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『シャーロック・ホームズの冒険』放送40周年記念ランキング発表!「赤髪連盟」が人気No.1
『シャーロック・ホームズの冒険』放送開始40周年を記念して、日本全国のホームズファンが投票した好きなエピソードランキングを発表します。第1位は「赤髪連盟」、第2位は「バスカビル家の犬」、第3位は「まだらの紐」でした。原作の魅力を忠実に再現したジェレミー・ブレットの名演技に注目です。
『シャーロック・ホームズの冒険』放送開始40周年記念ランキング発表
『シャーロック・ホームズの冒険』は、アーサー・コナン・ドイルの原作を忠実に映像化した、ジェレミー・ブレット主演のホームズシリーズです。日本唯一のミステリードラマ専門チャンネル「ミステリーチャンネル」で放送されており、今年で放送開始から40周年を迎えました。この記念すべき年に、日本全国のシャーロック・ホームズファンによる好きなエピソード投票が行われ、その結果が発表されました。全41エピソードの中から、どのエピソードが上位にランクインしたのでしょうか?
第1位「赤髪連盟」(第12話)
© ITV PLC
第1位に輝いたのは、「赤髪連盟」(第12話)でした。このエピソードは、原作でも人気が高く、“赤髪連盟”という奇抜な着想のストーリーでホームズ作品の中でも傑作と言われる作品のひとつです。ドラマでは、ホームズの宿敵・モリアーティ教授が初登場し、ホームズとの対決が始まります。ほかのエピソードと比べ、コミカルで笑えるシーンもあることが人気の理由として多くありました。投票者からは、「赤髪連盟の面接シーンがおもしろすぎる」「モリアーティ教授の登場が衝撃的だった」「ホームズとワトソンの掛け合いが楽しい」といったコメントが寄せられました。
<回答者のコメント>
ホームズの宿敵モリアーティついに登場!となるシリーズの中でも重要なエピソード。だからと言ってシリアス過ぎず、コミカルな部分もあり、度肝を抜くトリック、観察方法とおススメ盛りだくさん!依頼人の前でホームズとワトソンが笑いを堪え切れず大笑いするシーンが大好きです!(女性・40代)
第2位「バスカビル家の犬」(第26話)
© ITV PLC
第2位に選ばれたのは、「バスカビル家の犬」(第26話)でした。このエピソードは、ホームズ作品の中でも最も有名で、数多く映像化されている長編ミステリーです。ベイカー街を離れ、英国の荒涼とした湖沼地方を舞台に、魔犬伝説を装った殺人事件を解決します。ドラマでは、原作に忠実に再現された不気味な雰囲気や、怪奇的な現象を科学的に証明する展開が見どころです。また、ワトソンがホームズよりも多く登場し、メインで捜査し活躍しているところも人気のポイント。投票者からは、「作品が醸し出す不気味さが素晴らしい」「ワトソンの活躍が見られるのがうれしい」「魔犬の正体が明らかになるシーンが衝撃的だった」といったコメントが寄せられました。
<回答者のコメント>
ホームズ長編で一番好きな作品。映像としても原作の持つ怪奇、恐怖感をよく表している。(男性・40代)
第3位「まだらの紐」(第6話)
© ITV PLC
第3位に入ったのは、「まだらの紐」(第6話)でした。このエピソードは、ホームズ作品の中でも初期の作品で、ホームズとワトソンの出会いが描かれています。ドラマでは、原作に忠実に再現されたヴィクトリア時代の暮らしがリアルに表現されています。また、ジェレミー・ブレットの名演技が光るエピソードでもあります。投票者からは、「初めて読んだホームズ小説がこのエピソードで、これをきっかけにホームズ作品が好きになった」「子供の頃に読んだ記憶そのままに映像も完璧な世界観だった」「ホームズとワトソンの出会いが感動的だった」といったコメントが寄せられました。
<回答者のコメント>
子供の頃、初めて読んだシャーロック・ホームズでした。本当に怖かった記憶があり、映像で見て面白さを実感した次第です。(女性・50代)
第4位「ボヘミアの醜聞」(第1話)
© ITV PLC
<回答者のコメント>
記念すべき最初のエピソード。ジェレミー・ブレットの”ホームズご本人感”が半端ない。小説の中だからこそ成立しそうなホームズの変装の場面、クオリティの高さにびっくり。見事な映像化に感動したのが懐かしい。(男性・20代)
第5位「踊る人形」(第2話)
© ITV PLC
<回答者のコメント>
内容は陰惨ではあるが、原作に忠実であり、暗号解読の過程、美しい田園風景、最後は原作通り、少しの希望を持たせて終わってるところも良い。(男性・50代)
第6位以降の順位
第6位「空き家の怪事件」(第14話)
第7位「青い紅玉」(第7話)
第8位「マスグレーブ家の儀式書」(第17話)
第9位「最後の事件」(第13話)
第10位「六つのナポレオン」(第20話)
第10位「四人の署名」(第21話)
第12位「美しき自転車乗り」(第4話)
第13位「犯人は二人」(第33話)
第14位「曲がった男」(第5話)
第15位「第二の血痕」(第16話)
第16位「銀星号事件」(第23話)
第16位「瀕死の探偵」(第37話)
第18位「海軍条約事件」(第3話)
第19位「ギリシャ語通訳」(第9話)
第20位「マザランの宝石」(第40話)
※同じ票数を獲得した作品は同率順位で表記
調査概要
調査対象 : 10代~80代の男女823名
調査期間 : 2023年11月16日~12月3日
調査機関 : ミステリーチャンネル
調査方法 : インターネット
有効回答数 : 823件 ※3作品を選択して投票
小説の挿絵に最も近いジェレミー・ブレット演じるホームズ
今回のアンケートでは、小説がきっかけでホームズ作品が好きになったという回答者が多い傾向にあり、原作小説の人気ランキングの結果に近いものとなりました。一方で、いかに原作のイメージを踏襲して本作が作られていたかも伺える結果に。様々な俳優で演じられているホームズ映像化作品の中でも、ジェレミー・ブレット演じるホームズは小説の挿絵に最も近いと言われています。投票者からは、「ジェレミー・ブレットはまさに挿絵から出てきたようなキャラクターを作り上げ、どの角度を取ってもシャーロック・ホームズ」「行間にあるホームズの心の動きをこの人が一番表現している」と称賛するコメントが多数ありました。
ヴィクトリア時代の暮らしがリアルに表現され、ジェレミー・ブレット自身の品格と、演じるホームズの佇まいの忠実さ、また制作陣の原作への敬意と深い愛情が感じられる通称“グラナダ版ホームズ”『シャーロック・ホームズの冒険』は、ミステリーチャンネルで現在放送中です。また今回のランキング上位20位のエピソードが、3月20日(水・祝)に特別編成で放送されることも決定。放送が開始されて今年で40年を迎える今もなお、色褪せない魅力を放ち続ける本作を、どうぞミステリーチャンネルでお楽しみください。
Link
https://www.mystery.co.jp/programs/a_sherlock
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