「Whitehouse Cox」が日本企業の手で復活! 後継者不在で閉鎖された英国の高級革小物ブランドが再生

Whitehouse Cox

2022年末で生産を終了した英国の高級革小物ブランド「Whitehouse Cox」が、日本のバッグや財布メーカー「株式会社ヤマニ」によって復活します。ヤマニが商標権を買い取り、今後は自社で企画・生産・販売を行います。ブランドの歴史や特徴、再生の背景や展望などを詳しく紹介します。

「Whitehouse Cox」とは

「Whitehouse Cox」は、1875年にイングランド中部のウォルソールで馬具商として創業した、英国を代表する革小物ブランドです。ブライドルレザーを中心とした上質なレザーを用いて、熟練の職人たちが最高品質のプロダクトを生み出してきました。馬具やベルトから始まったブランドは、時代と共に鞄や財布など様々なレザーグッズを展開し、英国王室や有名人も愛用するほどの名声を得ました。

しかし、残念ながら「Whitehouse Cox」は、2022年末で生産を終了することを発表しました。その理由は、後継者不在であることです。マネージングディレクターのステファン・コックス氏は、「私がこの事業から引退する必要があり、後継者がいないため閉鎖を決定したものです」とコメント。147年の歴史に幕を閉じました。

商標権の買い取り契約と今後の展望

しかしながら、株式会社ヤマニが、「Whitehouse Cox」ブランドの全世界の商標権を買い取る契約を交わしたことで、ブランドは復活することに。これにより、「Whitehouse Cox」は、株式会社ヤマニの所有ブランドとして企画・生産・販売されます。商品の販売時期については、決まり次第コーポレートサイトなどで発表される予定です。

Link

http://www.yamani.co.jp/
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