エリザベス女王陛下即位70周年を祝う 「プラチナ・ジュビリー ケーキコンテスト」の優勝ケーキが決定!

初夏のヴィクトリアケーキ

駐日英国大使館と在大阪英国総領事館が主催するエリザベスII世女王陛下即位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー ケーキコンテスト」の優勝ケーキが、6月16日に駐日英国大使館で開催されたエリザベスII世女王陛下誕生祝賀会にて、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使より発表されました。

コンテストでは、ケーキの見た目、デザインのインスピレーション、英国の食材を少なくともひとつ使用などの審査項目を設け、駐日英国大使、駐日英国大使館エグゼクティヴ・シェフのフレデリック・ウォルター、国際難民支援団体REIの増岡洋志理事の3名の審査員が評価し、さらに駐日英国大使館の公式ツイッターにて一般からの投票も募り、その投票数も評価に加え優勝ケーキが決定。

初夏のヴィクトリアケーキ

その結果、コンラッド東京の魚住美恵子が製作した「初夏のヴィクトリアケーキ」が優勝しました。

初夏のヴィクトリアケーキ

「初夏のヴィクトリアケーキ」の製作にあたり魚住は、以下のように語っています。

    エリザベスII世女王の在位70周年を祝福するにふさわしい英国伝統のヴィクトリアケーキを、初夏の季節にぴったりなケーキにアレンジしました。ハイグローブ庭園に感銘を受け、オーガニック食材を取り入れています。

    口どけの良いスポンジに、熊本県産のオーガニックの甘夏を使用したマーマレードと、柚子風味のバタークリームを挟み爽やかな味わいに仕上げています。

    そして、マーマレードの隠し味として英国産のスコッチウイスキーを加え、酸味、甘味、ほろ苦さがアクセントになっています。

    デコレーションには英国伝統のシュガークラフトを用いて、英国国花であるバラと日本の初夏の象徴でもある紫陽花、そして王冠を飾り、日本から英国に贈る祝福の気持ちとともに、お互いの文化への尊敬の念を表現しました」

 

魚住美恵子

魚住美恵子

また、優勝にあたり魚住は以下のようにコメントしました。

    シュガークラフトはヴィクトリア女王の時代に栄えた貴族・王室のための技術で、現在その技術を学ぶ人口は減っています。シュガークラフトを5年間学んできましたが、そのクラシックな技術を発揮できる場は滅多にないだろうと思っていたので、今回のコンテストで自分が学んできた技術を披露できたことはとても名誉なことだと思います。

    また今回、他ホテルから参加されていた総料理長やエグゼクティヴシェフなど錚々たるメンバーに加わり、競えたことはとても貴重な体験でした。私の上司であるコンラッド東京の岡崎ペストリーシェフとの出会いと今までの指導に心から感謝しています。

初夏のヴィクトリアケーキ

なお、優勝を記念してコンラッド東京では「初夏のヴィクトリアケーキ」の販売を予定。詳細は決定次第、ホテル公式ウェブサイトなどにて告知されます。

Link

https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/afternoon_tea/twentyeight-2206

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