英国政府観光庁会長が来日│2025年大阪・関西万博に向けた観光魅力をアピール

ニック・ドゥ・ボワ

英国政府観光庁(VisitBritain)の会長、ニック・ドゥ・ボワ氏(Nick de Bois CBE)が2025年大阪・関西万博に向けて来日し、英国の観光魅力をアピールします。今回の訪問は、英国を旅行先として促進するための重要な機会となります。




英国政府観光庁会長の来日

英国政府観光庁(VisitBritain)会長のニック・ドゥ・ボワ氏が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて4日間の来日を予定しています。ドゥ・ボワ会長は、大阪・関西万博の英国パビリオン会場だけでなく東京も訪れ、英国政府や大使館関係者、旅行業界の代表者やメディアと会談し、英国を旅行先として促進する機会を最大限に活用します。

初の来日とその意義

今回が英国政府観光庁会長として初の来日となるドゥ・ボワ会長は、9月11日から14日までの来日を前に、次のように述べています:

    2025年大阪・関西万博に向け、東京と大阪を訪れ、英国を観光地としてアピールできることを嬉しく思います。私たちにとって重要な旅行業界のパートナーのみなさまとお会いできることを楽しみにしており、日本からのアウトバウンド旅行を推進し、この非常に重要なビジター市場の回復を図るために、旅行者の動機やトレンドについて直接お聞きしたいと思っています。

訪問の目的と活動内容

今回の訪問は英国政府観光庁の日本における幅広い活動の一環であり、最新の観光商品をプロモートし、将来の訪問者の旅程に組み込むための業界との交流や、日本のメディアを英国に招待して観光を体験してもらうプレスツアーの実施などを含みます。

「Starring GREAT Britain」キャンペーン

ブレナム宮殿

『ブリジャートン家』ののロケ地であるブレナム宮殿 © VisitBritain/Blenheim Palace/Pete Seaward

英国政府観光庁はまた、2025年初頭から展開予定の「Starring GREAT Britain」キャンペーンの最新計画についても紹介します。このキャンペーンは、映画やテレビのロケ地観光の魅力を活用して、より多くの日本人訪問者に英国を選んでもらい、さらに多くを発見し、長く滞在してもらうことを促進し、地方の観光地への訪問者支出を増やすことを目指しています。

日本人訪問者の関心と予測

英国政府観光庁の最新調査によると、英国への訪問を検討している日本人訪問者のうち、70%が旅行中に映画やテレビのロケ地を訪れることに関心を持っています。また、最新の予測では、日本からの英国訪問者数は引き続き回復傾向にあり、今年の日本から英国への訪問者数は29万9,000人と推定されており、2023年と比べて33%の増加が見込まれています。



航空路線と訪問者数の回復

日本からの航空路線と座席供給は引き続き回復を示しており、航空券の予約も回復しつつあります。英国政府観光庁の予測では、日本からの英国訪問者数は2026年までに2019年の水準に戻り、2025年までに支出額が回復する見込みです。

 

Link

https://www.visitbritain.org/

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