ロンドン発COMPASS BOXが25周年記念『フレーミング ハート』を8月に発売!ウイスキー界の異端児が放つ限定ボトルの全貌

「COMPASS BOX(コンパス ボックス)」ブランド創業25周年を記念した『Flaming Heart 25周年記念エディション』

ロンドン発のブレンデッドウイスキーブランド「COMPASS BOX(コンパス ボックス)」が、ブランド創業25周年を記念し、世界9,384本限定のウイスキー『Flaming Heart 25周年記念エディション』をリリースします。2025年8月上旬以降、全国の酒販店で順次販売を開始予定。その詳細とブランドの魅力に迫ります。



COMPASS BOXが25周年を祝う限定ボトル『Flaming Heart』をリリース

「COMPASS BOX(コンパス ボックス)」、ブランド創業25周年を記念した『Flaming Heart 25周年記念エディション』

「ウイスキー界の異端児」として知られるCOMPASS BOX(コンパス ボックス)から、ファン待望のニュースが届きました。ブランド創業25周年という節目を記念して、象徴的な限定シリーズ『Flaming Heart(フレーミング ハート)』の第8弾がリリースされます。この記念すべきボトルは、2025年8月上旬以降、日本国内の酒販店でも順次販売が開始される予定です。

『Flaming Heart 25周年記念エディション』は全世界で9,384本の限定生産となり、希少価値の高い1本となることが予想されます。参考価格は26,950円、アルコール度数は48.9%です。無着色(ナチュラルカラー)、ノンチルフィルタード(冷却濾過なし)でボトリングされており、原酒本来の風味を存分に楽しめます。


限定版『Flaming Heart』第8弾の核心に迫る

「COMPASS BOX(コンパス ボックス)」、ブランド創業25周年を記念した『Flaming Heart 25周年記念エディション』

今回の『Flaming Heart』は、25周年にふさわしい特別なブレンドで構成されています。2006年の初登場以来、スモーキーでスパイシーなブレンデッドモルトの可能性を追求してきたこのシリーズですが、第8弾ではその探求が新たな高みに達しています。

少数精鋭の原酒が織りなす複雑な味わい

最大の特徴は、シリーズ史上最も構成を絞り込んだ、わずか4種類のモルトウイスキーのみを使用している点です。この「少数精鋭」のアプローチにより、濃厚なピートとオークの風味が際立つ、力強くも複雑な味わいが実現されました。

公式のテイスティングノートによると、香りはリッチでオイリーなスモークが支配的で、ジンジャーのようなスパイスと、奥にラズベリーやアプリコットのニュアンスが感じられます。口に含むと、クローブやペッパーなどの複雑なスパイスが広がり、続いて薬品のようなピート香とワインのような果実味がぶつかり合うように展開します。フィニッシュは、濃密なスモークとウッディさに、メントールと柑橘系のオイルが爽やかな余韻を残します。

ブレンド構成と各蒸留所の役割

この複雑な味わいは、個性豊かな4つの原酒の緻密なブレンドによって生み出されています。

原酒名 フレーバーノート 樽タイプ 使用比率
タリスカー蒸留所 シングルモルト 海藻系ピート、熟したリンゴ、複雑な味わい リチャー・アメリカンオーク・ホグスヘッド 48.1%
ベンリネス蒸留所 シングルモルト ドライパパイヤ、スペキュロスビスケット、ハチミツ 特注・重度トースト フレンチオーク樽 35.5%
“ウィリアムソン”アイラモルト(ブレンデッドモルト) 灰のようなスモーク、オイリー、ハーバル リフィル・アメリカンオーク・ホグスヘッド 13.4%
ラフロイグ蒸留所 シングルモルト メディカル、ブルーベリージャム、デーツ ファーストフィル・マルサラワイン・バリック 3.0%

これらの原酒が互いの個性を引き立て合い、一杯のグラスの中に壮大な物語を描き出します。

樽職人を描いた特別なラベルデザイン

COMPASS BOXのボトルは、その独創的なラベルアートでも注目を集めます。今回の記念ボトルでは、従来の天使のモチーフが「樽職人(クーパー)」へと進化しました。炎を宿すオークの構造体を点検する樽職人の姿が描かれており、ウイスキー造りへの燃え続ける情熱を象徴しています。手に取る瞬間から、COMPASS BOXが描くウイスキーの世界観を感じられるデザインです。


ウイスキー界の異端児、COMPASS BOXとは何者か

COMPASS BOX(コンパス ボックス)は、なぜ「ウイスキー界の異端児」や「イノベーター」と呼ばれるのでしょうか。その背景には、創業者ジョン・グレイザー氏の哲学とブランドの歩みがあります。

2000年創業、ロンドン発のウイスキーメーカー

 

「COMPASS BOX(コンパス ボックス)」

COMPASS BOXは、ジョン・グレイザー氏によって2000年にロンドンで設立されました。彼は世界的に有名な「ジョニーウォーカー」でグローバルマーケティングディレクターを務めた経歴を持ちますが、より自由なウイスキー造りを志して独立しました。

彼らは自らを単なるブレンダーではなく、スコッチの「ウイスキーメーカー(創造者)」と称します。この言葉は辞書にはなく、彼らの独創的な姿勢を示すための造語です。その挑戦的な活動は高く評価され、ウイスキーマガジン誌の「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」など数多くの賞を受賞しています。

アートと評される独創的なウイスキー造り

グレイザー氏はウイスキー造りを「アート」と捉えており、既成概念にとらわれない斬新なアイデアでボトルを生み出し続けています。様々な蒸留所から原酒を買い付け、独自の哲学でブレンドや熟成を行うボトラーズという形態をとりながらも、そのアプローチは唯一無二です。

毎年発表される「リミテッド エディション プログラム」では、希少な原酒を用いた一度きりの個性を持つウイスキーを創造。一方で、「オーチャード ハウス」や「ネクタロシティ」といったコアコレクションも刷新し、ブランドの魅力を広く伝えています。COMPASS BOXのウイスキーは、味わいはもちろんのこと、その背景にあるストーリーや哲学までも楽しむことができるのです。


25周年記念ボトルでCOMPASS BOXの世界を深く味わう

「COMPASS BOX(コンパス ボックス)」、ブランド創業25周年を記念した『Flaming Heart 25周年記念エディション』

今回発表された『Flaming Heart 25周年記念エディション』は、COMPASS BOXの25年間の探求心と創造性が凝縮された一本と言えるでしょう。厳選された4種のモルトが織りなす複雑でスモーキーな味わいは、ウイスキー愛好家にとって見逃せない体験となるはずです。

発売は2025年8月上旬以降に予定されています。全世界でわずか9,384本という希少なボトルであり、日本国内での流通量も限られることが予想されます。この記念すべきウイスキーを手に入れて、COMPASS BOXが切り拓いてきたスコッチウイスキーの新たな地平を、ぜひご自身の五感で確かめてみてください。

 

Link

https://www.instagram.com/compassboxwhiskyco_jp/

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