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ブリティッシュ・カウンシル「Selector After Dark」大阪万博で開催、UK電子音楽3組が最終週末に登場
ブリティッシュ・カウンシルの国際配信ラジオ番組「Selector Radio」が、大阪・関西万博2025の最終週末となる2025年10月11日(土)・12日(日)にUKパビリオンで特別エディション「After Dark」を開催します。香港生まれの英日ハーフでTransgressive Records所属のMiso Extra、エディンバラ出身のFourth Daughter(Emily Atkinson)、ウェールズ出身のハイパーポップ・アーティストtwstの3組が出演し、パビリオン前のVillage Greenで無料ライヴを披露。万博閉幕まで数日となったこのイベントは、日英音楽文化の深いつながりを祝う貴重な機会です。
Selector Radioが大阪万博で特別ショーケース

「Selector Radio」はブリティッシュ・カウンシルによる国際配信番組で、昨年は6,700万人以上のリスナーに到達しました。今回の「After Dark」は、大阪・関西万博2025の統一テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応し、音楽・芸術・文化が未来志向の社会をどう形作るかを示すキュレーションが特徴です。10月11日(土)はSian Eleri、12日(日)はNick Luscombeがホストを務め、UKパビリオン前のVillage Greenを屋外電子音楽イベント会場に変貌させます。入場は無料で、万博入場者であれば誰でも参加可能です。
注目の3組のUKアーティスト

Miso Extra
Miso Extraは香港で英国人と日本人の両親のもとに生まれ、香港・日本・英国で育った多文化バックグラウンドを持つアーティストです。Transgressive Recordsと契約し、J Dilla、MF DOOM、Daft Punk、アニメ文化からの影響を織り交ぜた楽曲を制作しています。

Fourth Daughter
Fourth Daughter(Emily Atkinson)はエディンバラを拠点に、Rufus Du SolやJamie xxから影響を受けた陶酔的なエレクトロを生み出しており、クラシック音楽の訓練を受けた背景と電子音楽実験を融合させたサウンドが「バレアリックの太陽に浸るよう」と評論家から評されています。

twst
twstはウェールズのバリー出身で、South Wales Valleysのスタジオで独学でプロダクションを習得したハイパーポップ・アーティストです。オンライン・アイデンティティと監視をテーマにした楽曲が特徴で、Charli XCXのBRAT発売記念セットで披露されBBC Radio 1でも取り上げられました。
詳細なタイムテーブル
- 10月11日(土)16時25分~20時30分(ホスト: Sian Eleri)
- 16時30分~17時00分: twst
- 17時30分~18時15分: Fourth Daughter
- 19時45分~20時30分: Miso Extra
- 10月12日(日)14時45分~18時15分(ホスト: Nick Luscombe)
- 15時15分~15時45分: twst
- 16時15分~17時00分: Fourth Daughter
- 17時30分~18時15分: Miso Extra
11日(土)はSian Eleriがホストを務め、12日(日)はNick Luscombeが担当します。Sian EleriはBBC Radio 1の番組も担当しています。
英日音楽産業の長年のパートナーシップ
今回のショーケースは、British Phonographic Industry(BPI)と英国ビジネス・貿易省が主催する包括的な音楽・テクノロジーミッションと並行して開催されます。Wales Arts Internationalとブリティッシュ・カウンシルも「Year of Wales and Japan(ウェールズと日本の年)」の祝賀活動の一環として協力。英国と日本の音楽セクターは長年にわたるクリエイティヴなパートナーシップを維持しており、両国の革新的な活動がオーディオ機器、電子楽器、新興技術の形成に貢献してきました。英国アーティストとインディーズレーベルにとって日本は重要な市場であり続け、両国は活発な実験的音楽シーンを維持しています。
関係者コメントと大阪万博での文化交流の意義
ブリティッシュ・カウンシル音楽部門ディレクターのJoel Mills氏は「このショーケースは、英国と日本の音楽シーンを定義する革新的な精神とクリエイティヴなアプローチを完璧に体現しています。Selector Radioの『After Dark』を通じて、出演アーティストの並外れた才能だけでなく、数十年にわたり英国と日本のミュージシャンをつないできた深いクリエイティヴな絆を祝います。大阪万博は、英国アーティストが電子音楽の未来をどう形作っているかを示す完璧なプラットフォームであり、この重要な国際舞台に文化交流をもたらせることを嬉しく思います」とコメントしています。
英国万博2025のCarolyn Davidson英国政府代表は「世界第2位の音楽輸出国であり、クリエイティヴ産業の世界的リーダーである英国は、サウンドの未来を形作り続けています。最後の公開イベントでは、英国の世界的な音楽影響力を推進する革新とエネルギーを祝う3組の新進気鋭の英国エレクトロニック・アーティストが登場します。これは大阪万博での6か月間にわたる感動的な活動にふさわしい結びとなり、英国のプレゼンスを祝うために参加していただいたすべての方々に感謝します」と述べています。
大阪万博最終週末の注目無料イベント
大阪・関西万博2025は10月13日(月・祝)に閉幕を迎えますが、最終週末にはSelector After Dark以外にも複数のイベントが開催されます。10月10日(金)・11日(土)には「未来のトビラをひらく『こども万博』」が開催され、子どもたちの夢スピーチや起業家体験発表などが実施されます。11日(土)は特に混雑が予想されており、東ゲートは15時頃まで非常に混雑する見通しです。UKパビリオンでの「After Dark」は無料で参加でき、万博入場券を持っていれば誰でも楽しめるため、英国電子音楽シーンに触れる絶好の機会といえます。万博のラストウィークに国際的な文化交流を体験したい来場者にとって、見逃せないイベントです。
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