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映画『ハムネット』ふたつの特別映像解禁──クロエ・ジャオ監督キャスティング秘話とグローブ座の熱狂ダンスシーン
アカデミー賞主演女優賞(ジェシー・バックリー)を受賞し、全国絶賛上映中の映画『ハムネット』から、クロエ・ジャオ監督のインタビュー映像と、撮影後にキャスト&スタッフが乱舞する「ダンステイク」映像がそれぞれ公開。ジャコビ・ジュープのキャスティング秘話映像と合わせ、本作の舞台裏に迫る3本の映像が出揃いました。
映画『ハムネット』──受賞ラッシュで全国上映中の話題作
『ハムネット』は、2020年に発表されて英女性小説賞と全米批評家協会賞を受賞したマギー・オファーレルの同名小説を原作とした実写映画化作品です。舞台は16世紀イングランドの小さな村。薬草の知識に優れ、不思議な力を宿した妻アグネス・シェイクスピアと、ロンドンで活動する劇作家の夫ウィリアム・シェイクスピア、そして3人の子どもたちの物語が描かれます。父親不在のなかで家族を守り奮闘するアグネスのもとに、やがて一家に大きな不幸が降りかかります。
4月10日(金)の日本公開直後からFilmarks初日満足度ランキング第1位を獲得し、土日には複数の満席回が出るなど好評を博しています。SNSや映画レビューサイトでは「10年に1本の大傑作」「オールタイムベスト入り」「エンドロールで拍手が起こった」など絶賛の声が相次いでいます。第50回トロント国際映画祭観客賞(最高賞)、第83回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)・主演女優賞(ドラマ部門)に続き、第98回アカデミー賞ではジェシー・バックリーが主演女優賞を受賞しました。
クロエ・ジャオ監督インタビュー映像──キャスト選びと原作への思いを語る
公開されたインタビュー映像では、クロエ・ジャオ監督が本作に込めた思いをたっぷりと語っています。監督は初めてマギー・オファーレルの原作小説を読んだときの感想を「完全に打ちのめされた」と振り返り、「マギーが行間に隠した感情を映像に落とし込む」「空白のページを映像化する」という姿勢で脚本を共同執筆したと明かしています。監督と原作者はウォン・カーウァイのファン同士だったというエピソードも語られています。
キャスティングについても率直に語っています。ウィリアム・シェイクスピア役のポール・メスカルが映画化に与えた影響、アグネス役のジェシー・バックリーが適任だと確信した理由、そして「ポールがジェシーより頼もしく見えますように」と密かに祈っていたというふたりの相性テストのエピソードが明かされています。
また、ハムネット役のジャコビ・ジュープについては「常に周囲を気遣う姿が印象的だった」「年齢よりはるかに大人びていて、責任感の強い姿が印象的だった」と振り返っています。ポール・メスカルも「映画全体の原動力となる、まさに映画の中心人物」と語り、ジェシー・バックリーも「自分に何が求められているかを的確に理解し、深いところまで入り込むことができる」とその才能を称えています。
また、本作をこれから鑑賞する観客へのメッセージとして、監督は次のように語っています。
- 「ぜひ触れてほしい、自分の中にある優しさにね」
- 「苦しい時もある、心を削られるような痛みを感じる時もある。でも痛みを乗り越えて優しくなって欲しいの」
- 「きっと本作で描いた悲劇が、あなたの痛みを浄化してくれるはず」
- 「映画館を立ち去る時、隣の他人との距離が少し縮まっていると思う、映画を観る前よりはね。それが映画館という場所の役割なの」
グローブ座でリアーナの曲に乗って乱舞──「ダンステイク」映像とは
もう1本の映像は、撮影後にキャスト&スタッフが総出で踊る「ダンステイク」の様子を収めたものです。クロエ・ジャオ監督は、悲しい場面が続く撮影において蓄積した感情をキャストたちが解放できるよう、毎週金曜日(辛い撮影の後はそれ以外の曜日も)にダンスタイムを設けていたと説明しています。「蓄積した感情を解き放つのは楽じゃない」「大きな声で叫ぶのが一番」「だから人は太古の昔から火の周りで踊るの」と、この取り組みの意図を語っています。
なかでも「4日間も悲しい撮影が続いた」グローブ座でのダンスでは、リアーナの楽曲「ウィ・ファウンド・ラヴ」に合わせてジェシー・バックリー、ポール・メスカルをはじめキャスト&スタッフが一体となって乱舞。プロデューサーのスティーヴン・スピルバーグも参加したというこの企画について、監督は「すごく楽しかった」と笑顔を見せています。
豪華キャスト・スタッフが結集した16世紀英国の家族の物語

監督・脚本はクロエ・ジャオで、原作者マギー・オファーレルとともに脚本を手がけています。主演のジェシー・バックリーは『ウーマン・トーキング 私たちの選択』、ポール・メスカルは『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』で知られる実力派で、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンらが脇を固めています。製作にはスティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが名を連ねています。
公開情報

- 監督
- クロエ・ジャオ
- 脚本
- マギー・オファーレル、クロエ・ジャオ
- 製作
- スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス
- 出演
- ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン
- 作品情報
- 2025年 / イギリス映画 / 126分 / カラー / 英語 / 5.1ch / ビスタサイズ / 原題:HAMNET / 映倫区分:G
- 公開日
- 2026年4月10日(金)より全国公開
- 配給
- パルコ ユニバーサル映画
©2025 FOCUS FEATURES LLC.
Text by British Culture in Japan編集部
Link
https://www.cinequinto.com/parco-movie/
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