キュナードの新造船『クイーン・アン』待望の建造中の船内を世界初公開!

クイーン・アン

ラグジュアリーな船旅を提供し続けているキュナードは、2024年5月3日(金)に英国のサウサンプトンからポルトガル・リスボン間のクルーズで処女航海する新造船『クイーン・アン』の船内を10月5日(木)にヴェネチアのフィンカンティエリ・マルゲーラ造船所で世界初公開しました。

クイーン・アン 船内工事

ブリタニア・レストランの工事中の様子

今回公開されたエリアはプールや野外シアターを楽しむことができる「ザ・パビリオン」、1,300㎡のスペースを有するウェルネス施設「マレール・ウェルネス&ビューティー」、アフタヌーン・ティーやパーティーが行われる「クイーンズ・ルーム」、メインダイニングのひとつである「ブリタニア・レストラン」など。建造はクイーン・エリザベスの造船も手がけたフィンカンティエリ・グループが担当しています。

ザ・パビリオン

ザ・パビリオンの工事中の様子

『クイーン・アン』はキュナードの旗を掲げる249隻目の船で、現在運航する3隻(クイーン・メリー2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベス)に加わり、1999年以降、初めて4つの客船が同時に運航されます。キュナード初となるダイニング、カルチャー、エンターテイメントなど新しい体験を導入し、キュナードが誇るホワイトスター・サービスと共に比類ないクルーズ体験が提供されることでしょう。また、船長にはクイーン・エリザベスの船長も務めたキュナード史上初の女性船長、インガー・クレイン・トーハウガが着任します。

マレール・ウェルネス&ビューティー

マレール・ウェルネス&ビューティーの工事中の様子

ラグジュアリーの“伝統”と“現代”の架け橋となるクイーン・アンのデザインは、世界的に著名なデザイナーアダム・D・ティハニーをディレクターに迎え、新しい船旅のスタイルを提案する特別なデザインを実現。キュナードの他船の設計図や過去のポスター、素材などあらゆるキュナードの歴史的資料を参考に内装は、キュナードの洗練された雰囲気は時代を超えて受け継がれており、新造船『クイーン・アン』ではその雰囲気を保ちつつ、大胆な色調を取り入れ、印象的な美しさが表現されています。

クイーンズ・ルーム

クイーンズ・ルームの工事中の様子

クイーン・アンは2024年5月にサウサンプトン発着のコースで処女航海を予定しており、初シーズンはヨーロッパと地中海を中心にコースを展開しています。

初公開!ラグジュアリーの“伝統”と“現代”の架け橋「クイーン・アン」

ガラスドーム屋根でオープンエアになる「ザ・パビリオン」

 

ザ・パビリオン

「ザ・パビリオン」はガラスドームの屋根が特徴で、天気の良い日には格納してオープンエアになります。ここではスイミングプールを楽しむだけでなく、屋外シアターでの映画上映、さらには中央にステージと大型LEDスクリーンを使用したライヴ演奏も行われます。「ザ・パビリオン」のデッキ9にはジェラート専門店の「ジェラテリア」が、デッキ10には「ウェルネス・カフェ」がキュナードの登場。「ウェルネス・カフェ」では、新鮮なフルーツをふんだんに使い、注文を受けてから作るスムージーが提供されます。

1,300㎡のスペースを有するウェルネス施設「マレール・ウェルネス&ビューティー」

 

マレール・ウェルネス&ビューティー

キュナード初のヨガなどを楽しめる屋外ウェルネス・スタジオを含む1,300㎡のスペースには、ヒマラヤ岩塩サウナやコールドルーム、サーマル・プール、スチームルーム、ドライサウナ、トリートメントルーム、フィットネスセンター、理容室、美容室など、その他のトリートメントを提供するサロン等のラインナップが充実した施設が用意されています。(画像はサーマル・プール)

アフタヌーン・ティーやパーティーなどが行われる「クイーンズ・ルーム」

 

クイーンズ・ルーム

キュナードの船を代表する「クイーンズ・ルーム」は伝統と現代が調和された印象的で新しいデザインが施されました。ここではアフタヌーン・ティーやガラ・イブニング、クラシックコンサート、ダンスなど、さまざまなアクティビティが開催されます。

デビュークルーズ(処女航海)は全室完売!クイーン・アンの施設を一部ご紹介

グランド・ロビー

 

クイーン・アン グランド・ロビー

船の中心には3層吹き抜けの壮大なグランド・ロビーがあり、船のエントランスとしてふさわしいエネルギーと光に満ちた印象的な雰囲気になっています。過去から現在への移り変わりを表現するこのエリアには、海の旅を賛辞するモダンな彫刻の壁画が設置され、ライティングの変化によって様変わりする姿を一日中堪能することができます。

パノラマ・プール・クラブ

 

パノラマ・プール・クラブ

船の一番後ろという絶好のポジションで海の景色を堪能することができます。モノクロストライプのスイミングプールが印象的で、DJやバンドの生演奏を聴きながら楽しめます。日差しを避けるキャノピー(日避け)もあります。

ウェルネス・スタジオ

 

