英国王室との絆と伝統が息づく「クイーン・エリザベス」の魅力|英国を旅するような内装・サービス・アクティヴィティを紹介

クイーンエリザベス

英国王室と深い繋がりを持つ豪華客船「クイーン・エリザベス」。その歴史や内装、サービス、アクティヴィティなどで、英国の伝統と文化を堪能できます。この記事では、「クイーン・エリザベス」の英国王室との絆や伝統が感じられる内装やサービス、英国風のアクティヴィティなど、船上で楽しめるポイントを写真付きで解説します。この記事を読めば、「クイーン・エリザベス」で英国の歴史と文化を体験する方法が分かります。

英国王室との繋がり

「クイーン・エリザベス」は、英国王室と深い繋がりを持つ客船です。初代「クイーン・エリザベス」は、当時のエリザベス王妃殿下(後の王太后陛下)にちなんで命名されました。また、現在の「クイーン・エリザベス」は、2010年にエリザベス2世女王陛下によって命名されました。

また、2012年には女王陛下の在位60周年を記念するダイヤモンド・ジュビリーの一環として、「クイーン・エリザベス」と姉妹船の「クイーン・メリー2」と「クイーン・ヴィクトリア」がサウサンプトンで集結しました。

The Red Arrows perform over Cunard's three queens, Queen Elizabeth, Queen Mary 2 and Queen Victoria

2018年に英国空軍のレッド・アローズと共に進む「クイーン・エリザベス」「クイーン・メリー2」「クイーン・ヴィクトリア」 提供 : キュナード・ライン

このように、「クイーン・エリザベス」は、英国王室と共に歩んできた客船であり、その歴史や伝統を感じることができます。

英国の伝統と歴史を映し出す重厚な内装

クイーンエリザベス

「グランド・ロビー」 提供 : キュナード・ライン

「クイーン・エリザベス」はアール・デコを基調とした内装で、豪華さと洗練さを兼ね備えていて、3層吹き抜けの壮大で優雅な「グランド・ロビー」や、英国を代表するブランドを中心とした免税店が並ぶショッピング・モール「ロイヤル・アーケード」などで、その雰囲気が感じられます。
 

クイーンエリザベス

「グランド・ロビー」

乗客が船内に最初に足を踏み入れるのは「グランド・ロビー」で、その重厚な空間で象徴的に飾られているが、女王陛下の甥に当たるデイヴィッド・リンリー(第2代スノードン伯爵)による寄木細工。初代「クイーン・エリザベス」をテーマにした壮麗なウォールアートで、目にした方は在りし日の初代「クイーン・エリザベス」に思いを馳せることでしょう。

 

クイーンエリザベス

デント社製の時計

「ロイヤル・アーケード」があるデッキ3と、ヴィクトリア調のパブ「ゴールデン・ライオン」があるデッキ2を結ぶ階段には、ロンドンのビッグ・ベンを製造したデント社製の時計があり、決まった時間に心地よい鐘の音が鳴り響きます。

クイーンエリザベス

提供 : キュナード・ライン

また、船内には女王陛下の肖像画や写真が飾られていて、強い結びつきを感じさせます。
 

クイーンエリザベス

 

客室の英国らしさ

クイーンエリザベス

「クイーン・エリザベス」では、客室でも随所で英国らしさを感じられます。客室は、木のぬくもりが感じられる落ち着いた色調の空間で、英国のカントリーサイドのホテルに滞在しているような佇まいとなっています。

クイーンエリザベス

備え付けの紅茶はトワイニングス。ウェッジウッドのマグカップでいただきます。

ペンハリガン

アメニティは英国王室御用達フレグランスハウス「ペンハリガン」のクァーカスを採用。シトラスのフルーティな香りが室内に漂います。

受け継がれる伝統的な英国式サービス

クイーンエリザベス

提供 : キュナード・ライン

キュナード・ラインは「タイタニック」を運航させていたホワイト・スター・ラインと1934年に合併、その高品質なサービスと名前を承継しました。

船旅黄金期と呼ばれる時代から現代へと受け継がれてきたサービスを「ホワイトスター・サービス」と呼び、それらを学ぶための社内プログラム「ホワイトスター・アカデミー」をすべてのクルーが受講。

親切で丁寧、プロフェッショナルな客室係やウェイターたちは、乗客の名前や好みを覚えてくれます。また、クルーは船舶についての知識や、きめ細かい接客、心構えなど、伝統の英国式サービスに則った応対で乗客に応えられるようにトレーニングされています。

「Legendary Elegant Memorable(忘れがたい伝説的なエレガント)」と呼ばれるホワイトスター・サービスを提供するスタッフの胸元にはそのロゴ・バッジが輝いており、クルーズ黄金時代からの長い伝統と格式によって築き上げられてきた比類なきサービスの証を示しています。

英国風のアクティヴィティ

ボールルームダンス

クイーンエリザベス

ボールルームダンスの本場と言えば、英国。セレブリティがプロのダンサーとペアを組んで勝ち抜きで競い合うダンス番組『ストリクリー・カム・ダンシング』は約20年にわたって放送され、BBCの看板番組として高い視聴率を誇っています。

船内のボールルーム「クイーンズ・ルーム」では毎晩テーマの異なるダンス・パーティが開催されていて、生演奏をバックに華やかなダンスが繰り広げられます。

クイーンエリザベス

また、ダンスホストがエスコートして、特別な一夜のダンスを楽しませてくれるクルーズコースもあります。

デッキ・クロケットとパターゴルフ

クイーンエリザベス

提供 : キュナード・ライン

デッキ・クロケットは、木製のメイルとボールを使って芝生上で行うスポーツで、英国貴族の間で流行しました。パターゴルフは、ミニチュアゴルフとも呼ばれ、小さなコースでパターだけで遊べるゲームです。両方とも、気軽に楽しめます。

クイーンエリザベス

また、パブの「ゴールデン・ライオン」ではパブクイズやビンゴが行われています。どちらも英国のパブ文化に欠かせない娯楽で、パブクイズは、チームに分かれて様々な分野の問題に答えます。ビンゴと共に盛り上がりやすく楽しいアクティヴィティです。

まとめ

この記事では、英国王室と深い繋がりを持つ豪華客船「クイーン・エリザベス」の魅力を紹介しました。「クイーン・エリザベス」はアール・デコを基調とした内装で、英国の伝統と歴史を映し出しています。また、ホワイトスター・サービスと呼ばれる伝統的な英国式サービスを受けられます。さらに、ボールルームダンスやデッキ・クロケットやパブクイズなど、英国風のアクティヴィティも体験できます。「クイーン・エリザベス」で英国の伝統と文化を堪能してみてはいかがでしょうか。

次回は「クイーン・エリザベス」が提供する“美味しい英国”をご紹介! イングリッシュブレックファストからアフタヌーンティー、パブ飯、モダンブリティッシュなディナーまでたっぷりとお伝えします。

協力 : キュナード・ライン

Link

https://www.cunard.jp/

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