スーパー・ファーリー・アニマルズ復活で話題!ウェールズの夏フェスを独自ルポする配信イベント開催

アイステッズヴォド

すべてウェールズ語で行われる文学・音楽・パフォーマンスのフェスティバル「アイステッズヴォド」の魅力に迫るオンラインイベントが、6月27日(土)に開催されます。北ウェールズのレクサムで実施された現地取材の映像ルポや、再始動したスーパー・ファーリー・アニマルズの話題など、最新のウェールズ文化の動向を深く学べる構成です。

1176年から続く伝統と現代政治の潮流が交錯するウェールズ最大の祭典

アイステッズヴォド

英国を構成する国のひとつであり、「英国の中の異国」とも評されるウェールズ。この地で古くから受け継がれてきた伝統的なサマーフェスティバル「アイステッズヴォド(Eisteddfod)」の全貌を紹介するトークイベント「ウェールズの祭典 アイステッズヴォドに行ってみた! ──『英国の中の異国』のサマーフェスを独自取材!」が、6月27日(土)の18時からオンラインで開催されます。記録に残る最古の開催は1176年まで遡り、イングランドによる征服やウェールズ語禁止令といった歴史の荒波を乗り越え、自らの言葉と文化を守り抜いてきたウェールズ人たちのアイデンティティを再確認する国家的な祭典です。

アイステッズヴォド

2026年の現在、このアイステッズヴォドはかつてないほど重要な局面を迎えています。去る5月7日(木)に行われた英国地方選挙において、ウェールズの独自性や言語・文化の保護を掲げる「ウェールズ党(プライド・カムリ)」が第1党へと躍進しました。党首のフリン・アプ・イオルウェルス(Rhun ap Iorwerth)が首席大臣に就任し、閣僚全員がウェールズ語話者という歴史的な新内閣が誕生したばかりです。政治や社会が「ウェールズ・ファースト」へと舵を切るなかで、マイノリティ言語の復興と文化継承の象徴であるこのフェスティバルへの注目度は国内外で急速に高まっています。

スーパー・ファーリー・アニマルズの帰還と現地ルポ

音楽ファンにとって今年の最大のハイライトとなるのが、ウェルシュ・ロックの金字塔を打ち立てたバンド「スーパー・ファーリー・アニマルズ(Super Furry Animals)」の帰還です。2026年に再始動を果たした彼らが、約30年ぶりに対象のステージへ登場することが決定し、現地ではプラチナチケットを巡る激しい争奪戦が繰り広げられています。今回のオンラインイベントでは、昨年北ウェールズのレクサムで開催されたアイステッズヴォドを徹底取材した貴重なルポ映像を公開。世界的なネットワーク組織「ウェールズ・インターナショナル」のスタッフによる案内のもと、公式ガイドブックには載っていないリアルな会場の熱気を届けてくれます。

アイステッズヴォド

イベント後半には、現地ウェールズと回線を繋いだ生中継のトークセッションも実施されます。現役の小学校教員や、ウェールズ語専用の公共放送局「S4C」のニュース部門で活躍するジャーナリストがオンラインで登壇。彼らにとってアイステッズヴォドがどのような存在なのか、生活や人生に深く根ざした想いが熱く語られます。英語とはまったく異なる不思議で美しいケルト系言語の響きに触れながら、現代の英国が内包する多様な文化の深層を体験できる貴重な機会となりそうです。参加費は600円で、期間限定の見逃しアーカイブ配信も用意されています。

参加申し込みはこちらより

Photo: Crown Copyright(2026)Cymru/ Wales

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://eisteddfod.peatix.com

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