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リバティ150周年記念展「I Am. We Are. Liberty.」が大阪・関西万博の英国パビリオンで開催決定!8月30日から9月12日まで
世界的なデザインハウス「リバティ」の創業150周年を記念する特別展「I Am. We Are. Liberty.」が、2025年8月30日(土)から9月12日(金)まで大阪・関西万博の英国パビリオンで開催されます。300点以上の貴重なアーカイヴ作品を通じて、リバティと日本の深い関係性や創造の歴史を体験できる貴重な機会となりそうです。
リバティ150周年記念展「I Am. We Are. Liberty.」の開催概要

大阪・関西万博の英国パビリオンで開催されるリバティ150周年記念展「I Am. We Are. Liberty.」は、英国有数の重要かつ幅広いデザインアーカイヴを間近で体感できる画期的なエキシビションです。
本展示会は、今年4月から7月末までロンドンのリージェント・ストリートにあるチューダー様式のリバティ旗艦店で好評のうちに開催され、日本を含む世界中から多くの訪問者を迎えた後、大阪万博の英国パビリオンに移されます。
- 会場
- 2025年大阪・関西万博会場内 英国パビリオン(夢洲・いのちを守るゾーン)
- 開催期間
- 2025年8月30日(土)から9月12日(金)
- 開催時間
- 10時~19時(イベントなどにより変更の場合あり)
- キュレーション
- 著名な美術史家エスター・コーエン
英国パビリオンの特色とアクセス

英国パビリオンは、おもちゃの積み木からインスピレーションを得たモダンで革新的なデザインが特徴です。夢洲にある万博会場の南西部に位置し、湾岸の絶景を一望できる立地にあります。開館時間は9時から21時まで、所要時間は約20分となっています。
300点以上のアーカイヴ作品で辿るリバティの歴史

本展では、1800年代に遡る希少なアートワークやテキスタイルデザイン、パターンブックをはじめとする300点以上の注目アーカイヴ作品およびリバティのデザイン資料が展示されます。これらの作品群は、リバティが世界のデザインに与え続けてきた影響と、芸術・商業・革新が交差する先駆的な精神を物語る貴重な資料です。
展示の見どころとコンセプト

展示は「I Am. We Are. Liberty.」というタイトルのもと、リバティの豊かな歴史と、デザイン・自然・芸術へのこだわりを紹介。ロンドンのスタジオでリバティの社内デザインチームが手がけた新作とアーカイヴ作品を厳選して展示し、英国と日本の美意識が美しく交差する空間で、リバティのレガシーを体感することができます。
1875年の創業以来、リバティは革新の最前線に立つ世界有数のクリエイターたちとのグローバルなネットワークを築いてきました。ザ・ビートルズやデヴィッド・ボウイといった音楽界の伝説が身に纏ったプリントから、世界中の学生や新進デザイナーとのコラボレーション、さらには持続可能なテキスタイル製造に向けた未来志向の取り組みまで、多彩な展開の歴史を紹介します。
リバティと日本の深い関係性を示す貴重な資料を展示

今回の記念展では、リバティと日本との深い結びつきに特別な焦点が当てられます。1889年、リバティ創業者アーサー・ラセンビィ・リバティとその妻エマは、英国でジャポニスムが最盛期を迎えていた時代に、京都や東京など日本各地を3か月にわたり訪れました。
創業者の日本訪問と影響

この歴史的な旅はリバティの創造哲学に大きな影響を与え、その後の日本美学に着想を得た数々のデザインの誕生につながりました。今回の展示では、この訪日に関連する初期のテキスタイル作品や、アーサーの妻エマが旅の様子を記録した写真入りの旅行記などの貴重な資料も公開されます。

現在、日本はリバティにとって世界で第2位の販売市場となっており、1980年代からリバティの日本法人が設立されています。日本市場向けにオリジナルおよびアレンジされたプリントを手掛ける専用のデザインスタジオも設置されており、デザイナー・皆川明とのコラボレーションや、『ハローキティ』や『ピーナッツ』をフィーチャーしたパターン、日本の植物図鑑に着想を得た繊細な花柄のデザインなどが展開されています。
リバティマネージングディレクターのコメント
リバティ マネージングディレクターのアンドレア・ペトーキ氏は、「日本の職人技は創業者サー・アーサー・ラセンビィ・リバティが江戸後期の日本を旅し、その卓越した芸術性に感銘を受けたことに遡り、長らく私たちのデザインの源泉となってきました。百年以上経った今もなお私たちのデザイナーを刺激し続けており、今回の万博は日本デザインがリバティの創造的進化に与えた影響を称える貴重な機会となります」と述べています。
限定商品の販売と英国パビリオンでの特別体験
訪れた方々が英国デザインの遺産の一端を持ち帰ることができるよう、英国パビリオンでは厳選されたリバティプリントのスカーフが販売されています。特に注目すべきは、京都の老舗丹後ちりめん製造会社・丸仙との協働による限定風呂敷です。
丸仙とのコラボレーション商品

ストロベリー・シーフ 丹後ちりめん風呂敷(Liberty x Marusen)
リバティと丸仙の特別コレクションは、リバティの芸術性と丸仙の丹後ちりめんの技術を融合させたもので、両社のクラフツマンシップへの深い敬意を表しています。丸仙も本年150周年を迎えており、まさに両社の記念すべき年にふさわしいコラボレーションとなっています。

フローラル・ミューズ 丹後ちりめん風呂敷(Liberty x Marusen)
数量限定のコラボ風呂敷は約90cm角のサイズで、39,600円で販売されています。この特別な商品は、英国パビリオン内でのみ購入可能となっており、万博を訪れる記念品として高い注目を集めています。
英国パビリオンのその他の魅力

英国パビリオンでは、リバティ展以外にも多彩な体験が用意されています。1階のギフトショップでは、英国の人気キャラクター「ピーターラビット」や「パディントン」、ひつじのショーンのぬいぐるみ、パビリオンマスコット「PIX」のピンバッジ、リバティのエコバッグなどを販売しています。また、2階の「ジョニーウォーカー バー」では、涼やかな飲み物と共に休憩も可能です。
リバティの創造性と日英文化交流の新たな章

大阪・関西万博英国総代表のキャロリン・デイビッドソン氏は、「リバティは、英国の創造的な独創性と世界的な文化的影響力を象徴する存在です。リバティのアーカイブは単なる芸術遺産の記録にとどまらず、初期の版画技術から最先端の持続可能なテキスタイルに至るまで、英国がデザイン革新を牽引してきた証でもあります」と語っています。
この記念展は、文化と商業の交差点に位置するリバティの独自の立ち位置を浮き彫りにするとともに、その卓越したクラフトマンシップ、厳選されたキュレーション、そして職人技を駆使したデザインによって築かれた名声を支える、アーティストやデザイナー、そしてものづくりに携わる職人たちとのつながりを称える内容となっています。
リバティ150周年記念展「I Am. We Are. Liberty.」は、単なる歴史の回顧にとどまらず、英国と日本の文化交流の未来を見据えた画期的な展示会です。2025年8月30日(土)から9月12日(金)までの短期間の開催のため、この貴重な機会をぜひお見逃しなく、大阪万博の英国パビリオンを訪れてみてはいかがでしょうか。
Link
https://www.ukatexpo2025.uk/website/15789/jpn/events/
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