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英国ワイン「ガズボーン」が大阪・関西万博でスコーンとともに提供中・ラスト11日間
新しいワイン産地として注目される英国を代表するワイナリー「GUSBOURNE(ガズボーン)」の高品質スティルワインが、2025年10月13日(月)の閉幕まで、大阪・関西万博の英国パビリオン2階「Johnnie Walker Bar」で提供されています。スパークリングワインが約8割を占める英国において貴重なスティルワインを、温かなスコーンとともに楽しめる最後の機会です。
英国パビリオンで提供中の3種類のワイン

大阪関西万博の英国パビリオン2階に位置するJohnnie Walker Barでは、ガズボーンが生産する3種類のスティルワインを用意しています。オークのニュアンスが上品な白ワイン「グイネヴィア・シャルドネ」、ベリーのアロマが可憐なロゼワイン「ガズボーン ロゼ」、繊細な赤ワイン「ピノ・ノワール ブートヒル」の3本が、万博会期終了日まで楽しめます。英国最優秀トロフィー受賞歴多数の洗練された味わいと、温かなスコーンのペアリングが体験できる貴重な機会となっています。

ロイヤルファミリーも認めるガズボーンの品質

ガズボーンは2010年のファーストリリース以来、国際コンクールで常に高評価を得続けているワイナリーです。2012年のロンドンオリンピック公式オープニングレセプションでは、バッキンガム宮殿で故エリザベス2世女王陛下やミシェル・オバマ元大統領夫人をはじめとする各国首脳へ提供されました。現在も国賓を迎える宮中晩餐会や王室、世界のトップホテルや星付きレストランで採用されており、英国ワインの最高峰として位置づけられています。

フィフティワン・ディグリーズ・ノース 2016

1086 by ナイティンバー ロゼ 2014
2025年7月から9月には、ブリティッシュエアウェイズのファーストクラスとビジネスクラスでもガズボーンのワインが提供されました。ファーストクラスでは「フィフティワン・ディグリーズ・ノース 2016」(希望小売価格60,500円)、ビジネスクラスでは「ロゼ 2019」(希望小売価格14,300円)が採用され、最高品質の英国ワインを提供する3か年プログラムの一環として注目されています。
ワインツーリズムアワードで世界TOP50入り

2024年12月に発表されたWorld’s Best Vineyards 2024において、ガズボーンは英国のワイナリーとして唯一TOP50にランクインする栄誉を得ました。このアワードはワインの品質に加え、テイスティングやツアー内容、雰囲気、食事、スタッフの対応、景観、コストパフォーマンス、立地などを総合的に評価するランキングです。ロンドンから電車で1時間足らずで訪れることができるケント州アップルドアに位置し、オンラインからツアー予約も可能となっています。
サステナブルな自社畑で栽培される3品種

ガズボーンは2004年に「世界トップクラスのワインに匹敵する英国ワインをつくる」というヴィジョンのもと設立されました。ワイナリーの名は1410年に地所の持ち主であったグースボーン(Goosebourne)家に由来し、ロゴはグース(Goose)をモチーフとしています。創業当初よりサステナブルな栽培方法を一貫して実践し、農家からブドウを買い付けることが多い英国において、数少ない自社畑のブドウのみを使用してワインづくりを行うワイナリーです。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3品種を栽培し、畑の区画ごとに毎年200以上のベースワインをつくり分けています。ヴィンテージを限定してブレンドすることで、その年ならではのワインを生み出しており、海から10kmほど内陸に位置する立地が独自のテロワールを形成しています。
英国ワイン産業の特徴とスティルワインの希少性

英国のワイン生産量は、スパークリングワインが約7割から8割を占め、スティルワインは約2割から3割という特徴的な比率となっています。2017年から2021年の5年間平均では、スティルワインが32%に対してスパークリングワインは68%にのぼります。これはイタリアやフランスのスパークリング1対スティル9、オーストラリアのスパークリング1対スティル24と比べても、世界的に見て非常に高いスパークリングワイン比率です。
英国ワインの輸出は総売上の約8%を占め、主な輸出先はノルウェー、日本、アメリカ、スウェーデン、フィンランドとなっています。注目すべきは、日本が2024年にアメリカを抜いて第2位の輸出市場になったことで、英国ワインへの関心が高まっていることがわかります。大阪・関西万博でガズボーンのスティルワインが提供されることは、この市場動向を反映した試みといえるでしょう。
日本国内の販売店とオンライン購入情報

ガズボーンのワインは日本国内でも購入可能です。実店舗では、東京都港区麻布台のintertWine K×M、南青山のヴァルカナイズ・ロンドン@ザ・プレイハウス、虎ノ門のザ・セラー虎ノ門本店、伊勢丹新宿や新宿髙島屋、玉川髙島屋、横浜髙島屋などの百貨店で取り扱いがあります。また、南麻布のWINE plusやナショナル麻布、横浜のマルシェ・ディ・ジュール、広島のGRANDS VINS 18区幟町店でも購入できます。
オンラインではベリー・ブラザーズ&ラッド日本支店の公式ウェブサイト(https://www.bbr.co.jp/)から購入可能で、輸入元も同社が担当しています。ガズボーンの公式ウェブサイトは日本語対応しており、InstagramやFacebook、YouTubeの公式チャンネルでもワイナリーの最新情報を確認できます。
万博閉幕まで残り1週間のラストチャンス体験

大阪・関西万博は2025年4月13日(日)から10月13日(月)まで184日間開催されており、本日10月2日(木)時点で会期終了まで残り11日間となりました。英国パビリオンでガズボーンのスティルワインとスコーンのペアリングを体験できるのは、閉幕まで約1週間に迫っています。2024年12月にワインツーリズムアワードで世界TOP50入りを果たした注目のワイナリーを、国内で手軽に体験できる貴重な機会です。
英国ワイン産業は近年急速に成長しており、2023年には約2,160万本を生産し、2022年から77%増加という飛躍的な伸びを見せています。冷涼な気候と石灰質土壌がシャンパーニュ地方と類似しているため、高品質なスパークリングワインの生産に適していますが、スティルワインの希少性も魅力のひとつです。万博会場で英国文化の一端を体験し、帰国後もガズボーンのワインを楽しむことができる仕組みが整っています。
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