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英国ナショナルデー2025が大阪万博で盛大開催!BBCプラネットアースⅢコンサートが日本初上演
2025年5月22日(木)、大阪・関西万博で英国ナショナルデーが開催され、BBCの人気ドキュメンタリー「プラネットアースⅢ」のライブコンサートが日本で初めて上演されました。三笠宮彬子女王殿下もご臨席され、英国パビリオンでは英国の人気キャラクターとの撮影会も実施されるなど、日英文化交流の象徴的な1日となりました。
英国ナショナルデーの華やかなセレモニー
英国ナショナルデーの式典では、リサ・ナンディ文化・メディア・スポーツ相が出席し、芸術や文化面での日英間の絆強化について言及しました。「地球規模の課題に立ち向かうにはアイデアを共有し、協力することが必要だ」とあいさつし、両国の文化交流の重要性を強調しました。
大屋根リング上では、スコットランドの軍楽隊「エディンバラ・ミリタリー・タトゥー」がバグパイプの演奏に合わせてパレードやダンスを披露し、来場者は牧歌的な音楽に聞き入りながらカメラを向けていました。エディンバラから来たエディンバラ・ミリタリー・タトゥーの演奏は、英国の4つの国それぞれを象徴する音楽として、バグパイプをはじめ多彩な楽器で表現されました。
彬子女王殿下のご臨席と人気キャラクター登場
日英両国の国旗掲揚の式典には彬子女王殿下がご臨席され、エディンバラ・ミリタリー・タトゥーと日本の和太鼓グループ「宮本卯之助商店」がコラボレーションしたパフォーマンスをご覧になられました。

また、英国パビリオンでは英国の人気キャラクターとの撮影会も開催。「ピーターラビット」や「くまのパディントン」、「ひつじのショーン」などのキャラクターが登場し、来場者との記念撮影を行いました。
プラネットアースⅢライブ・イン・コンサートの日本初公演
英国ナショナルデーの目玉イベントとして、BBCの大ヒットドキュメンタリーシリーズ「プラネットアースⅢ」のライブコンサートが日本で初めて開催されました[^2]。このコンサートは、BBC Studios Asiaと英国政府の共催により実現したものです。
壮大な自然映像と生演奏の融合
コンサートでは、「プラネットアースⅢ」から厳選された映像が巨大スクリーンに映し出され、観客を壮大な自然の世界へと誘いました。映像に合わせて、アカデミー賞受賞者作曲家のハンス・ジマー、ジェイコブ・シェイ、サラ・バローネらによる「Bleeding Fingers Music」の楽曲が、日本センチュリー交響楽団の生演奏により披露されました。
司会はBBCニュースのレポーター、大井真理子氏が務め、映像と音楽が融合した一夜限りのコンサートに、会場は特別な空気に包まれました。
BBC Studios Asiaの評価と今後の展望
BBC Studios Asiaのブランド&マーケティング担当バイスプレジデントのソフィア・スピネリ氏は、「昨夜のコンサートは、まさに圧巻の一言でした。集まった多くのファンの皆様に、『プラネットアースⅢ』の世界観を体験していただくことができました」とコメントしています。
また、「今回の公演が日本におけるBBCスタジオのライブイベントの新たな一歩となることを心より嬉しく思っております」と述べ、今後の日本での展開に期待を示しました。
英国4つの国からの多彩な音楽パフォーマンス
英国ナショナルデーでは、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国からのアーティストによる多様な音楽パフォーマンスが披露されました。
国際的なアーティストの競演
受賞歴のあるラッパー、マンガ作家のシャオ・ダウがイングランド代表として日本語でのパフォーマンスを行い、アニメやゲームにインスパイアされた音楽を披露しました。北アイルランドからは、ロックダウン中に結成されたインディーロックバンド「Panic Over」が参加し、新シングル「Actor」のリリースを記念した演奏を行いました。
これらのパフォーマンスは、英国の多様な文化的背景を反映し、日本の観客に英国音楽の幅広さを紹介する貴重な機会となりました。
日英文化交流の新たなパートナーシップ「MUSUBI イニシアチブ」
英国ナショナルデーでは、日英間の関係を一層強化する新たなパートナーシップ「MUSUBI イニシアチブ」が発表されました。このイニシアチブは、官民連携の革新的なパートナーシップにより、日英の次世代のリーダーを育成することを目的としています。
駐日英国大使のコメント
ジュリア・ロングボトム駐日英国大使は、「『MUSUBI』はその名の通り、“結び”の力で日英の人々を繋ぎ、次世代のリーダーたちを支えます。日英の関係はこれまで以上に強固なものになっています」とコメントし、より多くの企業・団体の参加を呼びかけました。
英国政府代表の展望
キャロリン・デービッドソン2025年大阪・関西万博英国政府代表は、「延べ2,800万人以上の来場者、150か国以上の国々が参加をする2025年大阪・関西万博は、英国が“躍動的で革新的な国”であることを世界に示す絶好の舞台となります」と述べ、万博を通じた国際的な発信力に期待を示しました。
英国パビリオンの魅力と今後のイベント予定
英国パビリオンは「ともに未来をつくろう」をテーマに、おもちゃの積み木からインスピレーションを得たモダンで革新的なデザインが特徴です。来場者は、英国の偉大なイノベーションの過去、現在、そして未来を巡る没入型の旅を体験できます。
パビリオンの施設とサービス
英国パビリオンには、2階のジョニーウォーカー バーや1階のギフトショップ、レストランが設置されており、英国の人気キャラクターグッズやLIBERTYのエコバッグなどを購入できます。また、屋上バルコニーからは会場を望むパノラマビューを楽しめ、多くの来場者にとって穴場スポットとなっています(イベント開催時のみ)。
英国パビリオンでは、万博期間中の6か月間にわたり、英国の文化・技術・革新を祝うエキサイティングなイベントプログラムが継続的に開催される予定です。
英国ナショナルデーが示す日英関係の新たな地平
2025年5月22日に開催された英国ナショナルデーは、日英両国の文化交流における重要な節目となりました。プラネットアースⅢライブコンサートの日本初公演、英国4つの国からの多彩な音楽パフォーマンス、そして新たなパートナーシップ「MUSUBI イニシアチブ」の発表により、両国関係はより深いレベルでの協力関係へと発展しています。
英国パビリオンでの一連のイベントは、単なる文化紹介を超えて、地球規模の課題解決に向けた国際協力の重要性を示すものとなりました。今後も万博期間中を通じて、英国パビリオンは日英文化交流の拠点として重要な役割を果たし続けることが期待されます。
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