大阪・関西万博で「ウェールズ・デー」4月29日開催!英国パビリオンで音楽と食文化を体験

大阪・関西万博における英国パビリオン

ウェールズ政府が大阪・関西万博の英国パビリオンで「ウェールズ・デー」を4月29日(火・祝)に開催します。伝統音楽や現代ダンス、ウェールズ料理など五感で体験できるイベントを通じて、「日本におけるウェールズ年」を盛り上げます。レベッカ・エヴァンズ経済・エネルギー・計画担当大臣主催のもと実施されます。


「ウェールズ・デー」の概要と見どころ

英国パビリオン

「ウェールズ・デー」は「日本におけるウェールズ年“Year of Wales and Japan 2025”」の一環として開催されるイベントです。ウェールズと日本は持続可能性や創造性、伝統を大切にする価値観を共有するパートナーとして、この一年を通じてさまざまな取り組みを展開していきます。

大阪・関西万博の英国パビリオンでは、4月29日(火・祝)と6月24日(火)の2日間にわたって「ウェールズ・デー」を開催。4月29日は文化や芸術、食品などウェールズの魅力を総合的に紹介するイベントとなり、6月24日は健康イノベーションや芸術に焦点を当てたプログラムが予定されています。

レベッカ・エヴァンズ経済・エネルギー・計画担当大臣

レベッカ・エヴァンズ経済・エネルギー・計画担当大臣

レベッカ・エヴァンズ経済・エネルギー・計画担当大臣は「大阪・関西万博の『ウェールズ・デー』は、現代のウェールズを象徴する活気ある文化や伝統、そして世界水準の革新と創造性を紹介する絶好の機会です。また、何世代にもわたり培われてきたウェールズと日本の深い絆を称える場でもあります。このイベントは、ウェールズと日本の繋がり祝う1年を通じた活動の中心となるものです。さらに、本年後半には、ウェールズ企業が日本市場への輸出機会を模索できるよう支援してまいります」とコメントしています。

伝統と現代が融合する音楽・ダンスパフォーマンス

「ウェールズ・デー」では、ウェールズから来日する音楽アーティストによる特別公演が行われます。「ノーグッド・ボヨ(NoGood Boyo)」、「カラン(Calan)」、「タフ・ラピッズ(Taff Rapids)」のメンバーが、アコーディオンやフィドル(フォーク・ヴァイオリン)、ギターを使った伝統音楽と現代的なサウンドが融合したパフォーマンスを披露します。

ウェールズのダンスグループ QWERIN ©Two Cats in the Yard Photography

ウェールズのダンスグループ QWERIN ©Two Cats in the Yard Photography

また、ダンスグループ「クウェリン(Qwerin)」による現代的なフォークダンスも見どころの一つです。「クィア性」と「ウェールズらしさ」を表現し、文化やアイデンティティ、コミュニティを讃えるパフォーマンスは、ウェールズの著名な音楽家によるオリジナルのサウンドトラックと、伝統的な衣装に現代的なアレンジを加えた衣装で披露されます。

ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック&ドラマ

ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック&ドラマ:

さらに、ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック&ドラマからも2名の歌手が来日し、歌声を披露する予定です。世界中から優れた才能が集まるウェールズの国立音楽・演劇学校として知られる同校からの出演者にも注目です。



ウェールズの食文化と伝統工芸を体験

バラブリス

バラブリス(Bara brith)

「ウェールズ・デー」では音楽やダンスだけでなく、ウェールズの食文化や伝統工芸も楽しむことができます。バラブリス、カウル、ウェルシュケーキなどのウェールズを代表する伝統料理が紹介されるほか、ウェールズの伝統的なテキスタイルデザイナー、リオ・ジェームスによる作品も展示されます。

ウェールズの伝統的なテキスタイルは、独特の模様や色使いが特徴で、長い歴史を持つ工芸品として知られています。リオ・ジェームスの作品を通して、ウェールズの伝統工芸の美しさと現代的な解釈を体験できるでしょう。

また、100年以上の歴史を誇る全国的な青年団体のマスコット「ミスター・イルド」も登場し、会場を盛り上げます。



革新技術と創造性の展示

ウェールズは伝統文化だけでなく、革新的な技術開発でも知られています。「ウェールズ・デー」では、ウェールズ国内で製造されているソニー・ラズベリーパイや、スマートフォンに登場する拡張現実のドラゴンなど、ウェールズの創造性とイノベーションを体験できる展示も行われます。

スタンプラリー

また、英国パビリオン内では「日本におけるウェールズ年“Year of Wales and Japan 2025”」のためにデザインされた特別なスタンプラリーも実施。北ウェールズ在住のイラストレーター、ジョナサン・エドワーズがデザインした駅スタンプを集めながら、ウェールズの食文化、テクノロジー、伝統的な織物デザインなどを紹介するさまざまな「ステーション」を巡ることができます。

各スタンプには、ウェールズ国旗に描かれた伝説のドラゴンと、ウェールズと日本に共通したそれぞれを象徴する風景や模様が描かれており、コレクションとしても魅力的です。



阪急うめだ本店でも特別公演を開催

クウェリン(QWERIN)

大阪・関西万博での「ウェールズ・デー」に先立ち、ノーグッド・ボヨ、カラン、タフ・ラピッズのメンバーとクウェリンのダンスパフォーマンスを、4月24日(木)・25日(金)の2日間、大阪・梅田の阪急うめだ本店9階「祝祭広場」でも楽しむことができます。

トングウィンライス・テンペランス・バンド

また、トングウィンライス・テンペランス・バンド(Tongwynlais Temperance Band)も4月14日(月)~20日(日)まで日本各地で公演を行います。1888年に結成されたこのブラスバンドは、全英ナショナル・ブラスバンド・チャンピオンシップにウェールズ代表として9回出場するなど、長い歴史と高い実力を持つバンドです。



ウェールズと日本の絆を深める特別な1年

「ウェールズ・デー」は、ウェールズと日本の友好関係をさらに深める「日本におけるウェールズ年“Year of Wales and Japan 2025”」の重要なイベントのひとつです。4月29日(火・祝)の大阪・関西万博英国パビリオンでは、音楽、ダンス、食文化、テクノロジーなど、ウェールズの多様な魅力を五感で体験できます。

また、阪急うめだ本店での公演や、トングウィンライス・テンペランス・バンドの日本ツアーなど、万博以外の場所でもウェールズの文化に触れる機会が用意されています。

「日本におけるウェールズ年“Year of Wales and Japan 2025”」を通じて、持続可能性や創造性、伝統を大切にする価値観を共有する両国の絆がさらに深まることが期待されます。

 

Link

https://www.ukatexpo2025.uk/

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