レイフ・ファインズ主演『教皇選挙』英国アカデミー賞最多4部門受賞！緊迫の投票シーンの本編映像が初公開

第78回英国アカデミー賞で作品賞を含む最多タイ4部門を受賞した映画『教皇選挙』の本編映像が公開されました。本作は、ローマ教皇を決める極秘の選挙「コンクラーベ」を描いたミステリーで、今回公開された投票シーンではその緊張感あふれる瞬間が克明に描かれています。

英国アカデミー賞受賞作『教皇選挙』：その魅力と概要

教皇選挙

『教皇選挙』はジャーナリスト兼作家ロバート・ハリスによる小説『Conclave』を原作とし、『裏切りのサーカス』で知られるピーター・ストローハンが脚色しました。エドワード・ベルガー監督による緊張感あふれるストーリーテリングと、美術や衣装など細部までこだわった演出が光ります。本作は2025年3月20日（木・祝）より全国公開予定です。

Story

全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿（レイフ・ファインズ）は新教皇を決める教皇選挙＜コンクラーベ＞を執り仕切ることに。世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった──。

英国アカデミー賞で最多タイ4部門受賞

教皇選挙

映画『教皇選挙』は、第78回英国アカデミー賞で作品賞、脚本賞、美術賞、衣装デザイン賞の4部門を受賞しました。ローマ教皇を決める「コンクラーベ」の内幕を描いた極上のミステリーで、エドワード・ベルガー監督とレイフ・ファインズ主演による緻密な演出と演技が高く評価されています。

初公開！コンクラーベ投票シーン

このたび密室で行われるコンクラーベの投票シーンが初めて公開されました。映像は、システィーナ礼拝堂の重厚な扉が閉じられる瞬間から始まります。枢機卿たちが静寂の中でペンを取り、次期教皇にふさわしい人物の名前を書き込む様子が描かれています。ローレンス枢機卿（レイフ・ファインズ）が「私の証人となる主キリストを呼びます」と宣言しながら投票用紙を箱に入れる場面は、神聖さと緊張感が融合した見どころです。

レイフ・ファインズの名演技とリアリティへのこだわり

教皇選挙

主演のレイフ・ファインズは、ローレンス枢機卿役としてイタリア語やラテン語での演技に挑戦しました。彼は「舞台となるバチカンでは登場人物がイタリア語を話すべきだ」と主張し、監督と何度も議論を重ねた結果、多言語でのセリフが採用されています。また、本作では750年以上続くコンクラーベの伝統的なルールや儀式を忠実に再現し、その緻密さが観客を引き込みます。

第78回英国アカデミー賞で最多4部門を受賞した映画『教皇選挙』は、その緻密な演出と圧倒的な演技力で注目されています。今回公開されたコンクラーベ投票シーンでは、その神聖さと緊張感が存分に伝わる内容となっています。本作は2025年3月20日（木・祝）より、TOHOシネマズシャンテほかで全国公開予定です。