「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」11月29日(金)公開!モーツァルト『フィガロの結婚』が開幕を飾る

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』『フィガロの結婚』

ロンドンの名門、ロイヤル・オペラ・ハウスの公演が日本の映画館で楽しめる「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」が2024年11月29日(金)から開催されます。オープニングを飾るのは、モーツァルトの傑作オペラ『フィガロの結婚』。世界最高峰の舞台芸術を、日本全国の映画館で体験できる貴重な機会です。




「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」の概要

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25

「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」は、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで上演される世界最高峰のバレエとオペラの公演を、日本の映画館で楽しめる画期的なプロジェクトです。2024年11月29日(金)から2025年にかけて、全10作品(バレエ6作品、オペラ4作品)が各1週間限定で全国公開されます。

このシリーズは、ロイヤル・オペラ・ハウスが「ロイヤル・バレエ&オペラ」と改称したことに伴い、タイトルを新たにしました。大スクリーンと迫力ある音響で、日本にいながらにして最高峰のオペラとバレエの公演を堪能できる、まさに至極の体験を提供します。

2024/25シーズンの注目ポイント

2024/25シーズンには、新たな音楽監督の就任という大きな変化があります。長年ロイヤル・オペラの音楽監督を務めたアントニオ・パッパーノの後任として、43歳の若手指揮者ヤクブ・フルシャが就任しました。フルシャはすでに数々のオペラ・ハウスでの経験を持ち、新しい風を吹き込むことが期待されています。



オープニング作品『フィガロの結婚』の魅力

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』『フィガロの結婚』

2024/25シーズンの幕開けを飾るのは、モーツァルトの傑作オペラ『フィガロの結婚』です。2006年からデイヴィッド・マクヴィカー演出によるプロダクションが上演され、大好評を博してきた作品です。

『フィガロの結婚』のストーリー

 

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』『フィガロの結婚』

『フィガロの結婚』は、フランス革命が迫った時代を背景に、アルマヴィーヴァ伯爵の使用人フィガロと、伯爵夫人の小間使いスザンナの結婚を巡る一日を描いた物語です。登場人物たちのドタバタ劇が楽しめる一方で、当時の社会批判も巧みに織り込まれています。

音楽学者の永井玉藻氏は、本作の最大の魅力を「生き生きとした人間模様によって描き出される、喜劇に見せかけた社会批判」だと解説しています。18世紀末、ヨーロッパの封建的な貴族社会が危機を迎えつつあった時期を背景に、貴族と家来という絶対的な立場の差が揺らぎ始めていた様子が描かれています。

注目の歌手陣

 

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』『フィガロの結婚』

今回の『フィガロの結婚』では、実力派の歌手陣が集結しています。

– フィガロ役:ルカ・ミケレッティ(イタリア出身のバリトン)
– スザンナ役:シボーン・スタッグ(若手コロラトゥーラ)
– 伯爵役:ヒュー・モンタギュー・レンドール(躍進中のバリトン)
– 伯爵夫人役:マリア・ベントソン
– ケルビーノ役:ジンジャー・コスタ・ジャクソン

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25』『フィガロの結婚』

これらの歌手たちが、モーツァルトの難曲に全力で挑む姿は必見です。特に、フィガロ役のルカ・ミケレッティの繊細な表現力や、ケルビーノ役のジンジャー・コスタ・ジャクソンが歌う「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」など、聴きどころが満載です。

『フィガロの結婚』上映情報

上映期間
2024年11月29日(金)〜12月5日(木)
上映場所
TOHOシネマズ 日本橋 ほか全国の映画館
配給
東宝東和

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– 公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/

キャスト情報

– フィガロ:ルカ・ミケレッティ
– スザンナ:シボーン・スタッグ
– アルマヴィーヴァ伯爵:ヒュー・モンタギュー・レンドール
– アルマヴィーヴァ伯爵夫人:マリア・ベンクソン
– ケルビーノ:ジンジャー・コスタ=ジャクソン
– バルトロ:ピーター・カルマン
– マルチェッリーナ:レベッカ・エヴァンス
– ドン・バジーリオ:エイドリアン・トンプソン



「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」は、日本にいながらにして世界最高峰のオペラとバレエを体験できる貴重な機会です。オープニングを飾る『フィガロの結婚』は、モーツァルトの音楽の素晴らしさはもちろん、社会批判を含んだストーリー、そして実力派歌手陣の熱演など、見どころ満載の作品です。

この機会に、ロンドンの名門ロイヤル・オペラ・ハウスの公演を、大スクリーンと迫力ある音響で楽しんでみてはいかがでしょうか。クラシック音楽やオペラに詳しくない方でも、十分に楽しめる内容となっています。

 

Link

http://tohotowa.co.jp/roh/

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