ピカソとポール・スミスの展覧会が国立新美術館で開幕!英国の遊び心が宿る空間

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」

20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソの作品と、英国の著名デザイナーであるポール・スミスの感性が融合した展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」が、6月10日(水)から国立新美術館で開幕しました。色鮮やかで驚きに満ちた会場レイアウトの中で、貴重なピカソ作品を堪能できます。

ポール・スミスが手がけるかつてないピカソ展の魅力

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」

国立新美術館で開催中の「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」は、パリ国立ピカソ美術館が所蔵するパブロ・ピカソの作品にインスピレーションを得て、英国人デザイナーのポール・スミス(Paul Smith)が会場のレイアウトや空間演出を考案したユニークな展覧会です。自由な発想で創り上げられた展示室は、従来の美術館のイメージを覆す色鮮やかさと楽しい驚きに満ちています。

本展は、2023年にパリで開催され20万人以上の来場者を記録したピカソ没後50周年記念の特別展を基にした国際巡回展で、日本では国立新美術館のみでの開催となります。「青の時代」の代表作《男の肖像》や、《アルルカンに扮したパウロ》を含む約80点の作品が、緩やかな時系列に沿って紹介され、ピカソの作風の変化と人生の歩みを追うことができます。

開幕に先立つ取材会に松岡茉優とポール・スミスが登壇

ポール・スミスと松岡茉優

開幕に先立ち、6月9日(火)に開催された取材会には、本展のアンバサダーおよび音声ガイドナビゲーターを務める俳優の松岡茉優と、アートディレクターを務めるポール・スミスが登壇しました。ポール・スミスの衣装を身に纏い登場した松岡茉優は、異なる趣を持つ各展示室について「ポールさんの演出によるお部屋で、ピカソの様々な人生の変化が映し出された作品を鑑賞でき、ピカソの人生をとらえることが出来る素晴らしい展示だと感じました」と感想を語りました。

また、クリエイションや人生における「遊び心」というテーマに対し、ポール・スミスは「大変なことが多い世の中で、日常に遊び心を持つことはとても大切です。幼稚さではなく、子どものようなオープンマインドな発想を持ち続けることです」と述べ、空間デザインに込めた独自の哲学を明かしました。松岡茉優は自身にとっての遊び心を「挑戦」と表現し、「自分の『好き』を大切に挑戦をやめない遊び心を育みたいです」と語りました。

展示室に隠された遊び心と開催概要

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」

本展の見どころは、作品そのものの素晴らしさだけでなく、空間のいたるところに散りばめられた演出にもあります。松岡茉優は来場者へ向けて「ひとつの物語を追うような気持ちでぜひ展示を楽しんでいただけたらと思います。ポールさんが展示室内に描き上げた可愛い『ある動物』の絵も探してみてください」と、会場内の隠れた見どころを紹介しました。ポール・スミスも「時間をかけてそれぞれの作品や空間を味わい、背景にある学びや関係性にも目を向けていただければ嬉しいです」とメッセージを寄せています。

会場
国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区)
会期
6月10日(水)~9月21日(月・祝)10時~18時(金・土曜日は20時まで/入場は閉館の30分前まで)※休館日は毎週火曜日。ただし8月11日(火・祝)は開館、8月12日(水)は休館
入場料
一般2,400円、大学生1,400円、高校生1,000円(中学生以下は無料)※7月29日(水)~31日(金)は高校生無料観覧日

英国のクラフツマンシップと独自のモダンな解釈、そして20世紀の巨匠の芸術が交差する特別な空間へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://art.nikkei.com/picasso_ps26/

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