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エリザベス2世女王陛下生誕100周年記念の公式陶磁器が発売、戴冠式ドレスから着想
ロイヤル・コレクション・トラストは、2026年に迎えるエリザベス2世女王陛下生誕100周年を記念した公式陶磁器とホームウェアの新コレクションを発売中です。1953年の戴冠式ドレスや1947年の結婚式ドレスなど、女王陛下が着用した衣装のデザインからインスピレーションを得た製品で、ファインボーンチャイナのマグカップやティーカップなど英国製の陶磁器が揃います。
女王陛下の衣装コレクションから生まれた記念陶磁器

エリザベス2世女王陛下生誕100周年記念コレクション(Queen Elizabeth II Centenary Collection)は、故女王陛下の衣装からデザインのヒントを得ています。これらの衣装は現在、ロイヤル・コレクション・トラストが管理するロイヤル・コレクションの一部となっています。
2026年4月には、ロンドンのキングス・ギャラリーで大規模展示会「Queen Elizabeth II: Her Life in Style」が開催される予定です。展示会では、女王陛下の衣装約200点とアクセサリー、アーカイブ資料が公開されます。
新製品のラインナップには、ファインボーンチャイナのコレクションが含まれ、女王陛下が着用した印象的なドレスに施された模様や精緻な刺繍からモチーフが取られています。
戴冠式ドレスの花々をデザインに採用

コレクションの中心には、英国を象徴する花々が配置されています。バラ、シャムロック、アザミ、スイセンは、1953年に若き女王陛下が着用した戴冠式ドレスのデザインで、デザイナーのノーマン・ハートネルが重視したモチーフです。
ファインボーンチャイナのマグカップとサイドプレートは、それぞれ4色のカラーバリエーションで展開されています。スカイブルー、フォックスグローブピンク、ダッフォディルイエロー、リーフグリーンの4色は、戴冠式ドレスに施されたカラフルな装飾から着想を得ています。
ハートネルが女王陛下に9つのデザイン案を提示した際、女王陛下は8番目の案を選びましたが、刺繍を銀と金だけでなく色彩豊かにすることを提案しました。この逸話が、コレクションの多彩な色使いに反映されています。
結婚式ドレスと英国伝統の製造技術

Princess Elizabeth’s Wedding Dress, Norman Hartnell, 1947
展示会のハイライトのひとつが、1947年に21歳の花嫁のためにノーマン・ハートネルがデザインした結婚式ドレスです。アイボリーのシルクとサテンで作られたこのドレスには、クリスタルとシードパールが手刺繍で施されており、麦の束のモチーフが特徴です。このモチーフは、ピンクのファインボーンチャイナタンカードに再現されています。

ロイヤル・コレクション・トラストの公式陶磁器は、すべて英国内で製造されています。ストーク・オン・トレントで、250年にわたり英国陶磁器産業の中心となってきた伝統的な技法に従い、鋳造、焼成、装飾がすべて手作業で行われます。各陶磁器には22カラットの金が仕上げとして施されています。
陶磁器以外にも、エンボス加工のティースプーン、ティータオル、ベルベット製ツリーデコレーションなど、同じ花柄モチーフを使った補完アイテムが揃っています。
限定コインと紅茶・ショートブレッドも販売

コレクション全体に登場し、限定版コインのデザインの中心となっているのが、女王陛下の戴冠式用ローブ・オブ・エステートにも見られたEIIRのサイファー(王室紋章)です。
特別にブレンドされたアールグレイ紅茶の茶缶と、スコティッシュショートブレッドのビスケット缶もラインナップに含まれています。再利用可能なこれらの缶は、ロンドンで太陽光発電を使用して製造されています。
ロイヤル・コレクション・トラストのセントラル・リテール責任者カニーシャ・ボーズは次のように述べています。「女王陛下のファッション・アーカイブは、20世紀の英国王室ファッションの中で最大かつ最も重要な現存コレクションのひとつです。女王陛下の衣装の各アイテムに込められた卓越した職人技と配慮が、この生誕100周年記念コレクションの製品のインスピレーションとなりました。記念品から毎日使えるティースプーンのようなアイテムまで揃っています」
購入方法と収益の使途

新しいコレクションは、オンラインショップ(royalcollectionshop.co.uk)、またはロンドン、エディンバラ、ウィンザーにあるロイヤル・コレクション・トラストの実店舗で購入できます。
入場料と商品購入による収益は、ロイヤル・コレクションの保護と保全に充てられ、ロイヤル・コレクション・トラストが世界中のすべての人々とコレクションを共有する活動を支援しています。
© Royal Collection Enterprises Limited 2025 | Royal Collection Trust
Text by British Culture in Japan編集部
Link
https://www.royalcollectionshop.co.uk/
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