ウェルネス・スタジオ

キュナード初の屋外ウェルネス・スタジオを含む1,300㎡のスペースを有するマレール・ウェルネス&ビューティーでは以下のプログラムと設備を用意。

  • ヨガやその他アクティビティを体験できるフィットネスクラス
  • カーディオマシン、フリーウェイト、スプラングフロア、スピンクラススタジオ、パーソナルトレーナーが常駐するフィットネスセンター
  • 理容、美容、その他トリートメントを提供するサロン
  • トリートメントルーム9室
  • ウェルネス・スイート(室内設備 : マッサージベッド2台、オーシャンビューのリラクゼーション・ベッドと赤外線サウナ、スチームルーム、シャワー)
  • スチームルームとドライサウナ
  • サーマル・プール
  • サーマル・ラウンジャー8台
  • ヒマラヤ岩塩サウナとコールドルーム
  • エクスペリエンス・シャワー4室
  • リフレクソロジーフットバス4つ

クイーン・アンで初登場する施設

ブライト・ライツ・ソサエティ

 

ブライト・ライツ・ソサエティ

客船に初めて電灯照明を導入したキュナードの歴史にちなんで「ブライト・ライツ・ソサエティ」という名のエンターテインメントを提供するバー・ラウンジが新たに登場。店内はメタリックのゴールド、輝く電球、エレクトリックブルーが象徴的な空間で、キュナード初の試みとしてホスト(司会者)がいます。思いがけないパフォーマーやミュージシャンがステージに立ち、会場を盛り上げ、忘れられない一夜を演出します。(要別途代金)

運航中の3隻にもあるキュナードの定番施設

ゴールデン・ライオン

 

ゴールデン・ライオン

ゴールデン・ライオンは、ビール、ワイン、スピリッツなど充実したドリンクメニューとクラシックなパブ料理を提供するパブ。フィッシュ&チップスなどのパブ料理に定評があるゴールデン・ライオンの新しい試みとして、英国のスターシェフであるミシェル・ルーが、パブの定番料理を洗練させ、新メニューとしてゴールデン・ライオンの料理に新たな息吹を吹き込みます。

メイン・ダイニング

 

クイーンズ・グリル

クイーンズ・グリル

プリンセス・グリル

プリンセス・グリル

現在運航中の3隻と同様に、客室カテゴリーごとに専用のメイン・ダイニングを用意。(朝食、昼食、夕食)

ブリタニア・クラブ

ブリタニア・クラブ

ブリタニア・レストラン

ブリタニア・レストラン

スペシャリティ・レストラン

 

地中海料理レストラン トラモント

地中海料理レストラン トラモント

メイン・ダイニング以外にもバラエティ豊かな料理を味わえるレストランの数々を用意。この新造船では、地中海料理からアジア料理、ステーキハウスやグリルまでを取り揃え、乗客にエキサイティングな食体験を提供します。どのレストランでも、キュナードが誇るホワイトスター・サービス、温かく居心地の良い雰囲気、そして世界中から集められた選りすぐりの食材を使った料理を楽しめます。

創作和食料理レストラン 味和

創作和食料理レストラン 味和

  • 地中海料理レストラン トラモント
  • 創作和食料理レストラン 味和
  • インド料理レストラン アランヤ
  • ステーキハウス サー・サミュエルズ

インド料理レストラン アランヤ

インド料理レストラン アランヤ

ステーキハウス サー・サミュエルズ

ステーキハウス サー・サミュエルズ

クイーン・アンについて

インガー・クレイン・トーハウガ

インガー・クレイン・トーハウガ

2024年5月にデビュー予定のキュナード249隻目の客船です。キュナードがこれまで受け継いできた豊かな伝統や、王室とのつながり、長い年月を経て磨き上げられた今日の姿を祝して、クイーン・アン(英語名 : Queen Anne)という名称が採用されました。クイーン・アンの登場により過去1,000年の間、それぞれの時代に君臨した女王の名称が付いた4隻が揃いました。船長はキュナード史上初の女性船長、インガー・クレイン・トーハウガが着任します。

全長
322.5m
総トン数
113,000トン
全高
64m(海上からの高さ)
全幅
35.6m
乗客定員
3,000人
乗組員数
1,225人
喫水
8.12m
最大速度
22ノット(時速40.7km)

キュナードについて

cunardロゴ

キュナードは、いつまでも心に残る体験を提供することで知られている、英国のラグジュアリー・クルーズ・ラインです。1840年以来、北大西洋での客船運航において常にリードし、2023年には創業183周年を迎えました。長きに渡り、大西洋航路のパイオニアであり、世界のクルーズ・ラインをリードし続けています。

キュナードでは、洗練された食事、厳選されたエンターテインメント、優れたサービスなどを体験していただけます。5ツ星クラスのレストラン、ルームサービス、ゲストスピーカーによる講演、図書館、映画に至るまで、乗客にいつまでも心に残る体験をしてもらえるよう、きめ細やかなサービスを提供しています。

キュナードは現在、ヨーロッパ、カリブ海、アジア、オーストラリア方面に就航するクイーン・メリー2、クイーン・エリザベス、クイーン・ヴィクトリアの3隻を保有し、2024年には4隻目となるクイーン・アンが就航。これにより、キュナードはさらなる世界戦略を強化、1999年以来となる4隻同時就航を予定しています。キュナードは、サウサンプトン(英国)にあるカーニバル・ハウスに拠点を置き、1998年よりカーニバル・コーポレーションの傘下に入っています。

Link

https://www.cunard.jp/

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