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カレドニアン・スリーパー、30年ぶりの新停車駅バーミンガム発着でスコットランドへの利便性向上
英国で運行されている寝台列車カレドニアン・スリーパーが、2026年1月15日(木)よりバーミンガム国際駅に停車。同路線への新停車駅追加は30年ぶりで、ロンドン・ユーストン駅とスコットランド各地を結ぶハイランダー・ルートに、バーミンガムが3番目の停車駅として加わりました。
30年ぶりの新停車駅でウェスト・ミッドランズとスコットランドを直結

ロンドンとスコットランドを結ぶ寝台列車サービスは1873年から運行されており、1996年に現在のカレドニアン・スリーパーとしてブランド化されました。これまでハイランダー・ルートの停車駅は、ロンドンのユーストン駅、プレストン駅、クルー駅、エディンバラ・ウェイヴァリー駅で、そこからフォート・ウィリアム、アバディーン、インヴァネスへと分岐していました。

バーミンガム国際駅
バーミンガム空港に隣接するバーミンガム国際駅の停車追加により、英国第2の都市バーミンガムからスコットランド高地への直通アクセスが実現しました。バーミンガムからアバディーンまでは9時間、インヴァネスまでは10時間、最終目的地のフォート・ウィリアムまでは11時間で到着します。運行は週6日で、土曜日は運休となります。
クラシック・ルームから豪華なダブル・スイートまで多彩な客室

クラブ・スイート
カレドニアン・スリーパーでは、予算や好みに応じて3タイプの個室を選択できます。クラシック・ルームは二段ベッドと洗面台を備えたシンプルな部屋で、クラブ・スイートには二段ベッドとシャワールーム、朝食が付きます。最上級のダブル・スイートはダブルベッドと専用バスルーム、朝食が含まれます。

予算を抑えたい旅行者には、リクライニング・シートも用意されています。無料の睡眠キット、読書灯、USBポート、ロック付き収納スペース、調整可能なヘッドレストが備わっており、快適な移動が可能です。予約は1年前から受け付けています。
観光と経済の両面でウェスト・ミッドランズとスコットランドの結びつきを強化

ウェスト・ミッドランズ広域首長のリチャード・パーカー氏は、「30年以上ぶりにハイランド地方への夜行列車サービスが復活したことは、地域の交通にとって真のマイルストーンです。バーミンガムで目を閉じ、スコットランド北部の息をのむような景観の中で目覚めるという体験を、再び楽しむことができるようになりました」とコメントしています。
カレドニアン・スリーパーは、この新路線がウェスト・ミッドランズとハイランド地方の移動の障壁を低減し、エネルギー、エンジニアリング、製造、専門サービス、ホスピタリティといった分野で両地域の経済的つながりを強化すると説明しています。観光客にとっても、バーミンガムの産業遺産や運河沿いの街並みを楽しんだ後、そのままスコットランドの自然や文化に触れる旅が可能になります。
バーミンガムの魅力とカレドニアン・スリーパーで広がる英国周遊の可能性

セルフリッジズ Photo: Bs0u10e0 / CC BY-SA 2.0
バーミンガムは、英国第2の都市として多彩な見どころがあります。市中心部のブルリング&グランド・セントラルは、英国最大級のショッピングモールで、160店舗以上が入居し年間約4,000万人が訪れます。その中でも、1万5,000枚のアルミニウム円盤で覆われた流線形の未来的なデザインのセルフリッジズ百貨店が象徴的な存在です。一方、300年以上の歴史を持つ宝石街ジュエリー・クォーターでは、100軒以上のプロの宝飾デザイナーの工房と小売店が、18世紀から続くバーミンガムの宝飾産業の伝統を今に伝えています。

©Cadbury World
家族連れにはボーンヴィルのキャドバリー・ワールドや、インタラクティヴ展示が充実したシンクタンク(バーミンガム科学博物館)、ナショナル・シーライフ・センターがおすすめです。文学ファンには、トールキンの『指輪物語』におけるシャイアのインスピレーション源となったサレホール・ミルもあります。
英国には現在ふたつの夜行列車サービスが存在しますが、カレドニアン・スリーパーは最も歴史が長く、2026年にはヨーロッパ各地で新たな寝台列車ルートの開設が予定されています。バーミンガムからの新路線は、飛行機よりも環境負荷が低く、移動時間を睡眠に充てられる持続可能な旅行の選択肢としても注目されています。
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