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【追悼:デヴィッド・ホックニー】ケンジントン・ガーデンからサーペンタイン・ギャラリーへ

ロンドン在住のフリーランスライター、近藤麻美さんが、英国カルチャーを現地から紹介する連載「近藤麻美のカルチュラル・ウォーク in London」の第18回を公開! 今回は、サーペンタイン・ギャラリーでのふたつの展覧会をご紹介します。
ハーフタームが終了し、気温も少し下がって、過ごしやすい日だったので、ケンジントン・ガーデンまで足を延ばしてきました。
北の方のランカスター・ゲート駅側入り口から入っていきます。

まずは入り口のマップで行先を確認

イタリアン・ガーデン

イタリアン・ガーデン・ファウンテン。

ジョージ・フレデリック・ワッツによるフィジカル・エナジー像

The Arch by Henry Moore
まずは、サーペンタイン・サウス・ギャラリーで『Cecily Brown: Picture Making』を観覧しました。

サーペンタイン・サウス・ギャラリー

Cecily Brown: Picture Making
自然と公園での生活というテーマは、長きにわたりブラウンの造形的な探求を形作ってきました。彼女は、スケールや色彩、そして愛し合うカップル、森の風景、不気味な自然散策といった繰り返し登場するモチーフを用いて実験を重ねています。


力強い筆致、鮮やかな色彩、そしてダイナミックな構図で知られるアーティストです

近年のモノタイプやドローイングも展示されています

Giuseppe Penone: Albero fologorato (Thunderstruck Tree) 2012
この時点でかなり歩いたので、コーヒー休憩。

アーモンドスライスは、ベイクウェルケーキのような感じ。とても美味しかったです

ダックとスワン

カモの群れ
サーペンタイン・ノース・ギャラリーへ来ました。

David Hockney: A Year in Normandie and Some Other Thoughts about Painting
今回のお目当てはデヴィッド・ホックニーです。

ホックニーの記念碑的な作品『ノルマンディーの1年』を中心としたエキシビションです。パンデミック中にノルマンディーの自宅周辺の四季の移り変わりを描いた100点以上のiPad絵画から構成されたパノラマ作品で、ギャラリー全体にて、時間、風景、そして観察の連続的な視覚的物語となっています。
80代後半になってもなおデジタル技術や新たな視覚表現を試み続けるホックニーの姿勢は素晴らしく、ホックニーの生涯にわたる風景と知覚への関心を称えるとともに、彼がいかに新しいテクノロジーを取り入れ続けているかを考察する場となっています。






外にはミューラルもあります

ギフトショップでバッジを購入しました
ホックニーを後にして、ハイドパークへ。



ロンドンの中心部にありながら、自然とアートを存分に楽しめる贅沢な時間を過ごしました。ちなみにサーペンタイン・ギャラリーのエキシビションはどちらも入場無料(要予約)。世界的なアーティストによる質の高い展示を気軽に鑑賞できるのは、ロンドンの文化環境の豊かさを改めて実感させてくれます。
ハイド・パークの散策と合わせて訪れれば、半日から一日かけてゆったりと芸術に触れられるので、観光客はもちろん、ロンドン在住者にもぜひおすすめしたいスポットです。
追記:まさにこのブログを書いている最中に、デヴィッド・ホックニー氏の訃報が。6月11日に自宅で亡くなったとのこと。享年88歳。安らかに。
■近藤麻美
99年に渡英。英国のニュース、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、演劇、歴史、ファッション、アートなど、英国にまつわる文化の多岐に渡る記事を執筆している。
linktr.ee/mamikondohartley
ご連絡は、mamikondohartley@gmail.comまで。
X:https://x.com/mami_hartley
Instagram:https://www.instagram.com/mamimoonismine
note:https://note.com/mamikondo_london
Link
https://www.serpentinegalleries.org/
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