ケイト・ウィンスレット主演『I AM ルース』が英国アカデミー賞テレビ部門で二冠達成！

世界的人気女優と実の娘が初共演した意欲作

ケイト・ウィンスレットは、世界的人気を誇る英国出身オスカー女優です。彼女は、現代イギリスを代表する実力派女優たちが1話ずつ主役を務めるアンソロジー・ドラマ『I AM 私の分岐点』の第3シーズン第1話『I AM ルース』で主演しました。この作品では、彼女の実の娘であるミア・スレアプレトンと初の本格共演が実現。10代のソーシャルメディア依存やメンタルヘルスについて真正面から描いた意欲作です。

単品ドラマ部門作品賞と主演女優賞を受賞

『I AM ルース』は、現地時間5月14日（日）に発表された「英国アカデミー賞（BAFTA）テレビ部門」で単品ドラマ部門作品賞と主演女優賞を受賞しました。これは、ウィンスレットにとって初めてのテレビ部門での受賞です。受賞スピーチでは、世界中の親子や若者へ力強いメッセージを発信しました。

親子共演と製作への想い

ウィンスレットは、「もしこのトロフィーをふたつにカットできるなら、半分を私の娘ミアに渡します。私たちは一緒に成し遂げたのです」と親子共演を称えました。

また、「『I AM ルース』は、オンライン社会の危険に晒されていると感じる親やその子どもたち、家族、そして、ティーンの子どもと会話したいと願いながらもはやそれが出来なくなってしまった親のために作られました」と製作への想いを語りました。

さらに、「ソーシャルメディアとその暗黒な一面に取りつかれてしまった若者へ、それらはあなたたちの人生には必要のないものです」「不健康な世界に閉じ込められていると感じている、このスピーチを聞いているかもしれない若者たちは、助けを求めてください」と、今まさに葛藤の中にある若者たちや親たち、そして社会に向けて、熱く訴えかけました。

日本でも独占放送・配信中

『I AM ルース』は、「BS10 スターチャンネル」で今月5月より独占日本初放送中です。また、動画配信サービスの「スターチャンネルEX」でも独占日本初配信中。本作は、セリフの書かれた台本がなく、全員即興演技である点も見どころです。ウィンスレット自身がテーマを選び、ドミニク・サヴェージ監督とともに視聴者の心をつかんで離さない作品を生み出しました。英国アカデミー賞テレビ部門で二冠達成した『I AM ルース』をぜひご覧ください。