「クイーン・エリザベス」が東京港に初寄港:小池都知事を迎えた歓迎セレモニー開催

スティーブン・ハワースと小池百合子

クイーン・エリザベスが東京国際クルーズターミナルに初寄港し、東京都知事の小池百合子氏を迎えた歓迎セレモニーが盛大に行われました。英国王室との縁を持つこの豪華客船は、東京発着クルーズで日本の魅力を存分に楽しめる航海を提供しています。

(リード文)
ラグジュアリーな船旅を提供し続けているキュナードの『クイーン・エリザベス』が、3月28日(木)に東京国際クルーズターミナル初寄港。その東京港初寄港を祝い、東京都主催の歓迎セレモニーが行われました。

クイーン・エリザベス初寄港:東京国際クルーズターミナルでの歓迎セレモニー

クイーン・エリザベス東京港歓迎セレモニー

歓迎セレモニーには『クイーン・エリザベス』を代表して、本船のキャプテンであるスティーブン・ハワース、ホテルマネージャーのジェームズ・キュージック、エンターテイメント・ディレクターのサリー・サゴエが登壇し歓迎を受けました。

東京都知事のメッセージ

 

続いて、東京都を代表して東京都知事の小池百合子氏が登壇。「世界中の人々に愛され続けているクルーズ客船『クイーン・エリザベス』を、ここ東京国際クルーズターミナルにお迎えできたことを心から歓迎いたします。東京は400年前の江戸時代から続く伝統と最先端の革新が共存する世界的にもユニークな都市です。歴史・食・テクノロジー・サブカルチャーなど、東京ならではの様々な体験ができます。東京には一度の訪問では味わいきれない魅力が詰まっており、観光地へのアクセスに優れたこのターミナルをぜひ何度もご利用いただきたいと思います」と東京国際クルーズターミナルへのクイーン・エリザベス初寄港を歓迎しました。

記念盾、贈り物の交換

 

その後、初寄港を祝して小池都知事とキャプテンのスティーブン・ハワースによって記念盾の交換を実施。さらに東京の地酒である『澤乃井』と江戸の伝統工芸である『江戸切子』も贈られました。そのお返しとして、『クイーン・エリザベス』の模型が東京都に贈呈されました。

『クイーン・エリザベス』船長からのメッセージ

 

スティーブン・ハワース

温かい歓迎を受けキャプテンのスティーブン・ハワースは「私、キャプテンのスティーブン・ハワースと乗組員一同、みなさまをクイーン・エリザベスにお迎えできることは大変光栄なことで、この上ない喜びを感じています。本日は、私たちにとってかけがえのない日です。友情・文化、そしてこの大海原が私たちに授けてくれた、決して切れることのない友情の絆を祝う日です。本船が、日本の歴史ある美しい港に寄港する旅に、私は『一期一会』という古くから伝わることわざを思い浮かべます。本日、この街に来れたことをうれしく思うとともに、みなさまと分かち合う時間の一瞬一瞬が、私たちの記憶に永遠に残る宝物になることでしょう。クイーン・エリザベスは単なる船ではなく、海と海を繋ぐ架け橋であり、人、文化、心を繋ぐ船です。本日の訪問が、キュナードと日本のみなさまとの絆を深めるものになることを願っております。乗組員一同、そして海外のお客様を代表し、みなさまの温かい歓迎に改めて感謝とお礼を申し上げます。本日が長い友情の始まりとなりますように。そして海がいつも私たちを結びつける道でありますように」と語り、東京港への初寄港が叶ったことを深謝しました。

クイーン・エリザベス東京港歓迎セレモニー

セレモニー最後には、登壇者一同で鏡開きを行い、セレモニーは終始和やかな雰囲気で終了しました。

クイーン・エリザベス 東京国際クルーズターミナル寄港スケジュール

  • 3月28日(木)着岸5時30分 / 離岸3月28日(木)19時
  • 4月7日(日)着岸8時 / 離岸4月7日(日)19時
  • 4月16日(火)着岸8時 / 離岸4月16日(火)19時
  • 4月26日(金)着岸8時 / 離岸4月26日(金)22時
  • 5月5日(日)着岸8時 / 離岸5月5日(日)19時
  • 5月14日(火)着岸8時 / 離岸5月14日(火)19時
  • 5月24日(金)着岸8時 / 離岸5月24日(金)19時

悪天候等の影響により、入出港日時が変更となる場合あり

クイーン・エリザベスの入港シーンがよく見えるおすすめスポットは青海南ふ頭公園(江東区青海二丁目)です。

クイーン・エリザベスの入港シーンがよく見えるおすすめスポット

クイーン・エリザベスについて

クイーン・エリザベス

エリザベス2世女王陛下に命名され、2010年にデビューしたクイーン・エリザベスはこの名を受け継ぐ3代目の客船。英国王室と深い縁があり、グランド・ロビーには第2代スノードン伯爵による初代エリザベス女王陛下をモチーフにした寄木細工が、また、船内にはエリザベス2世女王陛下の肖像画も飾られています。プライベート・ボックス席がある劇場も代表する施設のひとつ。船内へ一歩入ればそこはまさに英国。毎日午後に提供されるアフタヌーン・ティーや、キュナードオリジナルのビールやジン、イングリッシュ・ブレックファストなど、英国ならではのグルメも多く用意されています。アールデコを基調としたエレガントな空間で、非日常を楽しめる豪華客船で、3月28日(木)の東京国際クルーズターミナル初寄港を皮切りに、約2か月にわたり東京発着クルーズ全8コース(東京~釜山および釜山~東京のショートコース2コースを含む)を実施中です。

Link

https://www.cunard.jp/

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