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サマセットのニュート(The Newt in Somerset)へ日帰り旅行① パディントン駅から出発
ロンドン在住のフリーランスライター、近藤麻美さんによるロンドンを中心に英国にまつわるカルチャー全般を現地から発信する連載「近藤麻美のカルチュラル・ウォーク in London」の第3回目を公開! 今回はイングランド南西部のサマセット州にあるラグジュアリーホテル・エステート「ニュート(The Newt in Somerset)」を2022年に訪問した際の記事を再掲します。
先日、The Newt in Somersetのご招待をいただき、同ホテルの開催する、日帰り旅行プラン『Great Garden Escape』を体験してきました。

サマセット州はイングランド南西部に位置し、ウェスト・カントリーとも呼ばれます。集合は、ロンドン・パディントン駅。

パディントンが出迎えてくれます。

朝、とても楽しみにしていたので、少し早めの8時前に駅に到着してしまいました。

早めに到着してしまっても大丈夫。ファーストクラスのラウンジに、『Great Garden Escape』参加者用の特別ルームが用意されているので、こちらで出発を待ちます。

コーヒーとビスケットをいただきながら、出発時間までリラックス。

出発前にこちらのバッグをいただきました。中には電車の中でいただくくブレックファストや今回の旅のパンフレットなどが入っています。この時点ですでに気分が上がります。

スタッフの方の引率で、ファーストクラスに乗ります。

今回の旅の「パスポート」と日程表を確認します。

電車が動き出したので、お待ちかねのブレックファスト!

ブレックファストが入ったボックスのリストはこちら。

ボックスの中はこんな感じでした。クロワッサンはニュートで今朝焼きあがったばかりのものを、サマセットから運んできたのですって! 大ぶりで、食べ応えのある、バタークロワッサンですが、サクサクでクラスティー。マーマレード(パディントンだけに!?)もニュートのプロダクト。少し苦みがありオレンジの味がしっかり出ていて、とっても美味しかったです。

ヨーグルトにアップルとクルミのグラノーラを混ぜて。ヨーグルトがまったく甘くなく、濃厚で食べやすい。

ブレックファストをいただきながら、おしゃべりしている間に、約1時間半でキャッスル・キャリー(Castle Cary)駅へ到着。あっという間でした。

駅ではニュート行きの小型バスが待機していました。

バスに揺られること約10分。いよいよニュートに到着!



8月はレモンの月ということで、レモンのビッグ・ディスプレイが!

写真の女性は、今回パディントン駅から私たちのお世話をしてくれたジェシカ。どんな質問にも答えてくれます。


今日も様々なイベントが開催されています。

到着後は、100%アップルジュースでリフレッシュ。炭酸あり/なしから選べます。きれいな黄金色。濃厚ですが、甘すぎない。
アップルジュースをいただいた後は、ガーデン・ツアーへ出発です。
「サマセットのニュート(The Newt in Somerset)へ日帰り旅行② ガーデン・ツアー」に続く
ニュート(The Newt in Somerset)とは?

ニュート(The Newt in Somerset)は、イングランド南西部サマセット州にある世界的に注目されているラグジュアリーホテル・エステートです。2019年に開業したこの施設は、17世紀に建てられたジョージアン様式の邸宅(ハドスペン・ハウス)を中心とした、まさに「村」のような規模を持つ宿泊施設として知られています。
圧倒的なスケールと自然環境

ニュートの最大の特徴は、その800エーカー(約4平方キロメートル)という広大な敷地です。この敷地内には美しい庭園、農場、果樹園、森林地帯が広がり、ゲストは自然豊かな環境の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。
ホテル名の「Newt(ニュート)」は、敷地内に生息する希少種のイモリ約2,000匹に由来しており、現オーナーのホブハウス家が長年にわたってこれらのイモリを保護してきたことに敬意を込めて名付けられました。
世界的な評価

開業からわずか数年で、ニュートは数々の国際的な賞を受賞しています:
– 2023年「世界のベストホテル50」第37位
– 「Carlo Alberto Best Boutique Hotel Award 2023」受賞
– 『Condé Nast Traveler』Gold List選出
– 2025年「Southwest England’s Hotel of the Year」受賞
多彩な施設とアクティビティ
庭園と農場

数世紀にわたって専門家が管理してきた「園芸の聖地」として知られる庭園では、バロック様式からビクトリアン様式まで、イギリスの庭園史を辿ることができます。レストランで使用される野菜や果物、ハーブを育てる菜園も併設されています。
スパとウェルネス

ドライサウナ、スチームサウナ、大理石を贅沢に使ったハマム(トルコ式浴場)、プールなどの充実したスパ施設を完備しています。
レストランとダイニング

敷地内で採れた新鮮な野菜を使った料理を提供するレストランや、薪料理を楽しめる「ファームヤード・キッチン」、英国式アフタヌーンティーを味わえるカフェなど、多様なダイニングオプションがあります。
アクセス方法
| 交通手段 | 最寄り駅・バス停 | 路線名 | 徒歩での所要時間(目安) |
|---|---|---|---|
| 鉄道 | キャッスル・キャリー駅(Castle Cary) | ロンドン・パディントン駅発 グレート・ウェスタン・レイルウェイ |
専用バスで約10分 |
| 車 | ニュートへ直接アクセス | ロンドンから約2時間30分 (途中ストーンヘンジ・バース経由可) |
駐車場から徒歩すぐ |
| 専用バス | キャッスル・キャリー駅 | ニュート専用送迎バス | バス停から徒歩すぐ |
ニュートは単なるホテルを超えた、イギリスの歴史と自然、サステナブルな農業、職人によるものづくりを大切にする総合的なエステート体験を提供する施設として、世界の富裕層や旅行愛好家から高い評価を受けています。
■近藤麻美
99年に渡英。英国のニュース、海外ドラマ、イギリス生活、食、教育、音楽、映画、演劇、歴史、ファッション、アートなど、英国にまつわる文化の多岐に渡る記事を執筆している。
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ご連絡は、mamikondohartley@gmail.comまで。
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Instagram:https://www.instagram.com/mamimoonismine
note:https://note.com/mamikondo_london
Link
https://thenewtinsomerset.com/
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