ウェールズラグビー代表が北九州に帰ってくる!2025年7月に日本代表との試合が決定

JR小倉駅JAM広場

2025年7月5日(土)、北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で「リポビタンDチャレンジカップ2025」日本代表対ウェールズ代表の試合が開催されます。2019年のラグビーワールドカップで事前キャンプを行い、市民と深い絆を結んだウェールズ代表の帰還に、北九州市は赤い装飾で小倉駅を彩るなど歓迎ムードに包まれています。


ウェールズ代表と北九州市の特別な絆

北九州市とウェールズラグビー代表チームの関係は、2019年のラグビーワールドカップ日本大会にまで遡ります。当時、「レッドドラゴンズ」の愛称で親しまれるウェールズ代表は、北九州市で事前キャンプを行いました。

ウェールズは英国を構成する4つの国のひとつで、ケルト文化の伝統を大切にする地域です。四国とほぼ同じ面積の土地に、数々の古城と美しい風景が広がる「英国の中の異国」と呼ばれる場所です。ラグビーはウェールズの国民的スポーツであり、国民のアイデンティティと深く結びついています。

北九州市民とウェールズ代表の間には、キャンプ期間中の交流を通じて特別な絆が生まれました。市内の小学校訪問や公開練習など、様々なプログラムを通じて市民との交流を深めたウェールズ代表。その温かい人柄と真摯な姿勢が、多くの北九州市民の心を掴みました。



JR小倉駅が赤く染まる!ウェールズ歓迎の装飾

JR小倉駅JAM広場

ウェールズ代表を歓迎するバナー

2025年7月5日のテストマッチを前に、JR小倉駅は既にラグビー代表戦応援ムード一色となっています。駅構内には「お帰りなさい、ウェールズ」の文字や真っ赤な壁面装飾が施され、訪れる人々の目を引いています。

赤色はウェールズの国旗に描かれている「赤いドラゴン」に由来し、ウェールズ代表のジャージも鮮やかな赤色です。この装飾は、ウェールズと北九州市の絆を象徴するとともに、全国から訪れるラグビーファンの気分を盛り上げる役割を果たしています。

JR小倉駅小倉城口の階段(掲出は2025年4月24日まで)

JR小倉駅小倉城口の階段には2025年4月24日まで、JR小倉駅JAM広場には2025年7月5日まで装飾が掲出される予定です。北九州市を訪れる際は、この特別な装飾をぜひご覧ください。



2019年W杯での感動的な交流

ウェールズ代表チームによる市内小学校訪問の様子(2019年9月撮影)

ウェールズ代表チームによる市内小学校訪問の様子(2019年9月撮影)

2019年のラグビーワールドカップ期間中、北九州市とウェールズ代表の間には数々の感動的な交流がありました。特に印象的だったのは、ミクニワールドスタジアム北九州で行われた公開練習の様子です。

事前に練習を重ねた市民らの歌声がスタジアムに響いた

事前に練習を重ねた市民らの歌声がスタジアムに響いた

スタジアムには約15,300人もの市民が詰めかけ、選手たちが練習のためにグラウンドに出てきた際、ウェールズ国歌「Land of My Fathers(我が父祖の土地)」と「Calon Lan(カロン・ラン)」を歌うというサプライズを行いました。この歓迎に、ウェールズ代表選手たちは大いに感動したといいます。

ウェールズ語と文化への敬意

 

ウェールズには独自の言語「ウェールズ語」があります。古代ケルト語から派生したこの言語は、英語とは全く異なる言語体系を持っています。例えば「ようこそ」は英語では「Welcome!」ですが、ウェールズ語では「Croeso!」となります。

北九州市民は、このようなウェールズの文化や言語にも敬意を払い、交流を深めました。ウェールズ代表が勝ち進んだワールドカップ決勝ラウンドでは、北九州市内でパブリックビューイングが急遽開催され、市民が熱い声援を送りました。



2025年テストマッチの詳細情報

2025年7月5日(土)に開催される「リポビタンDチャレンジカップ2025」日本代表対ウェールズ代表の詳細は以下の通りです。

開催日
2025年7月5日(土)
会場
ミクニワールドスタジアム北九州
カード
日本代表対ウェールズ代表

ミクニワールドスタジアム北九州(通称:ミクスタ)は、ウェールズ代表の公開練習地でも使用された最新設備を備えたスタジアムです。日本代表とウェールズ代表の激闘が繰り広げられる舞台として、最高の環境を提供します。



今後の関連イベント情報

JR小倉駅JAM広場

ワールドカップ2019の交流時の様子がうかがえる壁面

北九州市では、7月5日のテストマッチに向けて様々なイベントが計画されています。2025年は「日本におけるウェールズ年“Year of Wales and Japan 2025”」として、両国の文化的・経済的交流が活発に行われる年でもあります。

4月29日(火・祝)には、大阪・関西万博の英国パビリオンで「ウェールズ・デー」が開催されます。ウェールズの伝統音楽や食文化、革新的な技術を体験できるイベントとなっており、ウェールズの魅力を五感で楽しむことができます。

北九州市でのイベントや「リポビタンDチャレンジカップ2025」のチケット販売については、北九州市ホームページやスポーツコミッション北九州の公式SNSで随時情報が公開される予定です。ラグビーファンはもちろん、ウェールズの文化に興味がある方も、ぜひチェックしてみてください。



2025年7月5日に北九州市で開催される日本代表対ウェールズ代表のテストマッチは、単なるスポーツイベントを超えた特別な意味を持っています。2019年のラグビーワールドカップで育まれた絆が、6年の時を経て再び結ばれる瞬間となるでしょう。

JR小倉駅の赤い装飾に象徴されるように、北九州市はウェールズ代表を温かく迎える準備を着々と進めています。ラグビーを通じた国際交流の素晴らしさを体験できる貴重な機会となることでしょう。

ウェールズと日本、そして北九州市の友好関係がさらに深まることを期待しつつ、7月5日の熱い戦いに注目していきましょう。

 

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