしたケーキ「45°」が、9月1日(木)から開催される「英国フェア2022」にて提供されます。

「45°」に込められた想い

代々受け継がれる王室の“ティアラ”のように、帝国ホテルを象徴するケーキへ

 
このケーキは、第14代東京料理長の杉本 雄によって、女王陛下即位70周年を祝し、今回新たに考案されました。
 

帝国ホテル 第 14 代東京料理長 杉本 雄

帝国ホテル 第14代東京料理長 杉本 雄

王室で礼装時などに着用されるティアラは、代々大切に受け継がれており、王室を象徴する華麗なる歴史のひとつです。

一説では、正面に対して45°の角度での着用が最も美しく見えると言われています。

杉本料理長は、受け継がれるものを大切に扱い紡いでいくことに感銘を受け、今回のテーマと作品名に選んだそうです。

また、今後も帝国ホテルのウエディングを象徴するようなシグネチャーケーキになるように、大切に紡いでいくとのことです。

ロイヤルウェディングをイメージしたエレガントさと英国王室への敬愛を表現

 
帝国ホテル「45°」

なお、ティアラは、ロイヤルウェディングで初めて花嫁が着用することが多いといわれているため、今回のケーキ「45°」はウエディングらしい白一色に仕上げられました。

また、花と自然をこよなく愛し、特にスズランを好まれる女王陛下をイメージ。

クリームで緩やかな曲線をフリーハンドで描くなど、ケーキ全体が柔らかな印象になるように円柱のデザインに。

上にはアイシングシュガーでつくられたティアラを45°の角度で飾りつけ、エディブルフラワー(ペンタス)が添えられています。

陛下も愛する英国の歴史と伝統を感じさせる味わい

 
帝国ホテル「45°」

味は、3つの要素で構成されています。

ひとつ目は、女王陛下も好む、英国産スパークリングロゼワイン「ナイティンバー(NYETIMBER)」をしっかり染み込ませた“ババ”の生地。

ふたつ目は、女王陛下がバルモラル城の苺をよく召し上がることから、様々な調理法で余すことなく使用した“苺のコンフィチュール”。

3つ目は、自家製レーズンやいちじく、プルーンといったドライフルーツとスパイスたっぷりの英国伝統“シムネルケーキ”です。

自家製レーズンは、フレッシュ感を味わえるように、乾燥する温度と時間にこだわって作られました。

そのまわりは、レモンバームの香りをまとった爽やかなクリーム、ビスキュイ、マスカルポーネチーズのガナッシュで包まれています。
 

帝国ホテル「45°」

 

プラチナジュビリーを祝い、ケーキコンテストに参加

「プラチナ・ジュビリー ケーキコンテスト」最終審査に進む5つのケーキ

帝国ホテル東京では、即位70周年を祝して開催されている「プラチナジュビリーケーキ コンテスト」に参加し、「45°」が出品されています。

「プラチナジュビリーケーキ コンテスト」は、駐日英国大使館及び在大阪英国総領事館が、プラチナジュビリーの祝賀ムードを日本の方々にもぜひ一緒に体感し、楽しんで、盛り上げていただきたいという趣旨で開催されているものです。

制作の条件として、デザインは「女王陛下にふさわしい」ものであること、英国に沿ったテーマを表現すること、英国産の材料を使用していること、本コンテストのために考案されたオリジナルの作品であること、が求められました。

今回、国内のラグジュアリーホテルがエントリーする中、帝国ホテル東京が出品した「45°」は、現在最終選考会に参加できるファイナリスト作品のひとつとして残っており、6月中旬に選考結果が発表されます。

    杉本 雄 帝国ホテル第14代東京料理長によるコメント

    エリザベスⅡ世女王陛下即位70周年を祝う「プラチナジュビリー」。この記念すべきタイミングに女王陛下のために料理をつくるという事は本当に光栄ですし、とても自然にその想いを形にすることができました。

    英国王室で礼装時などに着用されるティアラは、45°で身につけることにより、最も美しくその存在感が際立つのだと思います。伝統を重んじる王室にとって代々受け継がれるティアラは美しく象徴的な存在であるため、このケーキを「45°」と命名しました。

    私自身、英国在住時に、英国王室は国民に身近な存在であり、皆に愛され、誇りとされていることを肌で感じておりました。この歴史や伝統を理解し、現代に活かし紡いでいく姿勢こそ、今求められている“サステナブル”な精神であると感銘を受けました。

    その想いは、食材や生産者に対する敬意を持って、食材を余すことなく使い切るというレシピにも反映しています。ケーキの中にはエリザベス女王陛下が好む英国産のスパークリングワインと、フレッシュ感を残した苺をふんだんに使用し、英国の大航海時代に重宝されたスパイスをアクセントとして加えています。このケーキで少しでも多くのお客様に喜んでいただき、幸せな気持ちになっていただけたらなと思います。

「45°」販売概要

開催期間
「英国フェア2022」9月1日(木)~10月31日(月)
開催場所
帝国ホテル東京 インペリアルラウンジアクア、ホテルショップガルガンチュワ

※販売予定は変更の可能性あり。詳細情報は追って公開予定。

Link

https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/index.html

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