イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『白鳥の湖』、2025年元旦より日本の映画館で公開 – 120人の出演者と60羽の白鳥が魅せる圧巻のステージ

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団が贈る『白鳥の湖』が、2025年1月1日(水)よりTOHOシネマズ日比谷ほかで公開されます。2024年6月にロイヤル・アルバート・ホールで撮影された本作は、120人の出演者と60羽の白鳥が織りなす壮大なステージを映画館のスクリーンで楽しめる注目の作品です。




世界が認めた『白鳥の湖』、ついに日本上陸

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『白鳥の湖』は、1997年の初演以来、世界中で50万人以上の観客を魅了してきた大ヒットプロダクションです。そのすばらしい舞台が、このたび日本の映画館で鑑賞できるようになります。

圧倒的なスケールと美しさ

 

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』

本作の特徴は、なんといってもその圧倒的なスケールです。120人もの出演者が登場し、60羽の白鳥が舞台を埋め尽くす様子は、息を呑むほどの美しさです。ロイヤル・アルバート・ホールという伝統的な会場で、客席が周囲を囲む円形のセットで繰り広げられる本作は、全景を捉えた上方からの撮影ショットも含まれており、ダンサーたちの一挙一動が美しく映えるダイナミックな作品となっています。

世界トップクラスの出演者たち

 

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』

主演のオデット/オディール役を演じるのは、韓国出身のイ・サンウンです。182cmという高身長を活かし、たおやかで情感あふれる白鳥オデットと、32回転のグランフェッテを披露する黒鳥オディールの両方を見事に演じ分けます。王子役のギャレス・ハウも高身長で美しいプロポーションを持つダンサーで、二人の共演は見どころのひとつです。

また、悪魔ロットバルト役には、日本のバレエ団への客演でも知られるジェームズ・ストリーターが起用されており、その演技力にも注目が集まっています。



日本人ダンサーの活躍にも注目

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』

本作は日本人バレエファンにとっても見逃せない作品となっています。世界で活躍する日本人バレエダンサーたちが多数出演しているからです。

ソリストとして輝く日本人ダンサー

3幕のナポリのソリストとして、大谷遥陽が出演し、みごとな音楽性とテクニックを披露します。また、1幕では通常のパ・ド・トロワが12人のソリストによるパ・ド・ドゥーゼとなり、猿橋賢、鈴木絵美里、大谷遥陽、エリック・ウルハウスが出演します。

コール・ド・バレエと各国の踊りにも日本人ダンサーが参加

コール・ド・バレエやワルツ、3幕の各国の踊りでは、仲秋連太郎、淵山隼平のほか、元新国立劇場バレエ団の横山柊子、池田紗弥らもゲスト出演しています。日本のバレエシーンを支える才能あるダンサーたちの活躍は、本作の魅力をさらに高めています。

音楽と演出:世界的な名匠たちの競演

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』

チャイコフスキーの名曲を奏でるオーケストラa

イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団の指揮を務めるのは、ギャヴィン・サザーランドです。サザーランドは最近、新国立劇場バレエ団の「眠れる森の美女」も指揮しており、日本のバレエファンにもなじみ深い存在です。チャイコフスキーの名曲をドラマティックに奏でるオーケストラの演奏は、本作の魅力のひとつとなっています。

振付と美術:世界的な名匠たちの手腕

振付を担当したのは、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の元芸術監督であるデレク・ディーンです。音楽性に優れ、ダイナミックな振付は本作の特徴のひとつとなっています。

美術を担当したのは、世界的な名匠として高名なピーター・ファーマー。ファーマーの手による舞台美術は、ロイヤル・アルバート・ホールの壮大な空間を最大限に活かし、観客を幻想的な白鳥の湖の世界へと誘います。



映画館での鑑賞:バレエ体験の新しい形

大スクリーンならではの迫力

映画館の大スクリーンで鑑賞することで、ロイヤル・アルバート・ホールの壮大な舞台を余すことなく楽しむことができます。特に、舞台の真上に設けられたカメラが映し出す、白鳥の群舞が次々とフォーメーションを変えていく映像は圧巻です。これまでに見たことのない『白鳥の湖』の世界を、映画館で体験できるのです。

バレエの魅力を深く知る機会

本編の途中には、ロットバルト役のジェームズ・ストリーターのインタビューや、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団が力を入れる医療・教育プログラムについてのドキュメンタリーも含まれています。これらの付加的なコンテンツにより、バレエの世界をより深く理解し、作品の魅力を多角的に楽しむことができます。



イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『白鳥の湖』は、バレエファンはもちろん、芸術に興味のある方々にとっても見逃せない作品です。120人の出演者と60羽の白鳥が織りなす壮大なステージ、世界トップクラスのダンサーたちの競演、そして日本人ダンサーの活躍など、見どころが満載です。2025年1月1日(水)より、TOHOシネマズ日比谷ほかで公開されるこの作品で、新年を華やかにスタートさせてみてはいかがでしょうか。

Image(s) courtesy of English National Ballet. © Laurent Liotardo © English National Ballet 2024

 

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https://culture-ville.jp/enbswanlake

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