ロンドンのバス・トラムが£1.75均一で週末乗り放題、ウィークエンド・ホッパー運賃が今夏拡張

Hopper Bus Kew Gardens

ロンドンのバス・トラムが、7月25日(土)から8月31日(月)の週末・祝日に、£1.75(約374円)の均一運賃で一日乗り放題となる「ウィークエンド・ホッパー(Weekend Hopper)」運賃が今夏の週末限定で拡張されます。ロンドン市長サディク・カーンが5月11日(月)に発表したもので、2016年導入のホッパー運賃10周年を記念する夏季プロモーションです。




ウィークエンド・ホッパー運賃とは

Hopper Bus Kew Gardens

サディク・カーン市長

そもそもホッパー運賃とは、2016年にロンドン交通局(Transport for London)が導入したバス・トラム向けの運賃制度です。£1.75(約374円)を支払えば、最初の乗車から1時間以内であればバスとトラムを何度でも乗り換えられるもので、10年間で累計10億回以上利用されてきました。

今回発表されたウィークエンド・ホッパーは、この制度を夏の週末限定でさらに拡張したものです。通常は「1時間以内」という時間制限がありますが、ウィークエンド・ホッパー期間中はこの制限が撤廃され、£1.75の支払い1回で一日中何度でもバスとトラムに乗れるようになります。ただし、チューブ(地下鉄)・DLR・ロンドン・オーバーグラウンド・エリザベス線・ケーブルカー・リバーバスなどには通常運賃が別途かかります。



対象期間・利用方法と対象者

対象期間は7月25日(土)から8月31日(月)の6週間で、オーガスト・バンク・ホリデーの月曜日(8月31日)も含まれます。日本の夏休みシーズンとほぼ重なるため、夏のロンドン旅行を計画している方には特に活用しやすいプロモーションといえるでしょう。なお、18歳未満はZipオイスターフォトカードにより通常時から無料乗車が可能なため、ウィークエンド・ホッパーの恩恵を主に受けるのは大人料金を支払う利用者です。

利用方法はシンプルで、オイスターカードまたはコンタクトレス対応のクレジットカード・スマートフォンをバスやトラムの読み取り機にタッチするだけです。同一カードまたはデバイスを終日使い続ける限り、2回目以降の乗車には自動的に追加料金がかかりません。現金払いや途中でカード・デバイスを変更した場合は対象外となりますので、ご注意ください。



具体的な節約効果を試算

ロンドンのバスには通常、オイスターカードやコンタクトレス決済を使った場合、1日の支払い上限(デイリーキャップ)が£5.25(約1,121円)に設定されています。何回乗っても1日£5.25を超えることはなく、すでに一定の上限制度が整っています。

ウィークエンド・ホッパーはこれをさらに下回る£1.75(約374円)で一日乗り放題となるため、通常のデイリーキャップと比べても最大£3.50(約747円)の節約になります。バスを軸にロンドン市内を移動する日程であれば、交通費を効果的に抑えることができるでしょう。



日本人旅行者が押さえておきたい注意点

ウィークエンド・ホッパーはバスとトラムのみが対象で、地下鉄・エリザベス線・DLR・ロンドン・オーバーグラウンドは含まれません。ロンドン観光では地下鉄を多用するルートも多いため、バス路線図と組み合わせてルートを検討するとよいでしょう。TfLのトリップ・プランナーやシティマッパー(Citymapper)を活用すれば、バスを優先した経路を手軽に調べられます。

また、7月25日(土)より前の週末や9月以降はウィークエンド・ホッパーは適用されません。通常のホッパー運賃(1時間以内の乗り換えが追加料金なし)は年中利用可能なため、対象期間外でも乗り換えの多い行程では節約効果が期待できます。夏のロンドン旅行の日程が対象期間と重なる場合は、ぜひバス移動を積極的に活用してみてください。

Text by British Culture in Japan編集部

 

Link

https://tfl.gov.uk/

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