Netflix『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』46年ぶり映像化、ヘレナ・ボナム・カーターやマーティン・フリーマン出演

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Netflixがアガサ・クリスティの小説『七つの時計』を原作とするミニシリーズ『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』を2026年1月15日(木)から全世界で配信開始しました。1925年のイギリスを舞台に、カントリーハウスで起きた殺人事件の謎を解き明かす物語で、全3話で構成されています。




『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』の概要

『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』は、アガサ・クリスティが1929年に発表した長編小説『七つの時計』を映像化した作品です。全3話のミニシリーズとして制作され、2026年1月15日(木)からNetflixで全世界配信が開始されました。同作は1980年以来、約46年ぶりとなる映像化作品となります。

本作は『チムニーズ館の秘密』(1925年)から4年後という設定で、前作で初登場したロンドン警視庁のバトル警視登場2作目の作品です。前作では脇役だったケイタラム卿の娘アイリーン(バンドル)とビル・エヴァズレーが本作では準主役として活躍するほか、チムニーズ館の主であるケイタラム卿、ジョージ・ロマックスたちも前作に引き続いて登場します。

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脚本と製作総指揮を務めるのは、『ブロードチャーチ〜殺意の町〜』や『ドクター・フー』で知られるクリス・チブナル。監督は『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』や『バック・トゥ・ライフ』を手がけたクリス・スウィーニーが全エピソードを担当しています。製作総指揮には『ザ・クラウン』のスザンヌ・マッキーや『グッド・オーメンズ』のクリス・サスマンも名を連ねています。



1925年の英国を舞台にした殺人ミステリー

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物語は1925年のイングランドを舞台に展開します。豪華なカントリーハウス「チムニーズ館」で開かれたパーティーで、悪ふざけが恐ろしい展開を迎え、殺人事件へと発展します。貴族の娘、アイリーン・”バンドル”・ブレントは、好奇心旺盛で機知に富んだ若い女性ですが、事件の真相を解明するため、意外な探偵役を務めることになります。

彼女の調査は、大邸宅と住人たちの秘密を暴き、やがて自身の人生を一変させる大規模な陰謀の存在を明らかにしていきます。Netflix公式サイトでは本作を「ウィットに富み、テンポが速く、スタイリッシュな作品」と説明しており、「秘密、スキャンダル、殺人が大邸宅の隅々に潜んでいる」と紹介しています。



豪華キャストが集結

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主人公のアイリーン・”バンドル”・ブレントを演じるのは、英国アカデミー賞ライジング・スター賞を受賞したミア・マッケンナ=ブルース。彼女は『HOW TO HAVE SEX』や『ウィッチャー』などの作品で知られています。

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バンドルの母レディ・キャタハムを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『ザ・クラウン』で知られるヘレナ・ボナム・カーターです。父と兄を失った母娘の関係性も見どころのひとつで、マッケンナ=ブルースはTV Insiderでのインタビューで「実はバンドルのほうが“母親役”なんです。母は喪失にとらわれ、バンドルは希望の象徴として前に進もうとしている」と語っています。

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事件を担当するバトル警視役には、『SHERLOCK/シャーロック』や『ホビット』シリーズで知られるマーティン・フリーマンが出演。バンドルとバトル警視の軽妙なやり取りも作品にユーモアを加えており、マッケンナ=ブルースは同インタビューで「ヘレナとは最初から化学反応があって、すぐ母娘になれました。マーティンとはお互いをからかい合う感じが、そのまま役にも生きていました」とコメントしています。

  • エドワード・ブルーメル(『マイ・レディ・ジェーン』『キリング・イヴ』):ジミー・シーシガー役
  • コーリー・マイルクリースト(『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』):ジェリー・ウェイド役
  • ナバーン・リズワン(『KAOS/カオス』):ロニー・ドゥヴルー役
  • イアン・グレン(『ゲーム・オブ・スローンズ』):ジョージ・ロマックス役



全3話で描く濃密なミステリーの魅力

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本作は全3話という簡潔な構成で、無駄な引き伸ばしがなくテンポよくストーリーが展開します。配信初日の海外メディアレビューでは、Evening Standardが「1920年代の衣装や豪華なカントリーハウスの美術が見事」と評価し、Deciderは「予想外のどんでん返しが楽しめる」と紹介しています。

物語の中心となる「セブンダイヤルズ」という言葉は、死者の部屋に残された7つの目覚まし時計、ロンドンの怪しげな地区の名前、そして謎の秘密組織と、複数の意味を持ち合わせています。主人公バンドルは、友人の不審死から始まる事件を追ううちに、予想もしなかった人物が事件の背後にいることを知り、大きな衝撃を受けることになります。

脚本家のクリス・チブナルは米TIME誌のインタビューで、「初回視聴では巧妙にひねりを効かせた展開を楽しめ、2回目の視聴では感情的に深い物語を味わえる作品を目指した」と語っています。若き女性探偵の成長と、母娘の複雑な関係を軸に、クラシックなミステリーに現代的な視点を加えた意欲作となっています。



原作小説の映像化とアガサ・クリスティ作品の系譜

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原作『七つの時計』は、アガサ・クリスティが1929年に発表した長編小説で、今回の映像化はその出版から約97年後となります。クリスティは「ミステリーの女王」として知られ、エルキュール・ポワロやミス・マープルといった象徴的な探偵キャラクターを生み出しました。

これらのキャラクターは数え切れないほどの映画やテレビシリーズに映像化されてきましたが、『七つの時計』の映像化は1980年以来となり、比較的珍しい作品です。製作総指揮のスザンヌ・マッキーはWhat’s on Netflixの取材に対し「新世代にクリスティの象徴的なキャラクターを紹介できることに興奮している」とコメントしており、「クリス・チブナルと共に、この大胆で野心的なビジョンを創り上げることは喜びだった」と語っています。

Netflixシリーズ『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』独占配信中

 

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https://www.netflix.com/title/81314952

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