ブリストルの伝説的ストリートアーティスト6名が中目黒に集結!9月13日から限定展示開催

Street Artists of Bristol - Exhibition

バンクシーの故郷として知られるブリストルから、ストリートアート界の巨匠6名の作品が中目黒Under the Tracksに集結。9月13日(土)から28日(日)まで土日祝日限定で開催される「Street Artists of Bristol」展では、80年代から現在まで続くブリストル・ストリートアート文化の精髄を体験できます。



世界が注目するブリストル・ストリートアートシーンの系譜

ブリストルのストリートアートは80年代半ばに誕生し、バンクシーをはじめとする世界的アーティストを輩出してきました。今回の展示では、その黎明期から現在まで活躍する6名のアーティストが一堂に会します。

1980年代から続く伝説の系譜

 

Inkie

Inkie

展示の中心となるのは、ブリストル・グラフィティシーンの誕生とともに歩んできたパイオニアたちです。80年代半ばに10代だったInkieは、発展するアートシーンの中で独自のスタイルを築き、現在では英国の主要メディアでバンクシーと同等の伝説的存在として認められています。

 

Cheba

Cheba

また、2000年代に現れたChebaは、エネルギッシュなストリート向けデザインから出発し、大胆な色彩と宇宙的イメージを融合させた独自のスタイルへと進化を遂げました。現在も国際的に注目を集めるミューラリストとして活動を続けています。


日本文化とのクロスオーバーを体現するアーティストたち

今回の展示で特に注目すべきは、西欧文化と日本文化の融合を作品に取り入れているアーティストたちです。

日本のポップカルチャーに影響を受けたCheo

 

Cheo

Cheo

ブリストル・グラフィティシーンの伝説的存在Cheoの作品は、西洋のコミック文化と日本のコンピューターゲーム、漫画、アニメ文化からインスピレーションを得ています。彼のトレードマークである蜂やその他の繰り返し現れるモチーフは、現代日本文化を取り入れた作品として国際的に高い評価を受けています。

環境問題と宇宙的テーマを探求するFarrah Fortnam

 

Farrah Fortnam

Farrah Fortnam

流れるような鮮やかな筆使いと大胆なパレットで知られるFarrah Fortnamの抽象絵画は、地球上の森林と海洋生態系への畏敬と驚きを表現しています。コロナ禍中に初の壁画を描いて以来、英国各地で数百もの作品制作を委託されている注目のアーティストです。


幻想的世界観で魅せるAndy CouncilとSepr

 

Andy Council

Andy Council

建築要素、自然の形態、認識可能なランドマークを組み合わせて独特な幻想的生物と情景を創り出すAndy Councilの作品は、複雑な細部と物語性を巧みに融合させています。人間とその環境に関する社会的コメンタリーの要素も含まれ、見る者に深い印象を残します。

 

Sepr

Sepr

一方、ブリストル出身のSeprは多種多様なキャラクター・ベースのアーティストとして知られ、その作品はフー・ファイターズ、メルヴィンズ、クイーン・オブ・ザ・ストーンエイジなどの有名バンドのアルバムカバーやライヴポスターに採用されています。現在はタトゥーアーティストとしても活動の幅を広げています。


展示詳細情報とアクセス方法

「Street Artists of Bristol」展は中目黒Under the Tracksで開催されます。土日祝日のみの限定開催で、入場料は無料です。

会場
Under the Tracks(東京都目黒区上目黒2-45-12 Nakame Gallery Street J3-J4
会期
2025年9月13日(土)〜9月28日(日)の土曜日、日曜日、祝日の月曜
時間
11時〜18時
入場料
無料

展示では、オリジナル作品やプリント作品が販売される予定で、価格は4,000円から120,000円の範囲とのことです。また、ステッカーセットやオリジナルTシャツなどのグッズも用意されています。

Under the Tracksへのアクセス

会場のUnder the Tracksは、東急東横線・地下鉄日比谷線中目黒駅から徒歩圏内に位置しています。高架下のユニークな空間で、ストリートアート展示にふさわしい雰囲気を演出しています。


ブリストル・ストリートアート文化が東京に与える意義

この展示は単なるアート展示にとどまらず、都市における芸術の役割と可能性を提示しています。ブリストルでは、違法とされた起源から現在の国際的に委託されるミューラリストへの進化が示すように、ストリートアートが都市文化の重要な一部として認識されています。

都市空間をキャンバスとする新たな可能性

出展アーティストたちの経歴と作品は、世界中の都市が自らの建築環境をキャンバスとして受け入れ、地域の優秀な住民によって書かれた独自のストーリーを語る機会があることを示しています。東京においても、このような国際的なアート交流が新たな都市文化の創造につながる可能性があります。

 

Link

https://www.instagram.com/underthetrackstokyo/

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